絶望と共に生きる
今朝、親とニュース番組を見ていた。
ニュースでは強盗について報じられていて、「カネ、カネ」とその犯人は言っていたらしい。
それを聞いて親は、外国人の仕業かと呟き、僕はそれにショックを受けた。
少し考えれば分かることだが、テレビ局が真実は何も分かっていないのにそう思わせようとした印象操作に過ぎない。
それをそのまま受け取る人間が身近にいたことに驚き、当然すぐに指摘した。
すると、親は納得しないどころかあろうことか逆上して、全く関係ない僕の日頃の態度を突いてきた。
その後も結局親が理解することはなく、僕が学校へ行く時間になった。
身近にそんな人がいたと知り、どこまでも深い絶望を感じた。
これでは差別解消などどだい無理な話だ。今はネットで偏見を含んだ情報を発信・受信しやすい状況にあり、すべての人がそれを拒めるとは思えない。なにせ親さえ無理なのだから。
多分、これからも沢山の絶望を感じることだろう。でも、頭脳がある人間としてあるためにこれからもそれを受け止め、変えようとしなければ。
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