croom理論のまとめ

今回学んだもの
今回私はインプットコンテンツの「croom理論」を学んだ。croom理論とは、学生が飛躍的に成長する為に必要な4つの力を要素を養うための理論のことである。この4つとは1「聞く力」2「情報収集力」3「アウトプット力」4「発信力」である。こうした4つを養うことで、学生である我々が社会で活躍出来る人材になることが出来る。今回の学びを通し、自身のキャリアで常に意識して行動していきたい。

1「聞く力」とは
「聞く力」とは、自身がわからない問題に対し、分からないモノ・コトを明確にした上で、それがネット等ですぐに解決できない際に、簡潔に質問する力のことである。例えば以下の例が挙げられる。自分はエンジニアを目指し現在プログミングを学んでいるが、基本的に分からないことだらけである。ただ、その分からないことでも、"〜関数の使い方"のようなネットで軽く検索し理解出来るものや、"アルゴリズム"など専門性が高く人に聞かないと理解出来ないもの、といった違いがある。そうした、自身の問題は何か明確にし、自分の中で聞くべきポイントを取捨選択をした上で人に質問する力が「聞く力」である。

2「情報収集力」とは
「情報収集力」とは、自身が本当に知りたいモノを明確にした上で、それに対し収集をする力である。例えば、ある店のラーメン屋の利益を伸ばす方法を考えるとする。その際、間違った人は闇雲にその店付近の競合の店のラーメンの味を分析したり、新開発ラーメンの提案などをしようとする。しかし今回の場合「利益伸ばす」ことが求められている為、情報収集力がある人は「利益=売上(客数×単価)-費用(固定費+変動費)」とまず利益創出の構造を明確にし、それをもとにそれぞれの要素について収集をする。このように、自身が求めるものは何かを明確にし、情報を収集をする力が「情報収集力」である。

3「アウトプット力」とは
「アウトプット力」とは、自身が今までの経験で学んだものを全力で出し切る力である。このアウトプット力は「自分が情熱を注げる環境」であったり「監視環境」というような、興味ある分野でストレスがかかった環境で伸ばすことができる。以下が私の例である。私は学内でファイナンスゼミのゼミ長をしており、現在ゼミでの研究に励んでいるが、自身が学びたかったESG投資について論文のサーベイをするだけでなく、その都度教授とフィードバックをしている。これにおいて、自身がもともと学びたかった分野を存分に研究するだけでなく、教授が忙しい中評価してくださる為、研究を楽しみつつも失礼の無いよう本気で資料を仕上げることをせざるを得なくなる状況になる。このように、自身だけでなく外部からもモチベーションを上げるような仕組みの中で、全力を出し切る力が「アウトプット力」である。


4「発信力」とは
「発信力」とは、発信を受ける人が得になる(求める)情報を伝える力である。例えば、自分の趣味であるフィットネスを普及させる為に発信することを想定する。この発信時において、私自身は「クレアチンの適切な飲む時間」や「リフィードのタイミング」などが自分にとって知りたい情報であるが、基本的にフィットネスを普及する上ではそれは適切では無い。何故ならフィットネスの普及は、フィットネスに興味を持つ人を増やすことであるため、こうした専門性が高いものは需要が無い。これに対し「筋トレをするとスタイルが良くなる」「6秒で終わる簡単ストレッチ」といった初心者が飛びつきやすいもので興味を持たせる様にする事が望ましい。
他方、こうした例も挙げられる。もしあなたがビジネスマンで仕事をしており、上司から「業務どの位進んだ?」と聞かれた時を想定する。この際「もう少しで終わります」といった漠然とした回答ではなく「業務の90%が終わりました、後1時間ほどで完了します。」と具体的で定量的に伝えるべきである。何故なら今回の例において、上司の立場に立った際、時間管理などのマネジメントをし「いつ頃終わるか」を求めている事が想定出来る為、後者の返答が妥当と考える。このように、相手が得をする(求める)情報を発信する力が「発信力」である。

まとめ
croom理論とは、学生が今までより飛躍的に成長する為に求められる4つの力を養うための理論である。この理論は、プログミング力等のスキルではなくマインドの向上であり、普段意識して活動し、習慣化をしないと身につける事ができない。しかし、こうしたマインドは人を成長させるベースとなるものである為、今後のキャリアにおいてスキル以上に自己成長の軸として重要である。今回の学びを通し、自身のプログラミングといったスキルの向上だけでなく、こうしたマインドも意識したキャリア形成を歩んでいきたい。