シーズン4 #4(#48)『新入社員モンク』

原題:mr. Monk Goes to the Office
放送日:
2005年7月29日
2006年4月25日
スタッフ:
脚本:ネル・スコヴェル
監督:ジェリー・レヴィン

ゲストスター:
ディ・マクリントック(ウォーレン・ケンプ役)
ジェニファー・ホール(アビー役)
クリストファー・ニーマン(チルトン役)
ブレット・リッカビー(殺人者役)
メレディス・スコット・リン(アンジェラ役)
フレッド・ストーラー(グレッグ役)
ニコール・ランドール・ジョンソン(フランシス役)

<ストーリー>
 投資コンサルタントのウォーレン・ケンプが、自社の入ったビルの地下駐車場で何者かに右手を折られるという事件が発生。不可解なことに、犯人はその直前に駐車係を撲殺していた。なぜケンプは殺されなかったのか? 現場検証に立ち会っていたケンプは、モンクのそばにいるナタリーに好感を持ち、2人をオフィスに招くと「犯人は社員の可能性もあるので、潜入捜査を頼みたい」と相談する。「同僚のいる平穏無事な職場」に憧れを抱くモンクは、“自分がやる”と志願し、ナタリーを仰天させた。“新入社員”モンクは、初日から几帳面さを発揮し大活躍。周りの同僚からも大いに歓待されるのだ
ったが――。

<解説>
 第1シーズンの「妻の面影」、第2シーズンの「ホームランボールの謎」に続く、シリーズ名物“ぶっとびエピソード”の第3弾。今回は何と、ラストまで見ても真犯人の本名が出てこない(役名は“The Killer”!)という徹底ぶりで、“ホワイダニット”ミステリとしても、番組を代表する傑作のひとつに仕上がっているように思われる。
 構成的には、そこに“新入社員モンク”という爆笑スケッチの数々とナタリー絡みのドラマが加わっており、その点で前作「名探偵ナタリー」と似た印象であるが、今回のナタリーの事件への絡み方は、前回のようなキャラ的な方向ではない、メインの謎への“伏線”として機能する巧みな、そしてエモーショナルものとなっている。その点も、ぜひお見逃しなく。
 脚本チームは、劇中のオフィスの描写を、ちょうど打ち合わせで訪れた、配給会社USAネットワーク本社の様子を参考に執筆したと語っており、登場人物たちの氏名も、そこで実際に働く社員から拝借したとのことである。

<MEMO>
*(以下、準備中)


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