見出し画像

ヲシテ文献の参考書を作成

 ヲシテ文献のホツマツタヱも随分と知られるようになってきましたが、ヲシテ文献はヲシテ文字で書かれているためヲシテ文字で読み、類推しなければなりません。

読みにくいからと言って、漢字に当て嵌めた訳文を作り、ヲシテ文献の高貴さを貶める人が後を絶たないのも事実です。全くもって迷惑です。富士山の古い名前「ハラミヤマ」を「原見山」と漢字訳してしまう方がいて驚きました。漢字で意味を固定化してはならないのです。時代状況とヲシテ文献内の用語から考えれば「妊娠山」が近しいと思われます。でも漢字で固定化してはなりません。山頂から麓の野原を見ることもありますから「原見」もゼロではありません。安易な漢字当てはめが問題なのです。


わざわざ漢字に訳す、バカげた努力をするなら、色分けが良いと私は考えています。イメージは教科書ではなく参考書です。教科書よりも色を豊富にして飽きが来ない工夫を盛り込んだ楽しい参考書です。


まずは、ヲシテ文字が読めなければなりませんが、これは実はハードルが高くありません。原日本語ですから読めるようになります。

暗記カードを作って(お風呂用のカードがおすすめ)湯船で暗記しましょう。2週間経つとだいぶ読めるようになります。

次に記紀原書ヲシテを購入して原文の横にひらがなを書いてみましょう。読むスピードが早くなります。途中から何でひらがなを書いているのかわからなくなってきます。ヲシテ文字から日本語の原理ができているので、ひらがながアルファベットのような気がしてきます。


色分けについては何度か試してみて、行き着いたのが
助詞は黄色です。白地の紙に視認しづらい色ですが日本語における助詞の重要性から閃きの色で黄色にします。
地名・人名は紺色・水色です。地名人名はかぶる事もあるので近しい色にしました。
アヤの中で重要ポイント語句はピンクです。pdfでアップされている大意と池田先生からいただいている教科書から注釈を書き込みます。
ウタ(和歌)は赤です。
私の場合はヘビ・ミツチ・タツ関連が研究箇所ですから緑色にしています。
月日や個数は視認しやすい数字を書き込んでいます。読んでいて文章の流れが突っかかるのでそうしています。
食に関してはオレンジ色が良いかなとも考えています。
助詞の区切りは確定できない部分もありますが参考書としてはどこかで決断する必要があるかなと思います。
ところどころにイラストで注釈を入れるとイメージも湧きやすいですね。

そして使うノートですがヲシテ国学の先輩bebeさんを真似して子供の学習ノートを使います。使ってみるとホントに良さがわかります。学習ノートは素晴らしい工夫がいっぱいです。選ぶマスのサイズは104字詰を使います。そうすると縦に五七調に収まり、横の桝目は記紀原書ヲシテと同じページで書き写しが行えます。


使うペンですが昔からあるフェルトサインペンがお気に入りです。線の抑揚がつき過ぎずヲシテ文字に合うと思います。筆ペンは強弱がつき過ぎるので「漢字臭」がしてきます。これは排除しないとまた勘違いがはじまります。(漢字が問題なのではなく、漢字を使って満足する日本知識人の漢意が問題です)
そこで最もおすすめなのが 
ぺんてる サインペン S520-8 8色セット です!
マインドマップを書くのにもちょうどいいですし、ヲシテを書くのにぴったりです。


ヲシテ文献に興味を持たれたかたは試してみてくださいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?