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2020 f life 4 days sessions ~メンバーで研修旅行へ行ってきました~


みなさんこんにちは。
今年度からf lifeに入社しました、元インターン生の吉川です。
今回は、3月末~4月頭にかけて開催した、社員研修についてのレポートです。
福島県内各地を巡りながら、自分やメンバーを深く知り、f lifeの未来を考えるワークを行いました。
少し長くなりますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

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【DAY1 Living Anywhere Commons (会津磐梯)】


ちょうど1年前にも、当時の社員やインターン生とf lifeセッションを行った会場である、Living Anywhere Commons 。
今回のセッションのメンバーは、代表小笠原、デザイナー佐久間、クラウドファンディング支援担当加藤、
SHOKU SHOKU FUKUSHIMAチーママ野坂、アルバイトメンバーの佐藤、今年度からの新入社員である私吉川です。
2回目のメンバーも、今回が初めてのメンバーもいますが、前回とはまた違った雰囲気になりそうで、わくわくします!

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まずは佐久間によるインプロからスタート!
「即興劇」という意味のインプロは、「Yes, and...」の精神が大切。
どんな無茶ぶりや驚くような反応が来ようと、その人を丸ごと受け入れて次のアクションを起こしていきます。
今回もアイスブレイクのために、体や頭を使った様々な遊びをしました。

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みんなに笑顔が見え、体もあたたまったところで、代表よりイントロダクション。
今回のセッションのゴールは、”Find your gift”
”自分と相手の中にある素敵なものに気付き、自信と自愛をもって周囲に貢献できるようになること” です。
まずはGood points writingということで、自分自身の良いところを書きだします。
一つひとつ付箋に書いて、顔写真を貼った自分専用の模造紙に貼り付けていきます。

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自分で出し切ったなぁというところまで書けたら、次はほかのメンバーのものを見ながら、
お互いに良いところを書き足して、貼っていきます。
自分では気が付かなかった良いところを、ほかのメンバーが見つけてくれたり。
模造紙が自分の良いところでいっぱいになっていく様子は、嬉しくてみんなにやにや(笑)

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ここで一旦お昼ごはん。
近くのラーメン館にて、夢のラーメンビュッフェ…
みんなでごはんを囲む時間って、本当に大切です。

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午後からは、Make friends with meです。これは昨年夏にもやったワーク。
なにかひとつ、自分が深く悩んだり葛藤した時のことを思い出し、
その時の自分の中に存在していた、複数の声や言葉を思い出します。
そしてそれぞれのセリフを発している人格に名前を付けていきます。
例えば、ダイエット中にケーキを食べるかどうか悩んだとき、
「一つくらい食べてしまえ」と言う ”悪魔ちゃん” と
「痩せたいんだからここは我慢」と言う ”天使ちゃん” といった具合。

そこまでできたら今度は、それぞれの人格がどんな気持ちでそのセリフを言ったのか、考えます。
誰でも自分の中に何人もの小さな自分がいて、それぞれが違うことを主張するために葛藤することって、ありますよね。
そんなとき、ネガティブなことを言ってくる自分や、弱気な自分なんかにイライラして、
こんな自分消えてしまえばいいのに、と思うこともあるんじゃないでしょうか。

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でも、どの自分も、私自身を守るために存在しています。
一見したらネガティブで邪魔をしているように思えるかもしれないけど、
弱音を吐くのも、休もうと提案するのも、そのときの自分を思ってこそのブレーキ。
例えば「やめちゃいな」という言葉の裏には、「無理しすぎずに休んだほうがいいんじゃない?」という真意が隠れていたり。
その真意に気付ければ、そんな自分の一部を認めて、仲間だと思える。
その作業を一つずつ丁寧にやっていくことで、自分の中には自分自身の味方しかいないと気づくことができます。
自分とは、この先死ぬまでずーっと一緒。
世界中が敵になったって(そんなの困りますが(笑))、自分だけは自分の味方でいられます。最強のパートナーです。
だから、自分自身のことを知って味方につけるのは、とっても大事。
最高のチームメイトを見つける作業です。

葛藤した時のことを思い出してじっくり反芻するのは、かなりエネルギーを消耗すること。
自分の中の嫌な自分や、受け入れたくない自分と向き合うのは勇気のいることで、
一人ひとりが自分のペースで、時間をかけてワークを進めました。

最後は何人か出てきた小さな自分の人格たちを、自分自身の中でひとつに統合するイメージをもって、完了です。

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この方法は、自分の中でいろんな考え事が渦巻いて絡まってしまったときや、
アイデアを整理したいときなどにも活用できます。
付箋や紙とペンさえあれば、一人でどこでもできる方法なので、ぜひ試してみてください。


休憩をはさみ、続いては ”私の履歴書” というワークです。
これは、生まれてから今までの自分の人生を時系列で振り返り、発表するというもの。
家族や友人のこと、印象深かった思い出、自分の考え方や価値観が変わった出来事、
その時の自分の感情や考え、変化などを交えて語ります。
聞く側は、随時「いいね!」と感じたことを付箋に記し、発表者の模造紙に付け足していきます。

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フィードバックも含めて、約2時間のこのワーク。
自分の人生を、こんな風に丁寧に振り返りながらみんなの前で話す機会って、なかなかありません。
聞く側としても、いつも一緒に過ごしているメンバーの過去を、このように深く聞くのは大変新鮮で
新しい発見や驚きも多いワークです。

まずは代表から、履歴書の発表。
幼少期の思い出から、学生時代、新卒で働いていた時の経験、福島へ来てからの出来事...
話し終わった後のフィードバックでは、涙を流すメンバーも。

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ここでいったん1日目のワークは終了。
会津磐梯を後にして、磐梯熱海へとむかいます。
夕食を済ませ、温泉ゲストハウス湯koriさんに宿泊。
ゆっくりとお風呂に入って、1日目は終了です。明日もみんなでがんばろう!

