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【Peloton図鑑 番外編】ロード選手?You tuber?Bas Tietema

Bas Tietema(TDT-Unibet Cycling Team) オランダ人 28歳 バス

どのカテゴリーにも入れられないバス。
Youtuber?ロード選手?サイクリングチームのスタッフ?
しかも選手としては引退しているし!ということで番外編。

このバスが作ったロードレースチームが、このたびプロチームとしてUCIに認定されました😆🎉

ロードレースの長い歴史の中でも初めての、Youtuberが創設したプロチーム。なにしろグランツールに参加できるワールド18チームのすぐ下のランクですから、冗談抜きで、ツールドフランスに参加できる可能性が出てきたということ!

いやー、去年You Tubeでバスたちが、ツール選手にウィリーチャレンジ挑んだり、ピザ配達したり(おととしはツール出禁くらった)してるの見ていた時には、本当にこんなことやらかすとは思いもよりませんでした。

Youtuberといっても、バス自身がケガや持病で中断するまでは将来を期待される有望なロード選手で、かつて、ステファンくんやルガックさんも出場したパリルーベU23で3位に入るくらいだったので、素人ファンとは違う選手目線の、でもアホらしいネタを次々繰り出すのがおもしろかったんですよね。

でもYoutube配信するうちに、やっぱり選手としてもう一度チャレンジしたいとBingolでプロ復帰して、そのあと自分のチームを作って、一年後にはプロチームに昇格して。。。バス自身も今年は選手として参加もしたけれど、選手は引退、チーム運営のほうに力を入れるということで、ますますガチでツール狙いにいきますな😎

小ネタ動画が減るのはちょっと寂しいけれど、いや、動画配信のネタより、この流れがおもしろいです🤣

アホとか言っちゃいましたが、実のところ、バス(とその仲間たち)はめっちゃ真剣です。今やっているチーム運営もそうですが、その前にやっていた動画も真剣に本気で冗談をやっているのです。だから面白いし、そこにドラマが生まれます。

選手復帰して、パリルーベ(エリート)をタイムオーバーしながらも完走して伝統のシャワーを浴びるなんて、それだけでひとつのドラマじゃないですか!テレビではポディウムしか映らないけれど、You Tubeのおかげで背後で繰り広げられているドラマを共有してもらえる時代なんですね。

Tour de Tietemaの動画の中で好きなのは、コロナ禍で観客立ち入り禁止になった山岳コースの沿道で、メディアとして入ったバスたちが、録音したファンたちの声を流して選手たちを応援したというもの。選手とファンの両方を知るバスならではだな、と思いました。

まぁ、あとはおじちゃんの扮装して(本人からジャージも拝借)うろうろしてファンやメディアをだますとか、ログリッチの歌作ったりとか。。。
いかん、ネタが多すぎ😂

似て。。。ない😅けど、本物のゼッケン付きジャージ着てたら騙されるかも。

もはや恒例のシャンゼリゼのピザデリバリー🍕とウィリーチャレンジ🚲

バスがチーム運営にもっとかかわるのなら、プロチームとなる来年は、また新しいネタが期待できますし、レースではTDT Unibetチームの選手たちが逃げ芸を見せてくれるし(チーム加入時にのりのりで某チームのパロディ動画に出演してくれるし🤪)、下手するとすぐ閉塞感が生まれるロードレース界で、いろんな角度から、自転車おもしろいな!って思わせてくれることでしょう。

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