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【敷人】エピソード1(敷人の望み)

僕の名前は敷人。10歳。小学生。僕にはマニアックな性癖がある。大人の女性の体重が大好きだ。大人の女性に僕の顔を椅子替わりに使って欲しいという願望と
大勢で全身に両足で乗ってもらい、潰されてしまいたいという願望がある。でもこの性癖はお母さんも知っている。

この家にはお父さんはいない。事故で亡くなった。ここには僕とお母さんと2人のお姉ちゃんの4人で暮らしている。お母さんは、お父さんの再婚相手だから、僕から見れば皆とは他人だ。
お母さんの名前は真由美、43歳。長女は加奈、20歳。次女は亜弥、18歳。みんなは僕を可愛がってくれるし、すごくよくしてくれるから大好きだ。僕はみんなを(さん)付けで読んでいる。
しかも、みんなを家族というよりも女性として見てしまっているのだ。僕の机の引き出しには、秘密のノートがある。僕の願望をいっぱい書いたノートだ。
内容は、僕の顔を椅子として座って欲しい。縛られ逃げられない状態でみんなで体に座って重圧責めにして欲しい。人間扱いなどせず単なる物として使って欲しい。
苦しくても容赦なく無視して座り続けて欲しい。出来る事なら、お母さんやお姉ちゃん達の友達をいっぱい呼んで、全員で僕を潰してほしい。
など、僕の夢を物語のように永遠に書いている。
このノート上ではみんなに「様」をつけて読んでいる。これが見つかったら大変だ・・・。でも、バレてしまいたい、みんなに打ち明けたい。という思いもある。そんな思いが交差している。

ある日の事、学校から帰ると部屋が綺麗に掃除されていた。
(やばい!見られたかも!?)
と思いながら恐る恐る机の引き出しを開けた。
(無い!ノートが無い!)
と思った瞬間、後ろを振り向くと真由美さんがいた。
「ちょっと来て!」
と言われてリビングに連れてこられた。テーブルの上に僕のノートが置いてあった。
「ねぇ?これは何かしら?」

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