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【グルパマ学園図鑑25】悩めるキウィライダー Reuben Thompson
Reuben Thompson ニュージーランド人 23歳 ルベン
スイスもスロベニアもレースやってるんですけど、ドーフィネのロマンくんの熱い走りの後だと、いまいち盛り上がりに欠けるので、久々グルパマ学園図鑑です😁
去年中等部から昇格したグルパマちゃんたちの活躍が目覚ましくて、次々記事に書いていたんですが、まだだったのがルベン。
なぜならネタが少ない!
スプリンターのポールやローレンス、クライマーのレニーくん、総合系のロマンくんらエース候補はわかりやすいとしても、悪路スキーのルイスや、ヨメなんてアシストなのに時にはエース以上に存在感放って話題てんこもりなのに。
ルベンは円蔵と争う特徴のなさ。そして二人ともビジュアルも普通。👈失礼な
去年のブエルタでグランツールデビューをしなかったのもこの2人(ポールとローレンスもだけど、ブエルタはスプリンター向きではないですからね)。
しかし円蔵はジロでグランツールデビューし、さらに逃げ切り4位という、初のグランツールにして快挙といえる走りをしました。その後のスロベニアでも、積極的にポールの前を引いたり、ポールがリタイアした後は逃げにも挑戦するなど、一気に覚醒した感があります。
一方、ルベンもイツーリアで100キロ以上の大逃げをしてはいるんです。
ただこのステージ、残り30キロでヨナスたちが大量落車してレースはストップ、逃げグループでステージ優勝だけは決めるけど、リザルトに反映なしという魔のステージだったのでした…
逃げグループにいたルベンにはチャンスではあったものの、ブエルタステージ優勝経験もあるメンキスにはかなわず😣
それでも意地で2位には入りましたが、自信を持ってステージ2位とは言えないですよね…事故がなければ敢闘賞狙いもあったかもしれませんけど。
本人も、これまで思ったように成績を残せないことに落ち込んでいるようです。
というのも、ルベンも中等部ではかなりな好成績残しているんですよね。そうでなければ昇格するわけないですが、一桁ゴールも当たり前、レニーくんやロマンくんより上位のこともしばしばあったくらい。
なのにワールドに昇格したとたん、次々と同期が活躍し始めて、2年目の今年は年下の同郷ローレンスがトップスプリンターと肩を並べる成長っぷりで、地味仲間の円蔵までもがグランツールで大活躍をして、焦るのも無理はないか😔
最近のレースでは、TTで異常に遅いタイムだったり、後から昇格したメガネくんや助っ人中等部らがアシストしているのにルベンはどこいった?状態だったりで、やる気あるのかなぁと思ってました。
でもスイスでのこの写真みて、ちょっと見直しました👇
▪ "Rouleau compresseur jusqu’au pied de l’ascension finale" sur la 5e étape en Suisse
— Équipe Cycliste Groupama-FDJ (@GroupamaFDJ) June 13, 2024
▪ Lenny Martinez : "Les jambes ne tournent pas comme je l’espérais, mais on s’accroche"
▪ Vendredi, une étape raccourcie mais qui conserve son ascension décisive
🔗 https://t.co/YlBoJur3DE pic.twitter.com/3rRAFOPnuv
不本意な走りのレニーくんを、受け止めるルベン。
レニーくんは今どきの子っぽく、ゴデュたんからの熱いハグとか、避け気味なんですよね😅ノリはいいけど、ウェットな関係からは距離を置くというか。
そんなレニーくんがルベンにもたれかかっているって、ルベンはちゃんとチーム内で信頼関係築いているんだなって思いました。
あとは、腹をくくってヨメのようにアシスト道を極めるか、修行僧ロマンくんのように鼻血出るまで鍛え続けるか、はたまたルイスの悪路スキーや円蔵の逃げのように一芸を見つけるかして、自信を持って自分の走りができるようになってほしいものです。
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