vol.4 マスターゴッホによるド直球のTwitter講座~マイクロインフルエンサー入門~
ゴッホ サウザーの白熱教室
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※試聴版。オリジナル版(58:56)は購入後に視聴可能。
第4話(全5話)
ツイッター等のSNSにおけるフォロワー数とは、つまるところ、何なのだろうか?Vol.4ではそのことについて深掘りしていきたい。
ここまでの講義で、Twitterのフォロワー数が多いことはこれらのメリットを得られることがわかった。
「社会的信用になる」
「発言に一目置かれる」
「著名人と交流ができる」
「多くの人に影響を与える」
これらの効果を実際に体験したマスターゴッホと聖帝サウザー氏の証言が語られてきた。
ではツイッター等でフォロワーを増やすことによって、勤め人卒業は可能なのだろうか?
―――答えは残念ながら”否”である。
厳密には「半分クリア」までは至っている。
勤め人を卒業するためには、十分な生活費を、継続的に確保できる体制を構築していく必要がある。フォロワー数が増えるということは、「広告力」を付けたことにはなるが、稼ぐ手段として考えると、単体では弱いというのが実情だ。
「広告力」に特化していった先に「商品を持つ人」たちが、その「広告力」を借りてくれるケースはあるかもしれない。つまりスポンサーである。しかしながら、その広告力に対する報酬は、十分な生活費を稼げるとは言い難い。広告主の方針次第で、突如打ち切られてしまうこともあり得るため不安定さも併せ持つ。自分以外の、スポンサーの意向次第とあっては、安定的な収益とは呼べないだろう。
つまりいくら広告力”だけ”を身に付けても、自分を安定的・継続的に養っていくことは難しい。厳しいが、これが実情なのだ。
ではどうすれば良いのか?
そこで聖帝サウザー氏が強く主張するのが「自分の商品を持つ」である。
自分が作り出した、自分オリジナルの商品。それを自らが持つ「広告力」に載せて告知していけば、それを買ってくれる人が出てくる。もちろん、その商品のクオリティは高いものが求められ、信用を毀損しない商品作りが求められる。
自らの商品を作り、それを自らのフォロワー達へ告知していく。その収入源を複数作れたとき、勤め人卒業へ大きく前進することができる。
しかしながら、「広告力」と「商品」を持ったとしても、勤め人卒業にはまだ不足がある。その最後の1ピースとは「生活コストを下げる」である。
結局のところ、いくら収入を増やそうとも、支出が大きければ破綻してしまう。もちろん新規商品の開発は求められるが、同時に支出を減らしていく試みも大切だ。必要な生活費が減れば、さらに勤め人卒業のための条件・ハードルは下がる。具体的には住居コストなどの固定費を下げることと、見栄による自己満足の物欲・消費を減らすことだ。
稼ぐ力と、支出を抑える力。
この2つの力の両輪が揃った時にこそ、勤め人卒業の扉は開くのである。
では、稼ぐための商品作りはどのようにすれば良いのか?という疑問についてもVol.4は様々な示唆と視座を与えてくれる。
まずは2018年当時、多くの著名人が挑み、ネット界隈を席巻した「サロン」という形態についての議論がなされる。
旧来のサロン、つまりオーナーが積極的にメンバーにコミットする形、いわゆる「少人数制の私塾」のような形態を「サロン1.0」とすると、その収益力には自ずと限界が訪れる。これはオーナーが投入できる労力・時間に限界があるからで、いわゆる「美容師モデル」である。またオーナーの情報量とその質がメンバーよりも優れていることが必要でもあり、難易度は高い。
この「1.0」型のサロンにおいては、「オーナーのコミット量=メンバーの満足」だから、このコミットを減らすことはメンバーの不満につながってしまう。これを防ぐためにサロンの規模は自ずと小さくならざるを得ない。
この「1.0」型のサロンに対して、近年新たに登場した「サロン2.0」は、先述の「私塾」というよりは「共同体」のような集団となる。
