ガルガルは何者か?~わんだふるプリキュア7話感想&考察~
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少し趣旨を変えるので7話と8話で分けたいと思います。
こむぎ先輩といろはが仲直りして良かったですね。
さて、早速本題に入って行きますが何かガルガルを陰で操っている存在がいることが示唆されてますね。
大人しく寝ていたライオンのガルガルに突如こいつが現れてこの言葉をかけます。
すると、急にガルガルが凶暴になり辺りの木を倒していきました。
一見何も感じないシーンですが、よく考えるとおかしな点が何か所かあります。
まず、ガルガルが壊したものについてです。人間の作ったものと言いつつ、今回壊していたのは木です。
これについては2通りの解釈ができます。
一つ目はガルガルが混乱してとりあえず適当に壊している可能性。
これについては特にいうことがないです。ただ、描写を見る限り何か意思を持って壊している気がします。
二つ目、個人的に面白いと思っている可能性は、木も人間が作ったから壊している、ということです。
ガルガルが木を壊している場面を見ると、あたり一面スギの木であることが分かると思います。
植生がここまで針葉樹に偏っているので、恐らくこれは人工林ではないでしょうか。
今、日本では森林の4割を占める約1000万ヘクタールが人工林です。
そして、それらの適切な手入れがなされておらず、豊かな自然があるとは言えないのが現状です。
そう考えると、ガルガルの親玉からしたら人工物のように見えてもおかしくないでしょう。
そして、ガルガルが壊したものが復元されるのもおかしな話です。
ガルガルは破壊するために産み出された存在なのに、なぜガルガルが消えると戻されるのでしょうか。
例えば、元々壊れていたものが何かすごい人によって超常的に治されて、その人が消えた途端元の壊れた状態に戻る、というのなら納得できます。
これを、難しさの順に 治す>壊す としましょう。
しかし、プリキュアの世界のガルガルはこれが逆です。
難しさの順は 治す<壊す となっています。
ありえないようなことにも思えますが、実は皆さんの身近にもそのようなものはあります。
そう、自然です。
自然は山火事が起ころうと津波が来ようといずれ元通りに修復されます。
ただし、人間が壊しすぎない限り。
このことから、ガルガルの正体が分かるはずです。
恐らく、ガルガルを操っている存在は自然の潜在意識のようなものなのでしょう。
そしてしれっとこむぎ先輩がフレンドリータクトを使えるようになりました。
メエメエは以前からこむぎのプリキュアとしての自覚が足りないと言っていましたが、ライオンのガルガルと対峙する中で身に付いたということでしょうか。
次回▶︎
まとめ
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