シーズン3 #13(#41)『激突』

原題:mr. MONK Gets Stuck in Traffic
放送日:
2005年2月11日
2005年8月16日
スタッフ:
脚本:トム・シャープリング
   &ジョー・トプリン
監督:ジェリー・レヴィン
ゲストスター:
ジェイ・アコヴォー((レイ・ガラルディ役)
スティーブン・ウィリアムズ(パーネル巡査部長役)
マット・シャンパーニュ(スティーブ・マリオット役)
ダイアン・デラノ(クリスタル・ザ・トラッカー役)
キース・D・ロビンソン(巡査部長役)
ラリー・ミラー(ギャレット・プライス役)

<ストーリー>
 
郊外のショッピングモール建設予定地で、建築会社の男レイが、敵対する環境保護団体の男を殺害した。レイは、死体を被害者自身の車の運転席に座らせると、その車を自分のトラックの荷台に乗せ、ハイウェイへと向かった。しばらく後、サンフランシスコへの帰路を急ぐ、モンクとジュリーを乗せたナタリーの車の脇を、荷台を目隠しの布で覆った大型トラックが追い抜いていく――そしてレイは、死角に入ったカーブで荷台を傾けると、死体の乗った車を道路へと放り出した。横転した車に驚き、後続車が次々と接触、ハイウェイはたちまち大混乱に陥ってしまった――。

<考察>
 
前々話、前話を経て、ついにモンクとナタリーの信頼関係が確立される名編。そのテーマのために「走るトラックからナタリーが飛び、モンクがそれを受け止める」というシーンがまず決められ、そこから逆算して事件が設計されていったという。完成版では、モンクが車から身を乗り出して銃を撃つというさらにアクティブなクライマックスとなり、同様に豪快な犯行シーン
と併せて、シリーズ中でも屈指の大アクション篇に仕上がっている。番組存続すら危ぶまれたアシスタント交代劇は、本作で無事完結。しかも、看護師だったシャローナとはまったく違うナタリーのキャラは、この後、モンクの病状を大きく好転させていくことになった。
 因みに、劇中に登場する《コーン》は実在のバンドの特別出演。そのロゴ(「KoЯn」=子供が書いたようにCがKになり、rも大文字で左右逆になっている)をモンクが指摘するのがギャグになっていたわけである。

<MEMO>
*(以下、準備中)


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