シーズン3 #8(#36)『ファイナルアンサー』

原題:mr. MONK and the Game Show
放送日:
2004年8月13日
2005年7月5日
スタッフ:
脚本:ダニエル・ドラッチ
監督:ランドール・ジスク
ゲストスター:
ジョン・マイケル・ヒギンズ(ロディ・ランクマン役)
ジャラッド・ポール(ケビン・ドーフマン役)
ボブ・ガントン(ドワイト・エリソン役)
ローズマリー・フォーサイス(マーシャ・エリソン役)
ラリー・ブランデンバーグ(ヴァル・バーチ役)
リサ・シェリダン(リジー役)
ローレン・コーン(司書役)

<ストーリー>
 
ある日、モンクの元を、TV局のプロデューサーであるトゥルーディの父親ドワイトが訪れ、調べてほしいことがあるのだと語った。担当する人気クイズ番組『お宝BOX』で不正が行なわれているというのだ。モンクは、母親の看病で不在のシャローナに代わって自分の世話を焼くケヴィンと共に、番組が収録されているハリウッドへと向かう。連戦連勝中のヴァル・バーチという男は、どうやってイカサマを行なっているのか。そして、モンクはさらに、『お宝BOX』のスター司会者ランクマンが、女性アシスタントの不審な交通事故死に関与していることにも気づくのだった――。

<考察>
 
シンプルで美しい謎と、クイズ番組の本番中に解決するバツグンの爽快感が見事な傑作エピソード。さらに加えて、幸せなころのモンク夫妻の姿が見られる貴重な1作でもある(二代目トゥルーディ、メロナ・ハーディンの初登場作となった)。本作制作時、シャローナ、警部、ディッシャー役の諸氏
は契約更新の交渉中で出演できず、そのため、「つよい女こわい女」の名キャラクター、ケヴィンが再登場することになった(「シャローナが危ない!」の強面看護師バルラの再登場も検討されたそうである)。
 トゥルーディの父ドワイト役を演じたボブ・ガントンは、役人や軍人等、重厚な役柄を得意とし、『ショーシャンクの空に』での刑務所長役等で知られる名バイプレイヤー。母親役のローズマリー・フォーサイスは、「刑事コロンボ/構想の死角」で被害者の妻役を演じていた。
 ラストシーン、愛犬の死から立ち直る少女トゥルーディの台詞がすばらしい。

<MEMO>
*(以下、準備中)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?