オーナーはこの共同体の「顔」を担うものの、積極的なリーダーシップで全てを取り仕切るわけではない。その共同体に対して、案件や人脈を流し込み、その中でメンバー達に自由にやってもらう。オーナーがその役割を担えれば、共同体としての存在意義は十分に成り立つ。
その共同体に属していることにより、仕事や人脈が獲得できるとなれば、メンバー達にとって月額の参加費は、さらなる収益を得るための「投資」の一種だと捉えることができるからだ。
それだけでなく、サロンメンバー同士の交流もまたコンテンツとなる。「2.0」型サロンの場合には、オーナーは共同体という「場所」を提供することでメンバーへ価値を提供できる。
この「2.0」型のサロン運営の場合には、もちろんオーナーには仕事や人脈の獲得が要求されるけれども、そこには時間的・労力的なリソースを調整できる余地がある。効率化によって改善できる余地があるために、今後のサロン運営の可能性を期待させてくれる形態であると言えよう。
ただしこれらのサロン運営は「1.0」型でも「2.0」型であっても、一廉の人物で既に著名な人物しか実現できない手法であると言わざるを得ない。無名の人のサロンに課金する人などいない。
そこで、勤め人の境遇においても取り組める副収入の確保の手法として「コンテンツ販売」の可能性が議論されていく。
自分オリジナルの商品といえば、この「コンテンツ販売」が真っ先に思いつく人も多いであろう。しかしながら、このコンテンツ販売もまた、簡単な考えでは勤め人卒業を達成することは難しい。そのことについては、Vol.5紹介文にて詳細に説明していく。
2018年2月初旬の収録は、このVol.4までとなる。この日はマスターゴッホがVoicyを始めて数日の時点、そして聖帝サウザー氏がまだVoicyパーソナリティになっていない時点の収録であった。また両者ともツイッターフォロワー数が9,000人台の頃でもあった。
続く最終話Vol.5はこの収録から約50日後、2018年3月下旬の収録となる。その間、マスターゴッホ、聖帝サウザー氏は大きな変化を体験していくことになる。その中で得た「気付き」、つまり情報発信の奥義について、実際の現場で、戦場で体感した両人の知見はフォロワー数を増やしたいと思う人たちの羅針盤となるはずだ。
「ツイッターフォロワー数が多いアカウント」という道具。
これをうまく用いて、勤め人卒業や自分の生き方の幅を広げられることの可能性を知っていれば、あなたのSNS運用も今までとは違ったものになるはずだ。
つづく。
著・ヤコバシ
ツイッター等のSNSにおけるフォロワー数とは、つまるところ、何なのだろうか?Vol.4ではそのことについて深掘りしていきたい。
ここまでの講義で、Twitterのフォロワー数が多いことはこれらのメリットを得られることがわかった。
「社会的信用になる」
「発言に一目置かれる」
「著名人と交流ができる」
「多くの人に影響を与える」
これらの効果を実際に体験したマスターゴッホと聖帝サウザー氏の証言が語られてきた。
ではツイッター等でフォロワーを増やすことによって、勤め人卒業は可能なのだろうか?
―――答えは残念ながら”否”である。
厳密には「半分クリア」までは至っている。
勤め人を卒業するためには、十分な生活費を、継続的に確保できる体制を構築していく必要がある。フォロワー数が増えるということは、「広告力」を付けたことにはなるが、稼ぐ手段として考えると、単体では弱いというのが実情だ。
「広告力」に特化していった先に「商品を持つ人」たちが、その「広告力」を借りてくれるケースはあるかもしれない。つまりスポンサーである。しかしながら、その広告力に対する報酬は、十分な生活費を稼げるとは言い難い。広告主の方針次第で、突如打ち切られてしまうこともあり得るため不安定さも併せ持つ。自分以外の、スポンサーの意向次第とあっては、安定的な収益とは呼べないだろう。
つまりいくら広告力”だけ”を身に付けても、自分を安定的・継続的に養っていくことは難しい。厳しいが、これが実情なのだ。
ではどうすれば良いのか?
