#鴨川で踊るか Vol.5 終了しました

どうも。俺だけ入れていますか?浮遊です。

鴨川で踊るか Vol.5と家で踊るか Vol.2、ありがとうございました。雨天のせいでちょっとドタバタしてDiscordの存在を忘れていたりで家の方が疎かになってしまいましたが、途中から配信はちゃんとできていたみたいなのでよかったです。

(私の最後の方から入っています、なぜかEQをいじらなくても綺麗につながるファンタスティポ→SAKURAのジャニーズ繋ぎ)

前日にいろんな人に鴨川でやるか聞かれて「まあ無理じゃないかな」と答えていたのですが、あとあと結局やることになってしまったのはよくなかったなって思います。雨が降る予報が出たのなんて初めてで普通に諦めていたので仕方なかった……。とはいえ、やはり決まってないことははっきり言っちゃだめですね。

今回やってよかったこととして2点。1つは雨の日のテストケースができたこと。もう一つは遠隔で人にDJしてもらえるという可能性を確認できたことです。

上にもある通り今までは雨天中止と書きながらも、雨が降ることはなかったので特に対処を決めておらず、橋の下ならできるんじゃないかと今回やってみました。人の数が増えすぎると通行の面などでいろいろとまずそうですが、ある程度なら大丈夫だと思います。橋の下の方が音の響き方はよく、悪いことばかりでもないなと思いました。撤収はめっちゃ大変だったけど。

あと前回から試している配信ですが、大きい橋の下でやっていたので、電波の入りが非常に悪く配信のための電波が掴めないということがわかり、私がDJをしている間かんちゅさんが横で対処していました。解決法についての詳細はおそらくかんちゅさんが書いてくれるので割愛しますが、ざっくり言えば橋の影響を受けない場所に傘とスマホを置き、テザリングでWi-Fiを飛ばしていました。だいぶ力技だな〜。

2点目。今回東京からおわたにさんが配信飛び入りで参加してくださりました。私はおわたにさんとの面識はまだないのですが、遠からず近からずなものを感じる方という印象がありますね。あと最近Twitterを見ているのでそれで知ったのですが、サウンドハウスに記事を寄稿しているのは興味深いです。

確かに去年「どうやってたんですか?」と聞かれました。なぜ私に……と思いましたが、その辺は一応理解していたので教えられました。手軽な野外レイヴの方法も別に書きたくないわけではなく、単に私がそこまで理解しておらず、かんちゅさんが「まとめる」と言って何回か頓挫しているだけなので、そのうちまとまるんじゃないですかね。

ただTwitchのレイド機能等を知らない状態でやっていたのもあってストリームキーの共有という力技で、誰でも気付くことなのでここまで言ってもらえることではなかったような……みたいな感じで、これを見たときはかなり恐縮でした。URLが変わらない利点はあるのでレイドと違っていつ来ても見られるしそこは良かったのかな。

それはさておき、どういう構造になっていたかという話ですね。実はかんちゅさん所有のM1 Macを使っておわたにさんの配信DJを鴨川で流し、もう一回配信に載せて鴨川でしゃべっている声とミックスするという方法をとっていました。鴨川から配信している用とTwitchの音を拾う用のSIMが違うという話があった気がするので、これもちゃんと説明してほしい。

(本質を突いた見事なツイートです)

おわたにさんのDJはクルーが鴨川であまりやらないような気がするラインでありながらも、とても鴨川に合うDJで塩梅が良かったし、我々がどういう空気感でやってるかよくわかっておられるなと感嘆しました。腕のいい音楽フリークは文脈の掴み方が上手いんですよね。あとマイクから出てくるMCの音がめっちゃ綺麗で思わず笑ってしまいました。

その後にれんかちゃんが電池切れまで飛び入りDJをやってくれたのもすごく嬉しかったことでした。

今回見据えていた現地も遠隔も飛び入れるという部分を実現してくれた欠かせないパーツだったし、DJの内容も「れんかちゃん、今までどういう音楽の聞き方してきたんだ……」みたいな選曲が垣間見えたのがとても良かったです。れんかちゃんとはなぜか結構会うのでいろんな話をしたり、鴨川でも一度やってもらっているのに、いまだに知らない引き出しがあって面白いな〜と思います。そういうのめっちゃ好きです。

