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2022年7月〜9月の好き

ちょっと諸々の進捗がヤバいです。いつも早い目の段階で10曲くらいは選んで書いているんですが、書き始めた9月30日現在絞ることすらできてません。研究の進捗もあるので本当にやばい。15曲に絞って雑な感想だけ載せて今回は終わりになりそう。

高柳紫苑 (松田彩希), 柊のどか (吉岡茉祐), 桜内由紀 (安齋由香里), 瀬戸華織 (長谷川里桃), 美田園梅 (長谷川玲奈), 木之本葵 (深川芹亜), 桃田芽依 (堀越せな), 楠梨花子 (三田麻央) - merak

アーティスト名長い。CUE!にも出演している舞台役者/声優の松田彩希さんのプロジェクト「イロアワセ」の朗読劇から、yuigotさん制作のキャラソン。どうやら会場で安齋さんソロのバージョンが入ったCDが売られていたみたいなんですが、事後通販では開始時点ですでにSOLDで悲しみを背負いました。そんなの舞台を見に行けってことなんだろうけど……。データでもいいから売ってほしいな。

こういう明確にドロップのあるキャラソンやアニソンも増えてきましたが、遠慮ない感じで作られているトラックと声優さんの歌唱って歪さがあって良いですよね。後々出てくる「SMILE SPLASH!!」なんかもそうですが、アニソンブートレグに出会ったときの気持ちを思い出せて嬉しい。

Hack'nBerry, パソコン音楽クラブ - あいむいんらぶ

2022年夏アニメ「ユーレイデコ」ED。いたるところでパソコン音楽クラブのワークスが増えてきましたが、これは彼らの提供作品の中でも1、2を争うくらい好きかもしれません。元々パ音はマルチネ周辺から出てきた割にはめちゃくちゃ好きなんですけど、その中でも特にこの曲は好きかなと。同時期にやってた「ちみも」のEDの編曲もパ音だったんですが、Q-MHzの曲の圧が強すぎてすごい違和感がありましたね……。それはもうQ-MHz内でどうにかしてくれみたいな自己主張度……。

書いてる時点ではユーレイデコを1話しか見られていないのですが、確実に好きなのが1話でわかったので寝かせています。ポップな見た目をしていながら、ゆっくり見ないといろんなものを取りこぼして理解が追いつかなくなるタイプのアニメだと思うので見るのが楽しみ……。

Tomggg, Vira Talisa - Turn The Lights On

harmoeの音楽の多くを担当するなど、見かけることもめちゃくちゃ増えたぐぐぐさんですが、自分の名義で出してる曲もずっといいんですよね。これなんかも音の足し引きが上手くてうなってしまいました。

いわゆる「Kawaii」にカテゴライズされる曲ってあまり聴いてないというか、知った頃に某トラックメイカーの曲を聴き倒して結局秒で飽きたという何とも言えない流れを踏んでるのですが、ぐぐぐさんの曲だけはずっと好きなんですよね。何かが違うんだと思うんですが、ルーツかな。

夏川椎菜 - ササクレ

一番ドンピシャなバラードがきたなと喜んでしまいました。夏川さんのこの前のアルバムは「田淵かボカロの2択すぎる」みたいな気持ちだったので、この曲を聞いたときに「えっ、これ誰の曲?夏川さん、ほんまに?」と思ったんですが、それこそ「パレイド」とかをもっと内省的にするとこういう感じになると思うし嬉しかったです。

Echo Map, Azaleh - Feather

Future GarageとかPost Dubstepの曲にしては複雑なピアノのリフ。4つ打ち⇨ハーフのグルーヴ感もツボだし、めちゃデカサブベースとかは変わらずで、こういうのが好きだなと。たぶんハーフのバカでかいベースのところはAzalehのドロップなんでしょうね。好きだな〜。

安野希世乃 - Bad Temptation

初のフルアルバム「A PIECE OF CAKE」より、堂島孝平氏の曲。堂島孝平らしさ満載の渋いギターロックといった感じで一聴してかっこいいとなりました。KinKi Kidsの楽曲で刻まれた堂島氏の曲に対する感度よ……。

このアルバム自体が「なんかいい感じの雰囲気の曲を歌ってる」くらいだった安野さんの音楽のブレイクスルーになっていてめっちゃいいアルバムが完成したんだなって感じられました。別に曲自体はぼんやり好きだったんですが、かなり輪郭を持って安野さんの音楽になったなと思えて満足感がありましたね。誰とは言わないけどユニットも組んだし、同じレーベルなんだから見習ってほしい。

さユり - DAWN DANCE

自らのキャッチコピーを掲げたセルフタイトルに近いアルバム「酸欠少女」より。この曲もですが、全体的にどうしようもなくこの人の音楽が好きだなと痛感させられる作品でした。リコリコが流行った結果、単純に曲として好きだった「花の塔」が完全にミーム化してしまってとっても切なかったですが……。好きだからとDJでかけても「千束〜」とか言われちゃうんだろうな。

さユりさんは昔MINAMI WHEELでVJ付きで出演していたのを見に行ったんですが、そのときのアクトもめちゃくちゃ良くてまたライブ見たいなとちょっと思っています。

スマイリー (釘宮理恵), DE DE MOUSE - SMILE SPLASH!!

