シーズン1 #12『完全犯罪への秒読み』

原題:mr.MONK and the AIRPLANE
放送日:
2002年10月18日
2004年6月15日
スタッフ:
脚本 デヴィッド・M・スターン
監督 ロブ・トンプソン
ゲストスター:
ブルック・アダムス(リー役)
ティム・デイリー(本人役)
ジェニファー・デール(バーバラ・シャブロル役)
カール・マロッテ(ステファン・シャブロル役)
ギャリー・マーシャル(ウォーレン・ビーチ役)
ロビン・デューク(ミンおばさん役)
フランソワ・クランファー(ベルナール役)
ニコラ・セント・ジョン(迷惑な女性役)

<ストーリー>
 シャローナ
が飛行機で伯母を訪問することになった。1週間離れ離れになる不安に耐え切れず、モンクも同行することを承諾する。そして、チェックインから離陸までの、乗務員までを巻き込んでの大騒動がひと段落したとき、モンクは突然、夫婦らしい乗客を指さし、シャローナにこうささやいた。「――あの男、離陸直前に奥さんを殺しているようだ」。 
 死体を空港内のどこかに隠し、そのまま国外逃亡を図る犯人たちを、パニック状態のモンクは、着陸までに捕まえることができるのだろうか――。

<考察> 
 第1シーズンの最終話であり、これまでに培われた要素がすべてベストの形で噛み合った大傑作。〝モンクが飛行機に乗る〟という名アイデアは、そのまま抱腹絶倒のギャグの宝庫であり、同時に、本作が〝時間&場所限定〟の魅力的なミステリに仕上がる出発点ともなっている。局側は、視聴者が飽きるからと、機内シーンを全体の半分以下にするよう申し入れたというが、
脚本チームが書き上げたのは、8割以上が機内というもの。爆笑ギャグ「ピートとリピート」の件りだけでも、丸々2ページ分の長さがあったという。
 カメオ出演のティム・デイリーは、実際に人気ドラマ『WINGS』に出演したTVスター(やはり同番組に出ていたトニー・シャローブ「見たこともないな。いい番組?」と訊ねるギャグがある)。客室乗務員役のブルック・アダムスは、T・シャローブの本当の奥さん。そして、延長ケーブル販売員のビーチを演じたのは、何と『プリティ・ウーマン』等を撮った名監督、ゲイリー・マーシャルである。

<MEMO>
準備中です。

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