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【MTG】pauperデッキをいっぱい組もう~その04~ 白黒ペスト

偶然ですがとあるカードショップのストレージに英語版の《黒死病》を4枚見つけた為にサクっと組み上げようかなと。白黒で良さそうなデッキが浮かばなかったとも言える。
前回まで英語表記書いてなかったけど、デッキリストの中だけでも併記するようにします。
とにかく黒マナを大量に要求されるので、土地構成は黒タッチ白みたいな形になるが、白のクリーチャーが良質なのでどうしても白多め。
マナ基盤をタイトに作りがち問題は自覚してるが、事故率は経験則ですが2色ならこれでも余裕あると感じます。ダブルシンボルもサイドボードのみなので結構ギリギリでもなんとか回る&黒マナは余らせたいという思惑が上手くインスタントのブラフになるのではという発想。

デッキレシピ

クリーチャー 22枚
4《よろめく怪異/Shambling Ghast》
4《優雅の信奉者/Disciple of Grace》
4《聖堂の護衛/Basilica Guards》
4《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact》
3《盲目の狩人/Blind Hunter》
3《ゴライアスのパラディン/Goliath Paladin》

呪文 16枚
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
3《強迫/Duress》
2《蝶番はずし/Unhinge》
2《喪心/Cast Down》
1《チェイナーの布告/Chainer's Edict》
1《殺し/Snuff Out》
3《黒死病/Pestilence》

土地 22枚
4《磨かれたやせ地/Scoured Barrens》
4《常夜会一家の店先/Obscura Storefront》
3《オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica》
3《平地/Plains》
7《沼/Swamp》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》

サイドボード
3《抜去/Divest》
2《死体消却/Cremate》
2《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
2《チェイナーの布告/Chainer's Edict》
2《殺し/Snuff Out》
2《蝶番はずし/Unhinge》
1《塵は塵に/Dust to Dust》
1《黒死病/Pestilence》

デッキコンセプト

《黒死病》を軸に徹底的な除去を行ってライフを削って行く。concede狙いとも言えそうですが、ドレインで明確にライフアドバンテージを取って行きます。

黒死病/Pestilence
2戦目からが鬼門

過去のペストデッキでは4積みより3枚や2枚が主流で除去コンベースのデッキが多かったが、今回は《暗黒の儀式》で強引に早期着地を狙うデッキにしています。メイン3、サイド後除去想定の4積み。
サイド後は「割られても再展開」を意識して4積み出来るように。初手2枚とか事故率も上がるが除去札等を回して対応。対処しづらい所から切り込んで行く。

暗黒の儀式/Dark Ritual
強引にマナ加速するカード

暗黒の儀式からは単純にペスト着地目的が一番ですが、着地後でも1マナ全体3点火力として考える事も可能でとても便利。ペストが有る限りは腐らない。相手にも「黒1マナ有ればいつでもタフネス3まで射程の可能性」をチラつかせられる。
3マナ即着地狙いも良いけど、どうせペストが4マナかつ白が産めないなら4マナ域を厚くし、3マナ以下は黒を多めに。特にインスタントはサイドを見ても真っ黒と潔くなってしまった。

採用カード解説

聖堂の護衛/Basilica Guards
余った白マナの使い途兼ドレイン役
優雅の信奉者/Disciple of Grace
往年のパートナーかつ良カード
ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact
白+暗黒の儀式で呼んでも良い性能
ゴライアスのパラディン/Goliath Paladin
イニシアチブ含めたフィニッシャー
地下街/Undercity
左側を踏破出来ればそれだけでほぼ勝ち

やることがシンプルなので、基本的に「黒死病で落ちない・落ちにくいカード」を選び、相手が息切れしたら堅実に攻めるデッキなので「勝ち手段をどうするか?」が難しい。
タフネス偏重はダメージを稼げないので潰され易いがペスト着地までのブロッカーには絶好のカード。膠着してペストが着地出来れば少しずつ有利になっていく重コントロールデッキ。なんとなく大戦の舞いデッキに近いイメージを感じる。
《聖堂の護衛》は基本的に素出し、《優雅の信奉者》は黒見えたら唱えて基本はサイクリング。頭でっかち多めの対アグロには抑止力としても期待。
《ギルドパクトの守護者》は早い段階で出して地上がビタ止まるデッキなら暗黒の儀式で出して良いと思ってます。
最終的に《ゴライアスのパラディン》を着地させてイニシアチブを獲得・維持できれば、勝ちというコンセプト。きっちり除去を完徹出来れば相手が息切れするはずなので、息切れした一瞬の隙に着地したい。

蝶番はずし/Unhinge
最悪ドロー目的で使える
強迫/Duress
いつもの
抜去/Divest
サイドからアーティファクトメタ

手数の少なさを多少でも緩和する為にハンデスという思考ですが、有効に働かないならサイド後は全抜きして良いと思ってます。
手札を見れる《強迫》とキャントリップの《蝶番はずし》で5ハンデス。序盤に少し使えればOK、中盤以降も蝶番はずしならドローと兼ねて完全な消耗戦でも腐らない。
実際に運用して「あんまり有効に働かないなあ」と感じたら除去に変えます。

盲目の狩人/Blind Hunter
守護者にも憑依出来る

悩んでるのがここ。
ぶっちゃけ《エイヴンの裂け目追い》に負けるような気もするが、ドレインで少しでも点数を稼げれば良いなっていう気持ち。
ドレインでライフを削って、相手の動きをゆっくり縛る。狙いはともかく、縛れるかどうかがわからないのだ。

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