見出し画像

【MTG】pauperデッキをいっぱい組もう~その03~ 白単ウィニー

赤緑ステッカーがサイド含めて完成しそうなので、次に出来そうなデッキを書いてみます。
様々な型のある白ウィニーの中で、軍用隼を採用したタイプを組みました。
マナの伸びと勝ち筋を上手く合わせられるのかっていうのはいつも課題。飛行クロックを重点的に使って
使えるカードを見てても、結構しんどいような気がする。

デッキレシピ

クリーチャー 31枚
4 《ギデオンの法の番人》
4 《スレイベンの捜査官》
4 《軍用隼》
4 《戦隊の鷹》
4 《古参兵の武具師》
4 《聖騎士の奇襲兵》
3 《レオニンの空狩人》
3 《アーデンベイルの戦術家》
1 《ロウクスの古参兵》

呪文 8枚
3 《突撃》
4 《急報》
1 《金切るときの声》

土地 21枚
18《平地》
3《隔離されたステップ》

サイドボード
3《亡霊招き》
3《軍旗の旗手》
2《未達への旅》
2《マナの税収》
2《邪悪を打ち砕く》
2《塵は塵に》
1《トーモッドの墓所》

デッキ解説

元々カジュアル志向のパイオニア白単兵士を使ってて、そのパーツやギミックを流用している所があります。《法ルーンの執行官》が強力ですね。

ギデオンの法の番人
ここまで低コストのタッパーは汎用性が高い

とは言え、タッパーなので除去できない点で厳しい部分も有るが、生存している限りは優位と考えてます。タフネス1故に脆さは否定出来ないですが、稲妻環境なので除去撃たれるのは必定。
ヘイト集めるようなら儲け物、厄介な大型を黙らせられれば点数的にはお得ですからね。
まあそこまで大活躍しないとは思いますが、1マナが「タッパー・アタッカー・捜査官」のパターンは何故か守ってる。
パイオニアでは1マナ12枚、2マナ20枚、3マナ9枚、土地19枚(変わり谷4)でしたが、ミシュラランドや紋章旗が無いので土地を少し厚くしています。
出来事、能力と唱える以外の用途もあるので定番の枚数より少し多いくらいに。「マナスクリューとマナフラッドのどっちがきついか」を考慮して「スクるのは可能な限り回避したい」に寄った。なので多めに採用しつつ、マナフラッド率の上がった対策として《隔離されたステップ》を3枚採用。ぶっちゃけ唱えるコスト帯だけ見たら18枚でも十分回るのでほぼ余剰分をサイクリングランドにした形。
採用クリーチャーの基準は飛行持ちか奇襲性が有るか。そもそもウィニーは「攻めが切れたら不利」なので素早くリーサルを決める事が重要。小型でも大型でも盤面優位を崩したら無理なので《戦隊の鷹》と《軍用隼》をアタッカーとして使い、5Tでリーサルをかける狙いをする。《金切るときの声》も採用したのでトークン戦術にも近いが、重いので使えればラッキー程度。

軍用隼
1マナ2点クロック
戦隊の鷹
戦力が逐一投入出来るのは重要
金切るときの声
勝ち鬨とかの鬨で鳥の種類(朱鷺)ではない

トークンを並べてワンショットも強いが、相応の脆さが有って個人的には好きでない。最終的にワンショットっぽくなるが、アグロの優位性を存分に押し付けてリーサル決める方が白ウィニーっぽくて好き。
飛行重視白ウィニーとなった際に難しいのが、やっぱり攻撃力。可能な限り攻め合いになったら有利になるような動きをしたいため、「地上は奇襲戦法」に固めた。《急報》《聖騎士の奇襲兵》は地上戦を中心としたアグロへのカウンターカード。平地2枚立ってる状態を強く悩ませさせる。

急報
個人的に白い《火》
聖騎士の奇襲兵
汎用性の塊だが能力使用を惜しむと負ける

ここまで防御札を仕込めれば、相手の攻め手は抑え込める。というかインスタントで動けるカードを増やして「相手ターンのエンドフェイズに動く」を意識して後だしじゃんけんを仕掛け、純然たる除去カードを減らす作戦。
終盤は相手ライフを計算するお仕事。《突撃》にしたのは「タフネス上昇が大きい」という判断。インスタントで守る必要が出る部分もそうだが、1マナ全体強化はありがたい。インスタントで動けることの重要性が高いと判断しています。

突撃
昔から有りそうで無かった汎用カード

そこまで攻撃重視にしながら攻撃力が今一つ足りないような気がするんですが、こればっかりは使ってみて調整するしか無いのかなと。
アグロ、特にウィニーはメインボードの完成度がそのままサイドボードの構想や隙間の開け方に繋がるので重要なんです。
恐らくちょくちょく弄ると思います。

サイドボード

飛行に寄せてるのでメインから飛行が出るパターンや墓地対策がメイン。
大抵は速度で勝てていると思うので、失速の原因になる場所をサイドで対策するのが目的。シンプルだが、故に候補は難しい。
現状キツいのは「打ち消し」、「タフネス2以上の飛行クリーチャー」、「全体除去」、「呪禁オーラ」辺りか。流行りの親和対策も。

塵は塵に
5版であれば日本語版が有る

実質ピンポイント対策になってるが、論争エンジン搭載してればだいたい刺さる《塵は塵に》は環境にマッチしていますね。破壊不能でも追放すれば関係ないのです。2枚になったお陰で論争されても1:1交換なのが良いところ。親和相手なら実質ランデスカード。だけどデッキ的に3マナまで行くのは難しい為2枚としました。
変わった所では《邪悪を打ち砕く》のサイド採用くらいか。
エンチャント破壊は足りてるのだが、ぶっちゃけこのカードが強いかどうかは判断できない。アンコウ辺りを斬れれば儲け物。

邪悪を打ち砕く
お試し採用です

エンチャント破壊のモードもそうだが、《消去》がある以上オーラ対策としては弱い部類ではないかとも考えてはいる。除去が出来ないなら《希望の光》が勝るんですよね。よく使われそうなエンチャントは土牢、未達への旅、ジェイスの消去くらいでしょうか。
十分可能性として考えても良いとは思いつつ、どこまで考えるのが正解なのかは難しいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?