④ ヤンデレ

シャニマスを始めるときも「どの子がヤンデレなの?」と有識者に聞いてから始めた。凛世と霧子と返ってきてその2人の担当からスタートしたけど、実際は凛世は純で一途なだけ(好き)、霧子は世界観が強烈なだけ(好き)で、個人的には甘奈が一番ヤンデレの素質があるなと思う(好き)。

現実には存在しえない概念だと考えているので、完全に創作の中のものとして捉えている。いや、いるんだろうけど創作だからいいものだと思う。実際は女性と付き合ったことがないのでわからないけど、まあいい話は聞かない。

始まりは確実に小学生の頃に読んだ未来日記。我妻由乃という強烈なキャラクターにドキドキしたんだけど、今思うとそれって吊り橋効果的な何かなんじゃないかとか今思った。まあいいけど。

よく一緒くたにされがちな概念としてメンヘラがあって、別に嫌いじゃないけどメンヘラはめんどくさいなって思う。自分のことみたいに思えるからかもしれない。メンヘラは自分含め結構な数が現実にもいるし。

2つの違いについてはメンヘラは矢印がすべて自分に向かっていて、ヤンデレは愛情の矢印が別のどこかに一点集中という点かなと思う。ヤンデレの愛情はとにかく重く、対象になっている人間が背負い切れないほどというのがオーソドックスだと思う。

一生添い遂げたいという気持ちが強ければ強いほど常軌を逸するというのは現実でも同じで、ストーカーやまれにある猟奇殺人の類もそういうことなのかなって思う。だからいないわけじゃないっていう。

2つ好きな理由があって、1つは愛情の向く先が絶対に物語中でブレないということ。人の気持ちは移ろうものだとわかってはいるものの、やっぱり自分のことをずっと見ていてほしいという気持ちがあるので、そういう真っ直ぐなキャラを見ていると安心する。

もう1つは意外と理論的に系統立っていること。きっかけはほんの些細なことだったりちょっとしたすれ違いだったりするんだけど、それが「正しい」という前提を置いたときにヤンデレの挙動は意外と納得のいくものだったりする。もちろんその大前提が歪んでいるので落ち着けば歪んで見えるんだけど。

きっかけは些細なところなのに感情はどんどん増幅していく、というのはとても気持ちがわかる。そういうところもあるのかな。

今になってもこの感じなので我妻由乃は許せない。責任をちゃんととってほしい。好きすぎる。

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