シーズン3 #12(#40)『とんだバカンス』
原題:mr. MONK Gets Cabin Fever
放送日:
米 2005年2月4日
日 2005年8月2日
スタッフ:
脚本:ハイ・コンラッド
監督:ジェリー・レヴィン
ゲストスター:
ジョシュ・スタンバーグ(グルームズ捜査官役)
フェイス・プリンス(キャシー・ウィロビー役)
ムーン・ブラッドグッド(ヘイリー役)
グレン・モーシャワー(マーティン・ウィロビー役)
ディラン・カスマン(ポール・コビー保安官代理役)
ポール・ライ(ハンディ氏役)
<ストーリー>
モンクが、中国系ギャングによる殺人を目撃。事件の証言者となった彼に、裁判までの6日間、FBIの証人保護プログラムが適用されることになった。ナタリー、警部、そしてFBI捜査官グルームズとともに湖畔のロッジに身を潜めるモンク。だが、その晩、モンクは、中年夫婦が暮らす対岸のロッジで事件が起こったことを察知。いくつかの手がかりから、妻が夫を殺害したと確信する。同じころ、恋人とデートを重ねるディッシャーは、中国料理店で出される“おみくじクッキー”の辻占が次々と的中するという何とも不可思議な現象に遭遇していた――。
<考察>
モンクの殺人事件の目撃(A)、ディッシャーの不可思議な“おみくじクッキー”事件(B)、そして湖畔の夫殺し(C)という3つのプロットが同時進行。さらに、ちらりと語られる、“モンク番”への警部の意外な鬱屈、ナタリーの“モンクの存在自体が事件を呼んでいるのでは?疑惑”と、レギュラー全員のドラマが同時に描かれる「てんこ盛り感」が楽しいエピソードである。
最高の目玉はクライマックス、ABCすべてが“合流”して行なわれる、銃弾の雨を浴びながらのダブル“経緯はこうです”シーンだろう(分割画面と、警部の「どっちも聞いてない」がすばらしい)。グルームズFBI捜査官は、第1シーズンの「容疑者は夢の中」に続く再登場。同作ではATF(アルコール・タバコ・火器局)所属だったので、その後転職したのだろうか。音楽のジェフ・ビールは、本作のプロットに映画『激流』のイメージを感じ、BGMにカントリー風のドブロ・ギターを加えたと語っている。
<MEMO>
*(以下、準備中)
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