ブラック企業のサビ残にキレて、未払い残業代を請求し170万円ゲットした方法
この白熱教室では、奴隷労働のサービス残業まみれで苦境に喘いでいる勤め人が、ちょっとばかりの戦う勇気と引き換えにして、恨み骨髄の会社を相手取り、法律で殴って数百万円をゲットする方法を語っている。(僕のケースだと170万)
もちろん、会社をそこまで憎んでいないというなら別に殴らなくても良いだろう。ゆったりと楽しく働けて、生活も保証され、満足している職場と戦って、気まずくなっては勤め人としての損失だ。
だが、そもそもサービス残業というのは立派な泥棒である。労働者から労働力を万引きするに等しい犯罪行為だ。
と、労働法を読めば、法の趣旨はそのように解釈できる。盗まれたものは法律をもってして「穏便に」「非暴力的に」取り返せる。
その方法を語っている。この文字で読む白熱教室にてだ。
オーディオをリリースしたのはもうかれこれ3年前になる。アナルの妖精として一時代を築いたマスターカルジは今はもう亡い。時代は変わり、労働法も微妙に変わった。ブラック企業も一時期よりもなりを潜めているやに思われる。(※法律変わったところは必ずご自身で調べてください、でも大すじは変わってないです)
今般2020年のコロナの大惨禍によって、またもや虐げられる勤め人が現れるかもしれないと思い、我々取材班は本作の製作に取り掛かったのである。
ぜひ、このnoteを大切な社員をボロボロに擦り切れるまで酷使して使い捨てしようとする極悪な経営者と戦う武器としてほしい。
また、この白熱教室の中身で、お蔵入りとなった幻の白熱教室『情報処理編』について少し触れている部分があるため、この『情報処理編』音声の一部分をおまけとしてつけています。
聖帝
PART1
サ(サウザー):今日は残業代申請の方法ということでマスターカルジに来ていただいています。私も珍しくインタビューされる側という感じなんですけれども。講師は僕、サウザーがさせていただきます。マスターカルジ、よろしくお願いします。
カ(カルジ):はい、よろしくお願いします。
サ:春ですね。
カ:春ですね、この間すごく暖かかったですね。
サ:はい、その日僕わけあって栃木行ってたんですけど、寒かったっす(笑)
そんなとこですけど、今日は残業代ですかね。
カ:そうです、残業代ですね。
サ:誰に聞いてほしいですかね。非モテに苦しむ人というよりも...
カ:そうですね、個人的に言うと僕はやっぱりマスターゴッホですね、盟友の。彼はすごく仕事を一生懸命でしっかりやってるんですが、中身でも触れられたらいいと思うんですけど、マネージャー職というポジションで残業代がなかなか支払われないっていう状況もちらっと聞いたので。
サ:いけませんね、それは。
カ:僕の経験で、会社の中で「残業代を払え」と言われてさあどうするというような対応をした経験があるので...
サ:あるんですか⁉
カ:そうなんです。その時にいろいろどうしようと弁護士と打ち合わせをしたりして。そこで得た知識なんかも今日は皆さんに披露できたらなと。
サ:素晴らしいですね。
カ:ただ、細かいディテールの部分でもしかしたら不正確な部分があるかもしれないので、僕はプロ中のプロでは全然ないので。もし実際にやるときはご自身で調べていただいて。弁護士などプロの方に相談していただいたほうがいいはずですので。
今回は勇気を持ってもらって。だいたいこういう感じということを。
サ:そうですね、既成概念を覆していただくということで、そのためにこのテープを録っているので。
カ:基本は取れると。
サ:基本は取れる、すごく大事な話ですね。
カ:そうです。今日一本筋を通すとすれば、基本は取れるので調べましょうということを伝えたいってことですね。
サ:そうですね。でまあ1本目については、僕がかつて新卒で入った会社に残業代請求しました。申請して170万円取ったんですけれども。
カ:なるほど。
サ:サービス残業代として請求して示談で決着だったんですけども。取ったっていう話をしていきたいと。具体的な例ってところですね。
カ:今日はサウザーさんの実際の経験に基づく話、貴重なお話を聞けると思うので。私カルジがインタビューしながらですね、そんな形式で進めていければなあと。
サ:よろしくお願いします。
カ:早速なんですが、会社側に残業代を申請して実際に振り込まれるまでのプロセスってことなんですけど。まず起点として残業代を申請するというような決心をされた時のお話をちょっとお聞きしたいんですけど。
サ:やっぱあれですかね、朝7時とかから会社行くわけですよ。
カ:早いですね。
サ:先輩とか6時半から来てました。本当に早い業界で、当然朝の残業代出ない。定時9時だから2時間働いてるのに、その残業払われないですよね。
カ:なるほどなるほど。
サ:それから夜は21時ぐらいまで働いてて、まあ言ったらセブンイレブンじゃないですけど7時から夜11時まで働いてる人も中にはいるかと思うんですけれど。もう密度の濃い21時までだから、めちゃくちゃきついんですよ。
カ:なんかこうゆるりとして過ごすっていうんじゃなくて、もう全ての時間ガリガリにやって。
サ:がっつり詰め込まれての7時から21時までだからまあきつい。
カ:なるほど。
サ:で、土曜日も日曜日も場合によってはというか、月の半分以上の土日は仕事してた。
カ:そうですか、じゃあもう休みは月4日ないくらいですか。
サ:ないですね。それも残業しろって言われるわけじゃなくて、土日出勤だとか言われるんじゃなくて、数字作ってこいと、それ系ですよね。
上司にもちゃんと土曜日誰々さんとアポがあって出ますからって言っても、明確にそれ出勤ならねえからなって言われるっていうような感じで。
せっかく自分が数字作ってあげてるのに全然上司っていうのは報いる気がないんだなみたいな。
カ:なるほどなるほど。
サ:そんな感じでやっぱりムカツキがありました。で、あとは残業代やってやろうと思ったのは、会社を辞めるっていう決断があったからです。
カ:むかつくっていうポイントがやっぱ一番でかかったと、会社に対して。
サ:それですよ。
カ:そこから具体的に行動を起こしていくっていうフェーズに入っていくと思うんですけど、ぶっちゃけ取れるかどうか心配されました?
これを聴いている皆さんも実際どうなのかというのを心配されるかと思って。
サ:全然取れると思った。就業規定があって、株式も上場してる企業だしコンプライアンス、コンプライアンスって年中言ってる会社だったから。
カ:そうですよね、対外的には。
サ:内部はボロボロだけど(笑)
だけど言えば取れると思ったから、そこの心配はなかった。
カ:決心をして調べれば基本的に有利なんですよね。
サ:簡単なんだよね、やればね。それを伝えたいですよね。
カ:世の中的に浸透していない事実かもしれないので、そこを強調していきたいなと。
サ:僕は170万でしたけどこれ結構少なめに取ってるから。
カ:少ないと思います。今の話聞いてて170ぐらいでむしろ会社がよく済ませたなっていうくらい。
サ:これ聞いた人の中から、500万取れました、600万取れましたとか、それでちょっと事業の種銭になりましたとかそういう人が出ててくれたら僕は嬉しいですね。
カ:ある意味パチーンですよね。
サ:もうパーンですよ。
ということで基本的には簡単に取れるという話です。
カ:間違いないですね。逆に僕からすると、会社側はコキを使ったつもりはないんだけど人間関係もうまくいかなかったしちょっと出費かなっていうのもあったんで。
もし経営者の方なんかが聴いてると、まぁそういった意味で参考にしてほしいですね。
サ:そうですね。
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