【社員紹介:vol.2】高みを目指し続けた成長日記
説明会や面接で、「どんな人が働いているの?」という質問を多くいただくので、実際に現場で働いている社員をご紹介いたします!
その名も#ファーストペンギンな社員紹介 です。
第2回目はファーストペンギンのメイン事業であるASP事業を統括している松井さんにお話をうかがってみました。
◆社員データ◆
名前:松井 さゆら
部署:インフォトップサービス本部 副本部長
入社:2012年新卒入社
ファーストペンギンとの出会い
2012年にファーストペンギン新卒2期生として入社。
今ではインフォトップサービス本部の副本部長として、チーム全体の統括を行っています。また、ファーストペンギンの主力事業である”ASP事業”のトップとして、チーム全体のマネジメントや新人育成だけでなく、自ら現場に足を運び、顧客との接点を持つこともあります。
松井「面接でも、『なぜファーストペンギンに入社したのか?』とよく聞かれますが、キッカケは内定者として参加した夏のインターンでした。
就職していた当時、営業職だけは絶対にやりたくない!と心に決めて、企画や広報職を志望していたんです。なんで営業職はやりたくなかったのか?それは、性格的に向いてないと思ったので(笑)」
当時は就職氷河期に突入していたこともあり、100社以上受けたけど手応えはない…なんてことも。受けても受けても不合格の通知ばかりで自信喪失し、「もしかして就職できないんじゃないか……」そんな不安に押しつぶされそうになる中で、かねてから希望していた業界や職種を広げる選択をせざるを得なかったのです。
松井「ぶっちゃけ、自分で行きたいと決めて受けた企業が全滅だったので、人に委ねてみるのもいいかな……なんて思ったんです。それで紹介会社に、良さそうな会社があったら紹介してほしいと伝えて、 1社目に紹介されたのが株式会社インフォトップ(現:株式会社ファーストペンギン)でした。」
今までベンチャー企業はまったく視野に入れていなかったこともあり、全くうまくいくイメージが持てなかったのが第一印象。こんな中途半端な気持ちじゃ、きっと今までみたいに落ちるだろう、と半ば諦めかけていました。
しかし、気持ちとは裏腹に、そして今までの就職活動が嘘かのように、トントンと内定まで進めることができました。生まれて初めて、ずっと欲しかった内定をくれたのがファーストペンギンだったのです。
そして内定者インターンに参加する中で、希望業界でやりたい職種に就くことがすべてではなく、まったく違う業界でもやりたいことは叶えられるのだと知り、ファーストペンギンへの入社を決めました。
松井「人生そんなにうまくいくはずもなく、入社してすぐの2012年6月に、関連会社である株式会社インフォトップマーケティング・株式会社インフォトップアカデミーと合併することになり、会社の体制も大きく変わりました。『広報としてこれから頑張るぞ★』なんて思っていた矢先に、まさかの営業に異動の辞令が出たんです。」
やるからには一番を目指す!
異動と言われたときは「え?あんなにやりたくないと思っていたのに?」と愕然としました。でも、入社するときに、この市況感ではもう二度と内定はもらえないかもしれないから、 3年は何があっても辞めないと決めていました。が、まさかこんな早くに覚悟が試されるとは……誰も予想できなかったでしょう。
営業に異動してからは、早々に先輩からVIPクライアントを引き継いだのは良かったものの、業務量が多いだけでなく、顧客から指摘を受けることも多かった。いくら前任の担当のミスが後から発覚したとしても、会社の看板を背負っている限り「私の責任ではない」とは言えない。そして、最初からうまくいくわけもなく、1年目なのに深夜近くに帰宅することもだんだんと増え、体調を崩すこともありました。
松井「『もとから営業職を希望していたわけではないし、仕方ない』と、うまくいかない理由を探すのは簡単でした。でも、”やるからには一番を目指す”という強い気持ちがあったので、ここで負けてたまるかって思ったんです。」
松井「 それからガムシャラに頑張って、1年目で数字達成をして、それがボーナスとして返ってきたときに、『もしかして営業も楽しいかも?』なんて思ったり(笑)
でも、それも長くは続かなくて、なかなか数字が出せない日が続くようになって初めて、目の前に大きな壁を感じました。」
それでも、自分ができる100%を常に維持し続けて走り続けてきた。しかし、社内での評価は思ったように上がらず、本当に毎日悔しい想いでいっぱい。悔しくて、悔しくて、もう無理だって何度も思いました。
そんなときに、当時のコンテンツプロデュース事業部に所属していた織戸さん(現:執行役員)から声を掛けられたのをキッカケに、自ら異動を申し出た。会社辞令での異動ではありますが、結局、逃げちゃったんですよね。
結果が、自信へとつながる日
入社して3年目。コンテンツプロデュース事業部に異動。
