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【グルパマ学園図鑑 特別編】親分Marc Madiot

Marc Madiot フランス人 64歳 校長

言わずと知れたグルパマさんのGeneral manager。グルパマ学園の校長。

1998年のチーム創設からGMですが、1994年までは選手として活躍。パリルーベは2回優勝、ツールでもステージ優勝。
おや、私がツールを初めて観た1989年には、校長走ってたんですね!まあ、当時は日本での放送はNHKのダイジェストしかなかったので、画面にも映らなかった可能性大ですが😅
(でも新聞でもツールの結果が記事になってた時代)

現役時代もフランス人ライダーとして人気があったようですが、現在、GMとしてもかなり有名人で、今年だけでも黄色いチームやピンクのチームのGMとのあれこれ話題になってますよね。
特に、ハチの巣チームさんに、ビールをちょっとあげてってヤツは、その後もあちこちでアレンジして使われてたほどです😁

よそのチームジャージ着てるし🤣

今年はピノたん引退の関係で、デマールさんをツールメンバーから外すという決断(結果デマールさんの移籍が早まった?)から、ツールのピノカーブでの涙を堪える姿、ロンバルディアではピノたん信者たちをチームバスまで招待してピノたんのお別れを盛り上げるなど、誰よりも熱い姿を見せた校長でした。

さらに新人グルパマちゃんたちを大量にコンチから昇格させて、いきなりブエルタにメイン選手として投入という荒業も。さらにはジュニアプログラムも始めて、青田買いどころか、種まきしています😆

確かに、ピノたんやデマールさん、マチューさんらベテラン勢が一気にいなくなり、チームとして岐路にたっているのは違いありませんが、同時に、フランスのロードレースという文化継承を考えている校長。

たとえ負けても美学を貫く姿に価値を見出す校長のやり方は、どんな手段を使っても勝つべきという競技の世界では主流ではないのかもしれません。

でも、速さを求めて効率的になった結果、個性を失ってつまらなくなったのが今のロードレースじゃないですか。人間らしく個性的な走りに溢れているレースのほうが、豊かで魅力的だと思うんですけどね。

グルパマ学園を作り上げているのが校長の美学なのは間違いありません。

👇30年前の校長🤩


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