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7月おしまい

前から(美味し爽…)と思っていたアイスを、バイト終わりに買ってきた。

書き終わったら食べられ爽

コンビニを出てバス停の前を通ったらコロッケらしきものを立ったまま食べている外国人と目が合って、ニコッとされた。ヨーロッパでは目が合うと微笑むのが常らしいことをこの前知ったのでニコ返しをした。そうしたらニコ顔のまま「どうも」と言われたので「どうも」と返した。なんか嬉しかった。

偽りでも笑顔を作っていると、脳が勘違いして楽しい気持ちになることは接客を始めて気がついた。最悪の気持ちでバイトに行っても、無理やり愛想を振りまいて「恐れ入りま〜す♡」などと言っているうちに鬱屈とした気持ちなどは忘れてしまう。

今日はバイト前に岩野泡鳴の「耽溺」を読んでいたんだけど、本当にもう鬱屈としか言いようのない気分になった。何ですかあれは。気に入った芸者を自分のものにしたいらしい主人公が「これは何も焼き餅から言うんじゃアない、お前のためを思って言うんだ」などと言っていて、あんたほんとに恋愛やめたら?と思った。焼き餅なんて焼いてなんぼでしょう、ウダウダやってないで真正面から言ってやれって話なのだ。

こんな体が重くなるような小説に出会えたのも青空文庫のおかげである。最近、文学部に所属してるのに全く本を知らないことに焦っている。毎朝の習慣ってやつが欲しいので早起きして青空文庫で読書することにしようかなと思っている。夏の間だけでも。声に出して読みたいときはスペースを開くのでそのときはお付き合いください。一緒にツッコんだり茶化したり良い表現に唸ったりしようね。

本も読みたいし映画も観たい。このまえ帰りがけに映画館に寄って「君たちはどう生きるか」を観てきた。

君たちはどう生きるか


分からなすぎて面白くなかった、という感想を聞いていたのでかなり覚悟して行ったのだけど、全然そんな構える必要なかったので拍子抜けした。たしかに「なんでこの表現なんだろう?」と思うところはあったけれど、伝えたいメッセージのようなものもなんとなく受け取れたし、筋も通っていたと思う。考察しがいのある映画だなという感じだったかな。

映画の前にお弁当も食べた。

木陰弁当

都会の貴重な緑、貴重な日陰の中である。
久しぶりに「思いつき一人行動」をしたので楽しかった。

さぁ、アイスが冷凍庫の中で私のことを待ってい爽なのでここら辺で終わりにする。最後まで読んでくれてありがとう。

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