これからだと思ってはいたものの、周りの同期や後輩は1年目から同じ仕事でキャリアを積み、昇進している……それと比べ、自分はスタートからやり直し。だからこそ「絶対に結果を出してやる!!!」という決意が生まれました。
松井「とにかくガムシャラに働きました。やれることはすべてやったし、休んでる時間がもったいないと思うくらい、仕事漬けの日々でした。 CP(コンテンツプロデュース)は個人ではなくチームでの数字達成なので、自分だけが良くても意味がないんです。だからこそ、全体を見る力がついたし、目先の数字ではなく、長期的な目線を養えたと思っています。」
力をつけて、数字も安定して、改めて自分は「どうなりたいのか?」と考えたとき、次の自分のキャリアとして「役職に就いてみたい」と思った。そこからはすぐに行動を起こし、当時の役員に「役職が欲しい」と直談判をしたこともあります。
元々、落ちこぼれ意識が強くて、自分に自信がなかった。でも、仕事で負けたくない。だから、常に「自分は何ができるのか?」を問いかけ続けてきた。自分が唯一使えるものは“時間”なら、寝る間を惜しんで誰よりも顧客接点をつくってやろう。そして、そこで培ってきた経験は「誰にも負けるはずがない」という気持ちを後押ししてくれたし、年次相応の目標ではなく「上に上がっていくための目標」を達成してきた結果は、自信にもつながりました。
自分流、営業の極意
我が社の営業部隊には、マニュアルはない。だからこそ、顧客が必要としているものを見極め、自分からではなく向こうから会いたいと言ってもらえるような営業になろうと思いました。
特にWEB業界では、どれだけ情報を持っているかがカギになるので、些細な情報でも蓄積し、常にアップデートしていく。誰に習ったわけでもなく、独自の営業スタイルを続けていくことで、数字も好調。日々の業務に物足りなさすら感じるように。
そんな折、CP事業を進めてくれた織戸さんが受け持っているASP事業の業績が芳しくないことを知り、どうにかしてASP事業を助けてあげたいと思った。さらに、今の私であれば”必ず売上を伸ばすことができる”という確信めいた何かを感じたこともあり、またASP事業に戻ってきました。
松井「あの時、根拠はないですが、なんとなく自信があったんです。だからこそ、今よりも多くのことに裁量を持ってチャレンジできるよう、もっと上を目指したいと思いましたし、それを織戸さんにも素直に伝えました。そうしたら、『下半期( 7~ 12月)のうち 3カ月達成すれば考える』と言われて、やるしかない!と。」
異動と同じタイミングで、いわゆる業界バブルがスタート。さらにダメ押しのように、新しい分割制度の導入が決まったこともあり、売り上げを大きく回復させることができました。
そして、史上初の18ヶ月連続 決済取扱高達成を成し遂げ、ついに歴代最高の取扱高142億。次の年度(13期目)では12期を大幅に上回って、取扱高164憶円。これによって、インフォトップは業界最大手に上り詰めました。
変革のとき──自分の目指す場所は変わらない
創成期から成長期を経て、現在のファーストペンギンは変革期に突入しています。
私が管轄しているインフォトップサービス本部も、大きく変革させていかねばならない。今までは時代の流れもあり、そこにあるニーズに応え、あるものを大きくしていく“1→10”に振り切っていたが、これからは違う。従来のように、+αのサポートを行うだけではなく、“0→1”で新しい仕組みをつくっていける組織に変えていく必要性があります。
松井「きっと、もっと IT化が進んでも、コンテンツ自体はなくなりません。また、良いものをインフルエンサーたちが広めていくというやり方(アフィリエイト)は時流に合っています。なので、インフォトップにはまだまだたくさんの可能性があると思っています。」
時代が変わっても、ずっとインフォトップを使い続けてもらえるようにーーコンテンツの充実度を上げるだけでなく、使いやすさという面では足元の決済システムや裏側も整備していきたい。一筋縄ではいかないし、今まで以上に大変なこともたくさん出てくるはず。
そして、改良を重ね、時代やコンテンツに合わせて組み替えていくことができれば、史上初の売り上げ達成とはまた違う、新しい“初めて”を体験できるのだと信じています。そして、それを実現できるような、一緒に目指していきたいと思ってもらえるような、組織づくりをしていきたいと思っています。
松井「社名こそ変わりましたが、インフォトップが会社の看板商品であることは変わりません。常にそれを背負っている誇りやプライドを忘れないようにしています。業界最大手の立ち位置に満足することなく、ファーストペンギンスピリッツを忘れず、新しいことをし続ける自分でいたいな、って思います。」
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