フォローしませんか?
シェア
僕は赤鬼。17歳。 容姿は多分、皆が想像する通りの赤鬼だ。 肌は赤く、髪は金髪の天然パーマ…
「逮捕します。」 「え!?なんでですか?」 「いや、どうみてもダメでしょ?その冷蔵庫。」…
「犯人がわかりました。犯人はこの中にいます!」 探偵の言葉に皆が振り返った。 「分かった…
「死ぬ事と眠る事ってどう違うのかな?」 「心臓が動いてるとか、息をしているとか?」 「第…
とうとう手に入れた『フローフシの薬』だ。 隣に住んでいる発明家の爺さんが発明した薬だ。 …
僕は物忘れ日本代表である。 色々な大会を渡り歩き、連勝に継ぐ連勝でとうとう日本代表まで登…
冬は何もかもを冷たくする。 風や雨、雪や外の空気。 洗面所の床、水道水、クローゼットの服、車の中。 僕はいつも以上に背筋を丸くして、手はポケットで暖を取りながら歩く。 時折、冷えたスマホを取り出しては、冷えた指で温もりのない情報をさらう。 何もかもが冷たい冬の朝の日常。 そんなものだ。 こんな、誰しもが忙しい年末に、温もりを求める暇なんてないだろう。 そんな強がりが口から出て、白く漂って消えた。 そんな僕を横目に、モノクロを纏った人々が駅に吸い込まれて行く。
柔らかいソファーに沈み込む。 妻も隣に座って他愛もない話をする。 子供たちは部屋を走り回…
朝になり目覚める。 優秀な遮光カーテンのおかげで日差しで目を覚ます事が無く、快適な睡眠ラ…
東京の街では、僕は見えていないのかもしれない。 きっと、誰の目にも映らず、誰の意識にも残…
それは誰がどう見ても自殺と感じてしまう現場だった。 その場に集められた刑事も鑑識もその全…
とうとう完成した。 これが『透明人間になれる薬』だ。 透明人間になったら何をしようか。 …
僕は法を犯したのだろうか。 道徳の問題か。 秩序の問題か。 倫理、宗教。 よくわからない…
明日はあなたに会える。 あれから一週間しか経っていないのにずっと焦がれていた。 その間に、世の中は静かに年を跨いだ。 けれども僕らの時間は年末のまま止まっている。 明日は一緒に年を越えよう。 また一年よろしくと伝えよう。 僕はそんな事を考える前日の夜が好きだ。 そもそも、何でも前日が一番楽しい質なのだ。 旅行やイベントなど、当日ももちろん楽しいのだが、前日の楽しみを越えて来ない。 やはり前日が大好きなのだ。 あなたに会う前日が人生で一番楽しいと言えるかもし