シーズン6 #15(#91)『謎の凶弾(前編)』
原題:mr. MONK Is on the Run (Part One)
放送日:
米 2008年2月15日
日 2008年7月8日
スタッフ:
脚本 トム・シャープリング
監督 ランドール・ジスク
ゲストスター:
スコット・グレン(ロリンズ保安官役)
C・S・リー( ベル保安官代理役)
コートニー・ゲインズ(フランク・ナン役)
ジャック・ステフリン(地方検事役)
<ストーリー>
電気店から遠隔操作式爆弾の材料が盗まれた。その材料で作られる爆弾はトゥルーディ殺害に使用されたものであり、さらに現場には、謎の暗号文が記されたスケジュール帳、そしてトゥルーディ事件の鍵を握るはずの“6本指の男”の指紋が残されていた。
ナタリーに隠れて暗号文を解いたモンクは、単身、深夜バスに乗って郊外の倉庫へと向かう。そこでついに妻殺しの実行犯、フランク・ナンと相対したモンクは、彼に銃を突きつけ、犯行を依頼した人物の名を吐かせようとする――が、次の瞬間、銃声が倉庫内に轟き、心臓を射抜かれたナンは床に崩れ落ちていた……。
<解説>
モンクが殺人の容疑者として逮捕され、しかも凶器が彼の銃だと判明。護送車から脱走したモンクは州警察を率いる保安官に執拗に追われることに――という、映画『逃亡者』を想起させる怒涛の展開、そして、警部がモンクを射殺するという衝撃的なラストシーンに〝つづく〟のテロップが浮かぶ、シリーズ初となる前後編物の前半エピソード。かつてないシリアスなドラマの中、絶妙に挟まれるギャグの数々が、暖かくも神々しい。
そのスケールに合わせ、今回はゲストスターも超豪華である。ロリンズ保安官役を演じたスコット・グレンは、映画『ライトスタッフ』(83)での宇宙飛行士アラン・シェパード役、『レッド・オクトーバーを追え!』(90)での艦艦長、『羊たちの沈黙』(91)でのFBI主任捜査官役で知られる名優。本作と同年の『ボーン・アルティメイタム』(07)にも、CIA支局長役で出演していた。
<MEMO>
*“六本指の男”フランク・ナンを演じたコートニー・ゲインズは、『チルドレン・オブ・ザ・コーン』(84)『メイフィールドの怪人たち』(89)での怪演が印象的であった。
*(以下、準備中)
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