【読書】ある行旅死亡人の物語

「ある行旅死亡人の物語」を読み終えました。

あらすじ

内容説明
2020年4月。兵庫県尼崎市のとあるアパートで、女性が孤独死―現金3400万円、星形マークのペンダント、数十枚の写真、珍しい姓を刻んだ印鑑…。記者二人が、残されたわずかな手がかりをもとに、警察も探偵も解明できなかった身元調査に乗り出す。舞台は尼崎から広島へ。たどり着いた地で記者たちが見つけた「チヅコさん」の真実とは?「行旅死亡人」が本当の名前と半生を取り戻すまでを描いた圧倒的ノンフィクション。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784620327587

なぜ知ったか

こちらの「積ん読ラジオ」の動画配信を観て気になった。

なぜ気になったのか

  • 人の歴史に興味を持った

  • 残された謎を解明したいという欲求

    • 多額の現金

    • 星があしらわれたペンダント

      • 残された数字

    • 女性の身元を示すものがない

  • 人の死と生に関する物語

印象に残ったエピソード

ぬいぐるみ

子供がいなかった、あるいは子供に恵まれなかったので、代替として愛でていたのだろうか?

家系図

" 高齢男性は家系図に興味を持つ " とあり、まさに私も家系図とか自分のルーツについて興味を持ち始めている年代である。そういった自分の興味関心も併せて、人のルーツや歴史というものに興味を持ったのかもしれない。

読んだ感想

約200ページあったが、面白くて購入後数時間で読み終えてしまった。次々に謎が出てきては、それが解決されていく様子に、本を読む手が止まらなかった。

最終的に女性は誰なのか、残された謎は解明されるのか。そういったところも含めて非常に考えさせられる面白い本なので、ぜひ買って読んでみて欲しいです。


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