今期1番の問題作。こちらも「あいむいんらぶ」と同じくユーレイデコの楽曲ですが、いくらなんでも好き放題やりすぎていてTLでアニメより話題になってたという……アニメの感想はほとんど見なかったのにこの曲に対する反応はめっちゃ見ましたね。私もこの曲を聞いて「これだよこれ」と思いました。

完全に全てを思い出した人のメモでした

miida - melt night

沙田瑞紀のソロプロジェクトmiidaの初のフルアルバムより。ねごとの頃からこの人の曲が好きで、ねごと初期からシューゲイザーとかポストロックの影響を受けているのは感じられるんですが、特に後期になるにつれてエレクトロニカとかそっち寄りになっていって、よりディープな音像になっていったのが本当にツボでした。それはmiidaになっても変わらずで、より実験的になっている気もします。

そういうエクスペリメンタルな雰囲気を醸す歌物のロックを蒼山幸子があの歌詞で歌ってくれてたのがすごく好きだったんですが……。二人のソロを聴いていると行く方向が違ったのはわかるんですけど、ねごとは戻ってきてくれませんか……。

SuiseiNoboAz - GHOST IN THE MACHINEDRUM

ボアズ最新作より、アルバムタイトルにもなっているリードトラック。半分語りみたいなポエトリーっぽいボアズの曲がめちゃ好きなので、一聴してLoveとなってしまいました。15曲に絞るときにどれにしようかなってなるべく回数聴き込むんですが、やっぱこれいいなと何度もなるのはこの手の曲なので好みの偏りがすごいなと毎度思います。

paranoid void - Nowhere

paranoid voidのアルバム「travels in my universe」より。このアルバムは本当に怪作でしたね。ポストロック/マスロック的アプローチのエクスペリメンタルというか。このアルバムを聞いてて、普通にしてたらリーチしないだろうけど確実に好きだろうなという人の顔が何人か浮かんだので、私と趣味が遠くないなと思う人には聴いてほしい。

このシーズンの楽曲リストには入ってないんですが、マスドレの新譜も同じようになるほどな〜となりました。そっちはエクスペリメンタルというよりもオルタナとかでしたが、あれはあれでめちゃ好き。

ましのみ, Wez Atlas, 80KIDZ - STAR STATUS

ましのみ歌唱の謎2step/Garage。シンプルに80KIDZのトラックがめちゃくちゃ良いです。流行りそう(雑感)。

Daphni - Mania

Caribouの別名義Daphniの曲。これジャンル何になるんですかね、ディープハウス?にしてはベースがうるさいか……。とにかく良いです、あんまり言うことない。

袁娅维, 晚安兔, 陈瑜 - 日落海灣

袁娅维TIA RAYの新曲。いつもの中華のChillなバラードなんですがドロップ(サビ?)が壊れててめちゃくちゃいい。何でそこでスラップ入ってくるのみたいなのとか、ベースのワブル感とかうるさすぎていいですね。

鎌野愛, Wataru Sato - 霧と砂

鎌野さん、新曲をリリースしてくれてありがとう!ℒℴ𝓋ℯ…です!以上!


ここまで15曲でした。これ以外でよく聞いた音楽は、主に9月ですがハロプロですね。完全にCUERaiderのハロプロ回にあてられました。音楽面はなんだかんだラジオの他に実家というか母親の影響を受けて育ってきたので、母が嫌いだったハロプロもAKBグループもほぼ通ってきてないんですよ。あと母親はCoccoも嫌いで私も聴いてきてない。ただ、薄々気付き始めたのがハロプロ楽曲のクオリティの高さで、CUERaiderでそれを完全に引っ張り出されたという感じでした。曲だけで引き返すようにしてるので、ユニットとか人はまだ誰が好きとかよくわかってないですが、アンジュルムは好きな曲が多いかもしれない。Juice=Juiceも多い。

(本当にかっこよすぎてひっくり返っちゃった。幸村さんが段原さん好きらしい話を涼子の実家でしてましたね。「21歳なんだよね〜(黒木さん情報)」と思って生年月日見たら2001年生まれで、確かにそうなんだけど、そうなんだけど!みたいな気持ちになりました。21世紀生まれが普通に21歳なのヤバ……。)

(声ネタがマジモンのスカで笑っちゃいました。こういうのもそうだけど、ハロプロの音楽って随所に大阪性がはらんでる部分あるように感じられます。実際のところどうなんでしょうか。やっぱりそこはつんく♂氏のルーツが反映されてるのかな)

(かっこよすぎてひっくり返っちゃった2)

あとは8月中旬からだけど、日本のロック回帰が起きていました。きっかけはいくつかあるんですが、たぶん最初はpatchworkのクツザワさん & ウタトリさんのB2Bのリスト見てだと思います。ACIDMANの「ある証明」がノクチルの曲だと言い張ってて(どうやらフルがけしてたらしい)それはそうとなり……。私はACIDMAN自体をあんまり聞いてきてないので(良くも悪くも曲の規模感が全部デカすぎるので疲れる)アルバムをガサっと借りて聞いたり。あとはSADAまさsheさんがビジホナイトで「yang2」をめっちゃいい感じにかけてて「こんなにいい曲だった?」とavengers in sci-fiを聞き直したり。

(いまだに10年以上前のアルバムを擦ってるのもどうなんだという感じですが、やっぱり「ファンクラブ」が好きなんですよ)

最後に選択から漏れた分のリストだけ貼っておしまい。多かったな今回も……。

蓮沼執太フィルとかadieuはまあ好きだなって感じなのわかってるのでそうって感じだったけど、PEARL CENTERの曲とかめっちゃ良くてびっくりしましたね。

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