とまあ、何事もやってみないとわからないという実験的設計で始めることが多い我々ですので、やらないよりやる方が得られる知見も増えるといったことを再確認した回でした。これで以降雨天中止でなくなるのかはまだわからないですが(というのも土砂降りだと撤収が引くくらい大変なので)可能性が得られたことは役に立つかなと。

DDJ-400が入った以外で前回と変わったことは火が使えるようになったことですね。車で機材を運ぶようになってから、かんちゅさんはイベント中にお酒を飲めなくなったのでお茶をしばくという方向性になりました。泥酔ステータスのかんちゅはいつも以上に面白いので個人的には解決したいけど、私は免許持ってないし難しい……。

てっきり鴨川の河川敷って火自体が使えないものだとばかり思っていたのですが、正確にはバーベキュー等の食品を焼く行為であるという記載があり、お湯を沸かす程度の火であれば使えるという解釈が十分妥当な条例だったんですよね。もちろん節度を守って、ですが。てっきり花火だけが例外で許可されているものだとばかり……。制定の歴史としても、バーベキューの煙の匂いが洗濯物について困るという話から禁止になっているので、問題ないと思われます。

まあ万が一怒られた場合も条例を見せて「条文をそういう風に解釈をしただけなので。ダメだったんですね」と伝えて我々が止めればいいだけです。もちろんボヤ騒ぎにならないように芝生は避ける、消火方法を用意しておく等の準備はします。京都の空の下で飲むあったかい烏龍茶、天才の味がしますのでぜひいらした際は振る舞われてください。

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(前日のロケハン後、デルタで茶をしばきながら「俺だけ入れる隠しダンジョン」最終話を見ている様子)

次回はどんな感じになるかな〜。現状次回のことは何も決まってません、楽しみです!

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あとは個人的なプレイの話をしますね。再現を録ったんですが、再現の方では最後尺調整でかけたアニソン数曲を削ってあります。本当は「beautiful tomorrow」の落ちサビの土屋李央さん as 遠見鳴を桜が咲く中で聴きたかったのでラストにしたかった。遠見鳴……。

鴨川は空間的にもラフな感じなので全体的にミックスはかなりラフです。ヘッドホンで集中して聞く感じではないので雑に流すといい感じです。

画像2

こんな感じでやっていました。序盤はARIAでしっとり始めて、得意だと思ってるJazz文脈のブレイクビーツから徐々にBPMを上げポップスに展開、ダンスミュージックをかけてアニソンに帰ってくるというプレイをほとんど決め打ちでやっていました。終わる時間が読めなくてダンスミュージックのところは迷いが見えますが……。1番手はこの組み方ができるので選曲めっちゃ楽。

ブートリミックスメインでやるアニソンDJのようなところから始めて4年。今までもMix録ったりしていたときはそういう感じでやってたんですけど、なんかもうアニソンリミックスで踊れる感じは私はいいかなってちょっと思っていまして……。もちろんそれを掲げてやっているパーティーだってありますし、そういうところに私も遊びに行ったりしますけど、自分がやる上でそこを狙わなくても別にいいかなって。

最初からわかっていたことなんですが、そもそも他のジャンルと違って曲の絶対数が少ないので同じ曲が同じ流れでどうしてもかかってしまって、どんどん目新しさがなくなってしまう。特に「ダンス」という掲げ方をしてしまうと選択肢がより狭まってくるので、避けられなくなってくるんですよね。

上手な人は全然それでも個性が出せるんだろうけど私にはできないし、そういう風に個性を沈めてしまうくらいならやりたくない。下手でも愛があればいいと思うけど、別にそういった曲にそこまで愛着があるわけでもない。好きだけど。ならやらなくていいかなって。元々影響を受けたのがアニソンではなくてポップスアプローチのMOGRAだったので、戻るところに戻ったなという感じもします。

今回は現在私が好きなところと自分の立っている文化圏のいい折り合いの付け方ができたんじゃないかって思います。まあ鴨川の空気感も出てるしプロモミックスになりうると思ったから再現を録っておいたんですけど。こういうブチ上げまでは行かないけどエモチルじゃないものもどこかのイベントでガッツリ準備してDJやりたいな〜。主催している余裕はないのでオファーお待ちしております。よろしくお願いします。


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