「すべてがみんなだいじょうぶ」（般若心経）

今日は、私が治療に通っている時期に、よく読んでいた般若心経の心訳をご紹介します。
山元加津子さんという方が訳されたものです。
山元さんは、石川県内の特別支援学校に勤務されてた方で、たくさんの著書もあります。

全文ご紹介したいくらいすばらしい「心訳」なのですが、あとがきと、本文を少しだけ。

「心訳　般若心経」は、「空」（くう）を、「大きな宇宙（そら）の約束」と捉え、しかもその「約束」は、「いつもいつかのいい日のためにある」と考える画期的なそして独自の「心訳」になっています。

「宇宙の大きな存在が　
その渾身の愛を込めて
この世に送り出して下さった存在である
「自分」を思い出して
力強く人生を歩んでいく糧としていただければ幸いです。」

「宇宙（そら）の約束」
般若心経　心訳　山元加津子
（編集・発行　♪生命（いのち）のシンフォニー♪）

「自分の体のその奥に
確かに確かに座っている
大きな宇宙の約束が
いつもいつもささやいている

いつかのいい日の明日のために
いつもいつもささやいている

忘れないでね
大切なのは
心の目と心の耳をすますこと
そして自分を信じること
・・・

約束には無駄がなく
必要なものだけを
いつもちゃんと作っている

花がそこに咲くことは
それが大切だという証（あかし）
私がここにあるということは
それが必要だという証（あかし）
・・・

生きていると
いろんなことがあるけれど

楽しいことも　苦しいことも
悲しいことも　うれしいことも
雨や　雪や　月の光が
空から降ってくるように
手をひろげて受けとめていけばいいんだね

怖がらなくてもいいんだよ
悲しまなくてもいいんだよ
だってすべてがだいじょうぶ
すべてがみんなだいじょうぶ

・・・」

まだまだ続きます。

山元さんの教え子の原田さんの絵です

少しでも心に響いた方は、ぜひ調べてみてください。
動画もあると思います。

「観自在菩薩　行深般若波羅蜜多時・・」と原文も載っています。

それでは今日も　天に祝福されている「自分」を信じて、
ご縁ある人に感謝して、
宇宙に感謝して過ごしていきましょう。

だいじょうぶ！
あなたはきっとだいじょうぶ！

読んでくださって本当にありがとうございます。