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【DAY2 yumrori(土湯温泉)】


2日目は、朝に磐梯熱海を出発し、土湯温泉のゲストハウスyumoriさんへ出発。
各個人で自分の履歴書を作る作業からスタート。
これまでの人生を順番に振り返るとなると、なかなかのボリュームと濃さになります。
それぞれが自分の過去やその時の感情を思い出しながら、言葉にしていきます。

ひとりずつ順番に発表していきました。

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お互いのことを、ゆっくりと深く理解していくための時間。
今のその人をつくってきた様々な出会いや体験を知ることができ、
メンバー同士の絆や信頼も深まったように感じました。
話す方は、ときには勇気を出して自分の過去と向き合い、
聞く方はその人に愛をもって耳を傾ける、とてもあたたかい時間が流れていました。

メンバー全員の発表とフィードバックを終えたころには、もう深夜に。
これまで知らなったお互いの過去や、見えていなかった側面を垣間見、それを認め合うことができるのは、
良いチームづくりに欠かせないことだと思います。
そういった意味で、大変濃密で有意義な交流ができました。

2日目

みんなで鍋をつくって食べて、深夜まで語り明かして、2日目無事終了。

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【DAY3 公民家(楢葉)】


3日目は浜通りの楢葉へ移動。
木戸の公民家という、古民家を改装したコミュニティスペースにてワークスタート。
ここまでの2日間、f lifeという場所を、
メンバー一人ひとりの安心できる ”居場所” にしていくワークをしてきました。
3.4日目は、みんなの良いところをどのように仕事にしていくか、
つまり一人ひとりの ”出番” をつくっていくワークをしていきます。
このために、自分自身の can(できること), will(やりたいこと), need(求められていること)を考え、
それらが重なる領域を見つけていきます。

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まずはストレングスファインダーという、世界中で使われている自己分析ツールを使って、
自分の強み・特徴を分析していきます。
200余りの質問に答えていくと、ポジティブ、共感性、戦略性、社交性、学習欲...など34の資質が、
自分の中で強い順番に並べられた結果と、その特性の活かし方が解説されます。

そこで出た結果と、2日間のワークで出てきた自分の良いところを照らし合わせながら、
特に自分の中で大事にしたい部分、重要だと思う資質をチョイス。
そこから、自分がどのような人になりたいのか、どんな人生を送りたいのかをイメージし、
自分をブランディングしていきます。考えるポイントとしては、以下のようです。


【終わりを考える】
■自分の使命はなにか
■「これを成し遂げないと死ねない」ものはあるか
■亡くなるとき、どんな人間として人の心に刻まれたいか

【少し先を考える】
■ロールモデルはどんな人か
■第三者にどんな風に噂されたいか
■誰にどんな価値を提供しているか

【例】
私は将来○○○な人になっています。私のお墓には、「最も○○○な者ここに眠る」と刻まれています。
そのプロセスとして1年後までに○○○の領域でNO.1になっています。
そのとき私を知る人は、私のことを第三者に紹介するとき○○○と言います。
そのためにこれから私は...(具体的な行動)していきます。

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上記を参考に、まずは各々個人で考える時間。
まとまったらみんなに発表し、フィードバックをしていきます。
自分が人一倍こだわっている部分、熱量を注ぐもの、満場一致で認められた長所や武器を、
どう生かしたら、どのような形の事業にすることができるのか。社会のニーズに応えられるのか...
一人で考えていてもなかなか具体的な形にならなかったけれど、
みんなでフィードバックをし、話し合うことで、思いもよらなかった新しいアイデアが生まれたり。
ものすごく興味深く、わくわくする時間でした。

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夜は、小笠原、佐久間とも仲の深い店主さんが経営する、
楢葉町の素敵な小料理屋さん「結のはじまり」へお邪魔し、楽しく晩酌。
合宿を通してさらに打ち解けたメンバーと、いい夜を過ごすことができました。

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以上のプログラムをもって、4日間の合宿は終了。
メンバー同士の理解や絆が深まり、これまで知らなかった面も知れて、
これから共に歩んでいくのが、より楽しみになりました。
自分自身の本質や辛かった過去、見たくない部分と向きあったり、
そんなメンバーの話に感極まって、涙が出るシーンも多々。
この時間、ここで得たアイデアや未来のイメージを胸に留めながら、
2020年もf life頑張っていきたいと思います!!
みなさま、よろしくお願いいたします!

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またここでレポートしたワークは、今後合宿や出張ワークショップなどの形式でサービス化していきたいと考えておりますので、
興味のある方・企業様がいらっしゃいましたら、ぜひともお気軽にお問い合わせください。






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