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【旧レギュポケカ】adv-pcg W虹杯対戦レポ
初めまして。おすしと申します。
関西圏でポケモンカードを遊んでいます。
今回、東京池袋で開催されたadv-pcg非公認大会「いつかきっとダブルレインボー杯」に参加したので、大会レポと使用デッキの所感について書かせていただきたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1688990554440-RAlPyMYg6v.png?width=1200)
私自身は凡百な初心者です。しかし、言語化しプレイや構築を振り返る大切さは先人の方々からいつも感じていましたので、今回はnote執筆に踏み切りました。
至らない点や間違った思考多々あると思いますが、よければご指摘、ご教示のほどよろしくお願いします。
東京に遠征してポケカadvpcg #W虹杯 に参加してきました。
— おすし (@fish_on_sumeshi) July 1, 2023
使用デッキは「キングドラデルタ」
2-4負け越し…探さないでください。
スバメラインはかなり欲張ってしまったなと反省(どうせ逃げエネ1だし)。
テレポーター入れてデルタドローから動くようにしようかな? pic.twitter.com/Jc6adgao5b
使用デッキ
今回使用したデッキの紹介です。
使用デッキ「キングドラexδ」
![](https://assets.st-note.com/img/1688987465102-KW3Eln2i97.png?width=1200)
このデッキを選択した理由は主に以下の三点です。
・ポケボディー「エクストラスモーク」とHP140の高耐久
・2エネ技の殴り出しの速さ&エネ加速で手貼り権を後続に使えること
・闘タイプであること
あまりカードプールに詳しくなかったので、仮想敵として「バンギマイン」を設定しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1688987595938-af7dg94URa.png)
関西の非公認大会δ-partyや動画でプレイを見た時に、現行でいえば
「ちょっと準備に時間かかるけどサイドを勝手に取らせて雪道ツツジをしてくるミュウが非エクでばら撒きもできます」
というような理不尽さを感じたので、まずはここに勝てるようにしたいと思いました。
(day1デッキを開示してday2にのぞむ今大会では、やることが筒抜けでも強い一昔前のパルキアインテのようなデッキ、つまりバンギマインが多いのではとも考えました。)
選んだデッキに話を戻すと、
キングドラexδの性能はある程度バンギに対してやっていけるのでは?と思っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1688987727774-ruq6p5df2S.png)
高耐久で大抵の一撃は耐え、FFで失礼するバンギもいるとはいえ弱点をつける点が強みとして挙げられます。殴り出しも比較的早いと思っていたので、ビリリダマをとったりサイクロンエネルギーなどで後ろに圧をかけたりできるなと考えていました。
あと、初の大型大会ではadv-pcgの象徴とも言えるδ種を使いたいという考えもあったかと思います。
大会結果
その結果は、
2-4予選落ち31位でした…
バンギマインとは一度も当たりませんでした。提出された皆さんのデッキレシピを拝見すると、バンギマインは少なくは無かったので環境読みとして間違えてはいなかったのかなと思います。このあとは全6戦を簡単に振り返り、ひたすら反省としたいと思います。
※書いていいものか分からなかったので、対戦相手のお名前は伏せています。
各試合振り返り
1戦目 スクランブルエッグ 負け
![](https://assets.st-note.com/img/1688987882960-oRt9dMtjfJ.png)
お互いゆっくりな立ち上がり。こちらは手貼りができないターンもあり、後続が育たないことにやきもきしていました。試合が動いたのはお相手がナッシーで手札をリフレッシュした次ターン。バトル場ナッシーをとばすことを優先して、また返しのターンの要求を少しでも上げるため、前にエネ貼り→幹部→ナッシー倒す という動きをしました。
結果として、サイド差を生んでしまったことでスクランブルエネを発動したナッシーにキングドラをワンパンされました。しかも後続にエネがはれていないため、そのままマジハンで準備中のキングドラを引っ張られ押し切られました。
自らサイド差1を作ったことにより、お相手のマルマイン爆発後にキングドラexを倒してもマジハンを打てる状況を作ったこと、エクスチェンジ後に打った幹部を温存し、前のキングドラが倒れた返しで打てば後続を育てる猶予ができたかもしれなかったことが反省点かなと思います。
2戦目 ライエッグス 勝ち
![](https://assets.st-note.com/img/1688988006937-VazkBJyMTw.png)
弱点マッチということもあり、終始有利に立ち回れたと思います。スムーズにピジョットとキングドラを立てることができ、暴風で結晶を割れるように構えながら80点を押し付け続けることができました。(ストーンジェネレート警戒でシードラを挟むことも忘れない)パルシェンδの存在も大きかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1688988674469-qUgFv9fph0.png)
中打点以下のポケモンにはめっほう強いことを再確認しました。
3戦目 サーナイト(δ種多め) 負け
![](https://assets.st-note.com/img/1688988166707-esvU5mQdSe.png)
