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心の断捨離〜④足りないモノを求めることを捨てる〜

皆さん、こんにちは。

心豊かに、幸せなプチ・セレブへの旅先案内人『ファーストクラスへの道』主宰のななこです。

心の断捨離 第4弾は、足りないモノを求めることを捨てる。です。

時間も、お金も、モノも、資格も、才能も・・・。足りないと思えば、足りないことばかりです。そこに焦点を当てると、どんどん欲張りになって、あれもこれもと手に入れたくなってしまいます。

私も30代半ばまでは、モノに執着をしていました。特に20代後半からは、それなりに収入も入るようになり、自分の好きなモノが買えるようになると、上代50万円までは、ほぼ即決で購入していたのを覚えています。わ〜今考えると、恐ろしい・・・苦笑。

でも、そんな私の考えを一変させられたことがあります。それがあの・・・3.11でした・・・。

大地震の後、ドンドンと津波にモノが呑み込まれていく姿は、TVを消しても鮮明に脳裏に焼きつき、私にも強烈な爪痕を残しました・・・。

実は地震発生時、マンションの7階で1人、パソコンに向かい仕事をしていた私は、人生で初めて、長い長い横揺れを感じました。私のいた土地で、震度4強だったと思います。その後、パソコンの前に座る度に、しばらくの間、ずっと揺れてる感覚を感じるようになりました。いわゆるPDSDの一種である『地震揺れ』です。そのゆら〜ゆら〜とした何とも気持ち悪い、鈍い感覚を感じている時間は、無意識に津波の映像も浮かんできて、正直、しばらくの間、不安で仕方がありませんでした・・・。

やっと、落ち着いてきた頃、実家に帰ると、父が岩手県に入り、重機では移動できない土に埋もれた破片や小物を取り除くボランティアに行った時の話をしてくれました。土を掘ると、中からはお茶碗やら、ガラスの破片や大きな石など、たくさんのモノが出てきたそうです。中でも1番慎重に、心を込めて取り出すのが写真。泥まみれになった写真を力を加減しながら水で洗っていると、その方々を思い、涙が溢れたと言っていました・・・。そして、その綺麗になった思い出の写真を渡すと、被災者の皆さんは『モノは、お金があれば買い戻せるけど、写真だけは撮りなおせないから。』と、涙を流して喜ばれたそうです・・・。まさにモノより思い出。そっか・・・やっぱりそうなんだ・・・と心にズシンと響きました。

その話を聴いた時、何だか私は、既にたくさんのモノを持ちすぎているな〜。もう、十分満たされているな〜と強く、感じました・・・。

健康な体に、明日着る服、3食ご飯も頂けるし、今日を暮らせるだけのお金もある。大切な人と連絡を取る手段もあるし、雨風をしのげるお家もある。

足りないモノにフォーカスするのではなく、今あるモノに焦点を当てると、十分恵まれていることに気づき、感謝することが出来ました。新しくなくてもいい。流行最先端じゃなくてもいい。最小限の自分のお気に入りのモノがあればそれでいい。ちょっとくらい不便でも、使えればいい。まだ壊れずに動いてくれることに感謝しよう。スピードが遅いのだって、昭和な私にはちょうどいい時間。逆にその方が贅沢なのかも!と感じるようになりました。

『吾唯足知』
我れ、ただ、足るを知る。
今を満ち足りたものとし、現状に不満を持たない者は、
満ち足りた心で生きていける。
己の身の程を知り、それ以上を望まないことが、豊かに生きるということである。 

すでに満たされてることに気づき、感謝をして、日常を送る。シンプルだけど、幸せとはモノの数ではなくて、自分の内なる中にあるモノだと気付かされました。

お陰様で、今はもう、揺れも水も大丈夫になりました。

その後、多くを持たない生活を選ぶようになった私。自然と心にも余裕が生まれるようになりました。新しいモノに出会うと、今すぐに買う必要はあるかな。これは私にとって一生ものかな。本当に大好きなモノかな。手に取るモノは全て、一つずつ、自分の内なる所で審議するようになりました。

今は心穏やかに、とても静かな風が吹いているように感じます♪

足りないモノを求めることを捨てる。皆様にも、本当にオススメです!

ぜひ手放すこと、すでに満ち足りていることを感じてみてください。心の断捨離は、あなたの浄化に繋がります⭐️

あなたのお役に立てますように・・・。

       ✈︎ Road to Firstclass ✈︎

         主宰:ななこ