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ハザードマップで物件探し

初めての一人暮らしの物件を探していた10年ほど前。自治体のウェブサイトにスマホで見やすいスマホ用サイトが無かった頃。ふと思った。(大阪市の)淀川の割と近くで家を探しているけれど、洪水のリスクはあるのだろうかと。そういうマップを自治体が出していること、紙媒体では公民館等で入手できることは知っていたけれど、まだ住民ではないから公民館の場所は知らないし‥。ガラケーから変えたばかりのスマホで、大阪市のハザードマップを見てみたところ、スマホからだと拡大しにくかったりしたものの、得たかった情報を入手することができた。淀川が氾濫するほどの大雨は起こりにくいけれど、あのエリアは大丈夫。6階なのだからなおさら。そうして家を決めた。

それ以来、3回治安や日当たりに加えて、ハザードマップを意識しながら家探しをするようになった。けれど、私のようにマップを見て家探しをする人は少ないのではないか。ハザードマップを高校の授業で扱おうと思ったとき、生徒たちに知って欲しかったのは、その視点だった。調べてみると、不動産屋さん各社のウェブサイトの中で、浸水のハザードマップと重ねて物件情報を見ることができるサイトが1社だけあった。

選べるなら、災害リスクの少ないところに住んだ方が安心である。

先祖からの持ち家の場合はどうしたらよいのか。避難に必要な情報を知る。
という流れで授業にしてみた。

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