【社員紹介:vol.9】日本の就活を変えたい!異色の経歴を持つ男が挑む新規事業

例えば、人材不足の企業が人材を迎えることで業績がグッと上がる。
就職に困っていた留学生を支援することで、その家族も幸せになれる。
そんな「人と人」「人と社会」をつなぐ仕事が出来るのがCoCoCaratです。

#ファーストペンギンな社員紹介 第9弾は人材事業課の纐纈さんにインタビューしていきます。

◆社員データ◆
名前:纐纈 祥史
部署:コーポレート本部 新規事業開発部 人材事業課
入社:2017年中途入社


ここがおかしい、日本の就活

毎年、決められた時期に一斉に「就活ナビ」がオープンし、合同説明会がはじまる。みんな同じようなスーツに同じような髪型をして面接に挑む。ごくごく一般的な日本の就職活動ですが、このような就活をするのは日本だけです。

纐纈 「日本の就活はおかしい。みんな同じ時期に、同じように就活をする。海外ではもっと自由に就活をしています。たとえば日本では卒業してしまえば既卒として見られ、新卒として就職することができなくなります。
でも実は海外では卒業後に留学をしたりインターンシップを経て就職したりすることも普通なんです」

自分も、大学を一度卒業してからカナダへ留学し、帰国後、既卒としてファーストキャリアを歩むという、一般的な就活とは少し違うルートでキャリアパスを描き始めました。

纐纈 「学生時代は学生時代でやりたいことがあったんです。もちろん既卒が新卒に比べて不利というのはわかっていましたが、そんなのおかしいと思って、休学ではなく卒業後に留学することに決めました」

不利になるというのは百も承知で卒業後にカナダへ留学。カナダでは語学学校に通いつつ、学生同士だけではない、日本人であれば誰でも歓迎というコミュニティーをつくりました。

その活動を通じて「人と人を結びつける」という経験から、帰国後は人材業界へ進もうと決意し、既卒として入社しました。

おかしいのは新卒の就活だけじゃない?現場で感じた違和感

就職した人材系の企業では、法人営業として主に派遣社員領域を担当。そこでも、新卒の就活とはまた異なる違和感がありました。

纐纈 「僕は法人営業、つまり人を採用したい企業側の営業を担当していました。数多くの企業の人事担当者からどのような人材を採用したいかなどのニーズをヒアリングし、自社で抱える求職者とマッチングをさせます。しかし実際に派遣社員として紹介する人材は、一度も会ったことのない人なんです」

人材サービスを展開する企業の多くは、採用したい企業側の営業と、就職したい求職者側の営業が別れています。つまり、一度も会ったことのない人を企業に紹介したり、詳しく知らない企業を人に紹介したりするような状況になることも少なくありません。

纐纈 「そのようなやり方ではミスマッチが生まれてしまうこともあります。実際に、担当している企業へ紹介した人材がすぐにやめてしまうことも少なくなかった。だから僕はもっとより良いマッチングを目指して、求職者側の業務にも手を伸ばしていました、もちろん会社には内緒で(笑)」

営業でも好成績を残し、人材の仕事も好きでしたが、もともと抱いていた新卒の就活に加え、人材業界の現場でも違和感を感じたのをキッカケとして、新たな道を探すように。そして、現職であるファーストペンギンへ入社しました。

入社後すぐに新規事業の立ち上げを担当することに

たまにファーストペンギンに入社を決めた理由について聞かれますが、今思い返してみると、新規事業の立ち上げができる点が大きかったと思います。

纐纈 「転職するときには人材業界で培ってきた自身のスキルが活かせること、新規事業の立ち上げ、将来的なポジションなどを軸に企業を探していました。
そんなときに出会ったのがファーストペンギン。海外就労に関する事業を展開するCoCoCaratで国内の新卒採用の新規事業の立ち上げを担当して欲しいと言われ、そこに惹かれました」

実は、僕が入社する以前から人材事業を展開していたのですが、さらに事業を拡大すべく人材を募集していた時に出会いました。求人を見て、面接を通して、だんだんと事業に対する強い想いとビジョンが湧き、僕の入社後に新たに立ち上がったのが「CoCoCarat」就職エージェントです。

纐纈 「既存の人材サービスではよりよいマッチングは生まれにくい。だから、僕は採用する側もされる側も知り尽くし、みんなが幸せになれるマッチングを生み出せるサービスにしたい。
そのために、まずは自分が双方向を知り尽くした営業になる。そして、そんな人間が集まった組織に成長させたい。そうすることで、今までにない人材サービスがつくれると思っています」

人材業界の経験者とはいえ、前職で担当していた派遣社員領域とは別物の新卒採用、しかも新規事業の立ち上げ。何から何までひとりでこなさなくてはならず、決して楽な道のりではありませんでした。しかし、自らの手でサービスをつくりあげることや、やりたいことができていることに充実感を覚えたのです。

纐纈 「紹介先の企業の開拓、学生を集めるためのウェブページ、就職活動をする学生との面談、普通はそれぞれに担当がつくところを当然のようにひとりで担当しています。勝手がわからず苦労する点も多くあります。
でもそれが新規事業の醍醐味でもあると思っています。なにもないところに新しい事業を立ち上げる、どのようなサービスにするのか、どんな組織になっていくのか、すべて自分次第のそんな環境に日々ワクワクしています」


「CoCoCarat」就職エージェントを通じて、日本の就活を変えたい!

僕は「CoCoCarat」就職エージェントを通じて日本の就活を変えたい!という強い想いがあります。

纐纈 「僕は一度大学を卒業してから留学し、既卒として就活をするという、ちょっと変わった経歴を持っています。でも海外ではそれがスタンダードなんです。」


日本の就活は一斉解禁、説明会、面接、内定、とレールが決まっています。それがさも当たり前のようになっていますが、日本独特の文化で、僕はそれを変えていきたい。そして、前職では両者にとってベストじゃないマッチングをいくつも見てきました。だからこそ、みんなが幸せになれる人材サービスをつくりたいと思っています。

纐纈 「就活を変える、と大きなことを言ってもなかなかすぐに変えることができないのが現実です。でも決してそこで諦めるつもりはありません。既存の枠組みにとらわれない就活をすることは、まさにファーストペンギンです。そんなファーストペンギンをひとりでも多く増やしていくことが僕のミッションだと思っています。」

そして、まずは僕自身が人材業界のファーストペンギンである必要があります。そのため、従来の人材サービスの構造にとらわれず、どんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。


本日紹介した纐纈さんと一緒に人材事業を盛り上げてくれている西本さんの記事もアップしてあります!☟☟☟


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