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怒りは第二感情

心理学で、怒りは第二感情と言われています。
「怒り」って、瞬間的に出るような気がしますが、実はその前に、自分で認めるには、なかなかに勇気のいる感情があるのだそうです。
例えば、「みじめ、寂しい、悲しい、心配・・・」さらにその奥には、
「自分を認めてほしい、自分を丁重に扱って・・」などの切なる願いが隠れている場合があるとか。

私自身、病気になる前は、他者に対して、よく怒っていたので(心の中で)
その当時を振り返ると、本当にその通り!と思って、これを知った時は、
はっきり言って、ショックでした(-_-;)

生きていると、苦手だけれど、どうしても関わらなければいけない人って、いますよね。
他人の場合は、ちょっとした勇気があれば、距離を置くことができますが、
近い関係の場合はそうもいきません。

私にもいました。
その人から、よく怒鳴られていて、いつも会う前はびくびくしていました。
すると、だいたい三回に一回はどなられるんですよね( ;∀;)

でもですね。
こういう人(さけられないけど、苦手な人)って、実は、自分が自分をどう扱っているかを見せてくれる非常に重要な人だと、わかったんです!
(私の場合はですが)

つまり、私は「怒鳴られてもいい存在」として、自分を扱っていたということ。
自分なんて、何の価値もない存在だと思っていたし、自分に好きなことをさせていなかったし、自分のほんとうにやりたいことは何かとか、深く
考えてもいなかったということ。

そして、その怒鳴る人は、寂しいので、「怒鳴ってもいい相手」を、無意識に選んで、私をどなりつけるわけです。

そこで、私は心理学や脳科学、などの本や記事を、読んでは内観、
読んでは内観し、
そして、実験をしてみたんです。

そうしたら、なんと一度も怒鳴られなくなったのです!!!
この二年で、本当にかわったのです。

その実験こそ、
① 先ず日頃から、「自分」をとことん大切に扱うこと。
自分は、理不尽にどなられてもいい存在ではなくて、とても大事な価値のある存在であると、自分が自分を、本気で認めてあげること。

そして、しばらくすると、自分に自信がついてきますので、そのあと、

② 相手に愛を送ること。
怒ってる人は、寂しい人なので、そこを理解する。

自分の方が正しい、悪いのは相手。
私の正しさをわからせてやりたい。と思っている時、相手も同じことを
思っています。両者は同じ土俵の中にいるのです。
これは、なかなかにショックですよね。でもそうなんです。

なので、その狭い世界から抜けて、もっと広く大きく、あたたかい世界に、
自分の身を置いて、
「ああ、寂しいのね。いつも感謝してるよ。ありがとう」と、まるで、
母親にでもなったつもりで、その人の良い面だけを見て、心の中で、
愛と感謝を送るんです。

「自分」を大事にし、自分に自信が付いてくると、不思議なことに、
それが、できるようになるんですよ!

もちろん、すぐにはできません。
まずは、「自分」を大事にして、「自分」に集中してからです。

この順序が逆になると、それはたんなる勘違い。
「偽善」の方にいきますから、要注意です。

人は、どんな人にも、いろんな面があります。
その苦手な人の「良い面」とだけ、関わるようにするには、
とにもかくにも、自分を、普段から「ごきげん」に保っておくことです。

そして、自分が残りの人生を、どういう自分として、生きていきたいのかを、真剣に考えること、
それが、遠回りのようでいて、その人のことが、気にならなくなる
最良の方法だと、私は思います。

ごめんなさい。長くなった!

今日も自分を大事にしていきましょう。

読んでくださってありがとうございます。


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