シーズン2 #02(#14)『空からの水死体』

原題:mr.MONK GOES to MEXICO
放送日:
2003年6月27日
2004年6月29日
スタッフ:
脚本:リー・ゴールドバーグ
   & ウィリアム・ラブキン
監督:ロン・アンダーウッド
ゲストスター:
トニー・プラナ(アルメイダ警部役)
ホルヘ・セルベラJr.(マデロ医師役)
デヴィッド・ノローニャ(プラト警部補役)
コービン・オールレッド(スコット役)
エマ・ベイツ(ミシェル役)
マルセロ・トゥベールト(ヘクター役)
レネ・リベラ(パイロットのバレス役)

<ストーリー>
 メキシコ・バハ
市。飛行機からスカイダイビングしたアメリカ人学生が、友人たちが見守る前で、パラシュートが開かないまま砂漠に墜落し、死亡した。ところが、検視の結果、彼の死因は――何と――〝溺死〟と判断される。学生の父親がサンフランシスコ市長の友人だったことから、市長は、この不可思議な事件の解明をモンクに依頼した。
 嫌々ながら、シャローナとともにメキシコへ向かうモンクだったが、到着早々、ミネラウォーターをはじめとするスーツケース18個分(!)の荷物を何者かに盗まれてしまった――。

<考察> 
 「これぞミステリ!」という冒頭の謎が実に魅力的。解決も(一度しか使えない手ではあるが)、「よく考えれば答えはそれしかない」パターンのバリエーションとして、大胆かつ優れたものである。
 今回もシャローナの魅力が大爆発。加えてメキシコ版ストットルマイヤー警部とディッシャー警部補の登場が実に楽しい。脚本家コンビは、『私立探偵スペンサー』『ネロ・ウルフ』等、数多くのシリーズで10年以上にわたり活躍してきたベテランだが、彼らは、アンディ・ブレックマンを筆頭に、コメディ・ショー出身の人間が多数を占める脚本家チームの会議に参加し、TVドラマのセオリーや常識にとらわれない、その自由で創造的な発想や制作方法に驚かされたという。
 監督は、傑作怪獣映画『トレマーズ』を撮った人で、自ら「撮りたい」と志願したそうである(この後「スター誕生」も監督)。因みに、メキシコの場面はロケではなく、LAで――それもユニバーサル撮影所内のオープンセットで撮影されている。

<MEMO>
準備中です。

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