前のラティオスexδを相手してるうちにしっかり準備され、あれよあれよという間に負けました。お互い事故気味の立ち上がりでしたが、先にお相手のオニドリルδが立ち、先手を取られます。(結構厚めに入れておられました)続いてお相手のパルシェンδも立ったことで、下がられてもポイントショートで取れるだろうと思っていたラティオスが生存ルートに入りました。
基本、キングドラexで殴るデッキなのでラティオスexδのアイスバリアが重すぎます。
![](https://assets.st-note.com/img/1688988292734-BkBvFIfSDq.png)
サイクロンエネルギーでどかしたり分岐進化のキングドラδで殴ったりとやれることはありますが、マジハンもブラッキーexもないこのデッキにはしんどすぎる存在でした。後悔先に立たず。
4戦目 伝説パ(レックウザexδラティオスexδなど) 負け
![](https://assets.st-note.com/img/1688988516644-XapJB0m17e.png)
レックウザexδ、ラティオスexδ 重すぎます。ポイントショートは育つ前のタッツーたちをボロボロにし、アイスバリアの筋も意識すると安易に進化させられません。パルシェンδが立てば…と思いましたが上がサイドに落ちており、レックウザに蹂躙され尽くしました。
本物の龍に、ただの魚と貝のデッキは焼き尽くされるのみでした。エネ加速があるとはいえ、序盤はタッツー以外のポケモンに手貼りを回す余裕がこのデッキにはありません。苦労して立てても殴るしか役割のないキングドラの不器用さを感じた試合でした。
5戦目 ネンドールカイリキー 勝ち
![](https://assets.st-note.com/img/1688988928299-PXQfSZrPen.png)
耐久と火力のあるカイリキーを押しつけ続けられるので、かなり時間のかかる勝負になりました。
こちらはオオスバメδが立ち、きぜつ後トラッシュから回収した1体を含む計4体のキングドラをぐるぐると回しながら、なんとか勝ち切りました。エネを引かれなかったり、砂漠の遺跡を暴風で割り切れたりしたのも運が良かったです。
6戦目 カイリューexδ 負け
![](https://assets.st-note.com/img/1688989108990-2jOVpHHry2.png)
関西で何度かお会いし、対戦もしたことのある方がお相手でした。
カイリューは強力なロック性能を持つポケモンですが、序盤の打点はそれほど高くないはず。エクストラスモークもあるので、順当に進化していければこちらは2パン、お相手は3パン必要です。
大ブレーキさえ踏まなければアドが取れると思ったのも束の間、エネ貼りのみでターンを返してしまい、暗雲立ち込めます。
お相手はポワルンでデルタドローをして盤面を整えたあと、そっくりテレポーターでポワルンをミニリュウにして、ふしぎなアメでカイリューを着地させます。エネに無駄がない。
![](https://assets.st-note.com/img/1688989147341-8akSxcpSEM.png)
その動き、やりたすぎる。真似したいです。
その後はサポ引けていないこちらのタッツーが倒されていくのを見るだけの時間でした。
リクガメが野菜を食べる動画を眺める時のような気持ちだったことを覚えています。
全試合終えて
初心者なりにこのデッキの弱みとして感じたのは
(=自分の構築力のなさを痛感させられたのは)
・進化ラインが無駄に多く、結果、スタートしたくないポケモンも多いこと。
・どのデッキにも出張しがちなレックウザexδとラティオスexδが重いこと。
・低火力ワザを使う以外にエネを誤魔化す方法がないこと。
・引っ込んだポケモンを倒す方法がポイントショートしかないこと。
などです。まだまだありそうですが。
オオスバメラインを無くしてピジョットを増やしたり、そっくりテレポーターを入れてデルタドローから入るようにしたり、オニドリルδで展開を安定させたり?
結果こそふるいませんでしたが、全く違うデッキタイプとの6戦は、実戦の少ない自分にとって良い刺激になりました。
独りよがりの一点読みではなく、環境全体を見て構築を練るだけの経験が自分には足りない。あと、センス。あとプレイングも。あと、カード資産。それに粘り強さ。感想戦における話術。全部です。
それだけに、まだまだやれることがあるこの環境に魅力を感じてもいます。
まとめ
スタンやエクストラをしていると、アタッカー以外にエネを貼ってドローワザを打つことにもったいなさを感じてしまいますが、その一見悠長な動きに、この環境の良さが感じられると思います。
子どもの頃の友だちとのカードゲームで、
いろんなカードや子ども特有の無茶なコンボを使いたいから、序盤はお互い手を出さない準備期間とするという独自ルールがあったことが思い出されます(もちろんadv-pcgにおいては勝つための準備なのですが)。
自分の好きなポケモンや2進化のポケモンたちがずらっと並んで戦う盤面に、ポケスペの手持ち紹介ページを見るようなワクワク感があって、古のオタクには大変嬉しい。対戦しなかったデッキには知らないカードもあり、まだまだ楽しみが尽きません。
対戦してくださった方々、カードをトレードしてくださった方々、素敵な大会を開いてくださった運営の方々、本当にありがとうございました。
余談ですが、東京住みの姉のおすすめで翌日に行った上野の森美術館の特別展「恐竜図鑑」めちゃ良かったのでおすすめです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1688989664944-L7ZKmcSzEt.jpg?width=1200)
最後になりましたが、拙文を最後までお読みいただきありがとうございます。また機会があれば書いてみたいと思います。おすし
画像引用:旧シリーズ検索 様
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