#鴨川で踊るか のプレイリストができました

はじめに

タイトルに関して概要と経緯の説明をしようと思います。かんちゅさんがQiitaに技術的な部分を書いてくれたので、私のはざっくり読みたい人向けのコラムみたいなものです。

(エラーがなければ適当な時間に更新されます。更新に関してはQiitaの方を見ていただけるとわかりますが、Google Apps Scriptの仕様に依存しています。)

Blend機能について

まず大前提に……Spotifyに先日実装されたBlendという機能をご存知でしょうか。

2人の音楽の趣味の合致度を可視化し、かけ合わせたプレイリストを自動生成してくれるというサービスで、実はそのプレイリストは毎日更新されます。下の画像のようにその曲がどっちから出てきているかはアイコンによって判別できます。

画像1

Spotifyのアプリを起動した際にBlend機能の説明をされたのが9月の中頃で、面白そうだなと感じたのでかんちゅさんを誘ってやってみたというのが始まりです。そのタイミングではそこまで深く考えていなくて、身近のSpotifyヘビーユーザーで乗ってくれそうなのがかんちゅさんだな〜と思ったくらいでした。

公開と実装までの経緯

中身を見ていただければわかりますが、それなりにふたりの好みの共通点と相違点があぶり出されています。結果を見てもしかして「#鴨川で踊るか」の自己紹介プレイリストとしてこのBlendプレイリストは機能するのではとなり、適切なタイミングで公開しようという話にぼんやりなっていたと思います。

というのも、鮮やかなダンスに出演するにあたって自己紹介をしておく必要があるかなと思っていたんです。いらっしゃるお客さんが若そうというか、それこそこの情勢下であまり現場では遊んだことがないけど、クラブカルチャーを配信で楽しんできた層だったりするのかなって。そんな方たちが我々のことを知っているはずがないので、いつもだと考えられないほど丁寧にプロフィールを書きました。

ただ私は割と音楽的趣味の部分で節操がないし、かんちゅさんはかんちゅさんで不思議なところがあるので、どういう音楽性なのかプロフィールに落とし込めなかったんですね。このプロフィールを見てハードサウンド系レイヴ集団だと思われてしまう可能性は十分にあるし(発足の経緯含め1つも嘘を書いてないんですけど)、その誤解は解いておきたい。そこを解決してくれそうなものが勝手に出来上がるんだったらいいことじゃないですか。

で、満を持して公開したらガルフレさんがアクセス不可だと教えてくれました。仕事が早くて助かりました……。Spotify APIからプレイリスト公開ステータスを変更するとかいろいろ試してみたんですけど結局公開できずだったので、一度下げて別の形で後日公開という形を取りました。

技術的な話の概要

詳細に関してはこちらのQiitaの記事を参照してください。

形式は一定時間おきにBlendプレイリストの楽曲を取得して公開用プレイリストに追加、その後前回更新分の楽曲を削除の過程をGASでやっています。これだけ工程を書けば慣れた人は同じモノを実装できると思います。かんちゅさんは職業柄慣れてるし、私もSpotify APIを触ったことはあるので、ハマりそうな部分だけその日のうちに確認しました。実装は忙しい中でかんちゅさんがやってくれたんですけど、1週間くらいでできていて流石にめちゃくちゃ早かったですね。

(GitHubに公開されています。トークン等を突っ込めば同じことができるし応用も効きます。typescriptで書かれたものをトランスパイルする形で作られています。)

上にあるBlendの元のプレイリストのスクショ画像を見てわかる通り、消えている情報として人物情報があります。ここではなくてもいい情報として捨てています。わかる人は見たらわかるし、わからない人に「#鴨川で踊るか」という集団を知ってもらうためのプレイリストなので問題ありません。

後、細かい話ですが元のBlendプレイリストの更新時間がまちまちで、1日1回の更新だと拾いきれていないことがあったので、更新は1日2回にしてあります。これで最悪の場合でも元のプレイリストに対して12時間ビハインドの更新になるので、ラグは減るんじゃないかと思います。

おわりに

というわけで、B2Bをする際にBlendプレイリストがあると一旦整理がつくし、それを公開できるとB2Bユニットとしてのプロモーションにも使えるかもしれませんという話でした。私はイベントの時期が迫ってきているので移動中はずっと聴いています。

最後にちょっとプレイリストの中身の話をすると、中華ポップスとピラミッド大逆転は主にかんちゅさんで、オタクソング含むエモいポップスとかヒップホップ、ポストロックは主に私です。とても野外でイベントをやってる人たちとは思えない空気感になっていますが仕様です。かなりふたりの特徴が出てますね。

たぶん打ち合わせとかクラブイベントとしての前後の流れを無視するとこんな感じになるんじゃないかなって思うので、必要ならお呼びいただければと思います。これからも「#鴨川で踊るか」をよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?