そこで聖帝サウザー氏が強く主張するのが「自分の商品を持つ」である。
自分が作り出した、自分オリジナルの商品。それを自らが持つ「広告力」に載せて告知していけば、それを買ってくれる人が出てくる。もちろん、その商品のクオリティは高いものが求められ、信用を毀損しない商品作りが求められる。
自らの商品を作り、それを自らのフォロワー達へ告知していく。その収入源を複数作れたとき、勤め人卒業へ大きく前進することができる。
しかしながら、「広告力」と「商品」を持ったとしても、勤め人卒業にはまだ不足がある。その最後の1ピースとは「生活コストを下げる」である。
結局のところ、いくら収入を増やそうとも、支出が大きければ破綻してしまう。もちろん新規商品の開発は求められるが、同時に支出を減らしていく試みも大切だ。必要な生活費が減れば、さらに勤め人卒業のための条件・ハードルは下がる。具体的には住居コストなどの固定費を下げることと、見栄による自己満足の物欲・消費を減らすことだ。
稼ぐ力と、支出を抑える力。
この2つの力の両輪が揃った時にこそ、勤め人卒業の扉は開くのである。
では、稼ぐための商品作りはどのようにすれば良いのか?という疑問についてもVol.4は様々な示唆と視座を与えてくれる。
まずは2018年当時、多くの著名人が挑み、ネット界隈を席巻した「サロン」という形態についての議論がなされる。
旧来のサロン、つまりオーナーが積極的にメンバーにコミットする形、いわゆる「少人数制の私塾」のような形態を「サロン1.0」とすると、その収益力には自ずと限界が訪れる。これはオーナーが投入できる労力・時間に限界があるからで、いわゆる「美容師モデル」である。またオーナーの情報量とその質がメンバーよりも優れていることが必要でもあり、難易度は高い。
この「1.0」型のサロンにおいては、「オーナーのコミット量=メンバーの満足」だから、このコミットを減らすことはメンバーの不満につながってしまう。これを防ぐためにサロンの規模は自ずと小さくならざるを得ない。
この「1.0」型のサロンに対して、近年新たに登場した「サロン2.0」は、先述の「私塾」というよりは「共同体」のような集団となる。
オーナーはこの共同体の「顔」を担うものの、積極的なリーダーシップで全てを取り仕切るわけではない。その共同体に対して、案件や人脈を流し込み、その中でメンバー達に自由にやってもらう。オーナーがその役割を担えれば、共同体としての存在意義は十分に成り立つ。
その共同体に属していることにより、仕事や人脈が獲得できるとなれば、メンバー達にとって月額の参加費は、さらなる収益を得るための「投資」の一種だと捉えることができるからだ。
それだけでなく、サロンメンバー同士の交流もまたコンテンツとなる。「2.0」型サロンの場合には、オーナーは共同体という「場所」を提供することでメンバーへ価値を提供できる。
この「2.0」型のサロン運営の場合には、もちろんオーナーには仕事や人脈の獲得が要求されるけれども、そこには時間的・労力的なリソースを調整できる余地がある。効率化によって改善できる余地があるために、今後のサロン運営の可能性を期待させてくれる形態であると言えよう。
ただしこれらのサロン運営は「1.0」型でも「2.0」型であっても、一廉の人物で既に著名な人物しか実現できない手法であると言わざるを得ない。無名の人のサロンに課金する人などいない。
そこで、勤め人の境遇においても取り組める副収入の確保の手法として「コンテンツ販売」の可能性が議論されていく。
自分オリジナルの商品といえば、この「コンテンツ販売」が真っ先に思いつく人も多いであろう。しかしながら、このコンテンツ販売もまた、簡単な考えでは勤め人卒業を達成することは難しい。そのことについては、Vol.5紹介文にて詳細に説明していく。
2018年2月初旬の収録は、このVol.4までとなる。この日はマスターゴッホがVoicyを始めて数日の時点、そして聖帝サウザー氏がまだVoicyパーソナリティになっていない時点の収録であった。また両者ともツイッターフォロワー数が9,000人台の頃でもあった。
続く最終話Vol.5はこの収録から約50日後、2018年3月下旬の収録となる。その間、マスターゴッホ、聖帝サウザー氏は大きな変化を体験していくことになる。その中で得た「気付き」、つまり情報発信の奥義について、実際の現場で、戦場で体感した両人の知見はフォロワー数を増やしたいと思う人たちの羅針盤となるはずだ。
「ツイッターフォロワー数が多いアカウント」という道具。
これをうまく用いて、勤め人卒業や自分の生き方の幅を広げられることの可能性を知っていれば、あなたのSNS運用も今までとは違ったものになるはずだ。
つづく。
著・ヤコバシ
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