柏レイソル

大宮アルディージャ「4バック」のすゝめ【守備編】

 FC琉球に劇的勝利を飾った大宮アルディージャ。次節はいよいよ首位柏レイソルをホームで迎え撃つ。

 柏は圧倒的強さで首位をひた走っているが、つけ入る隙は大いにある。横浜と水戸に続き、柏から勝ち点3をもぎ取りましょう!

 

①「4バック」を採用すべき理由

 大宮が4バックで臨むべき1番の理由は、柏のサイド攻撃に対応するため。

 柏はサイドを攻略したうえで江坂やクリスティアーノ、さらには中盤から上がってきたヒシャルジソンが中央に厚みをかけ、ゴールを狙いに行く。なので如何にサイド攻撃で優位性を取られないかが重要になってきます。

 大宮は試合途中で4バックに変更することはありますが、スタートからは一貫して3バックを使用して来ました。

 ただ、3バックの副作用とでもいうべきか、サイドを攻略されて危険なシーンを作られてしまう場面が多い。琉球戦でも、2失点目がまさにその例で、47:15(添付のハイライト動画では1.33)、茨田が河井に対して身体の向きを正対できていなかったため、簡単にドリブル突破されたシーン。

 このように守備時にCB、WB、シャドーの連携不足が観られるシーンが多い。次戦の相手、柏はリーグ屈指の質的優位性をもっているため、対策を講じなければ叩きのめされてしまいます。

 そこで僕が推奨する4バックでの先発メンバーが下の図です。

大宮 希望スタメン

 変更点でいうと、LSBを酒井ではなく、吉永にした点。理由は酒井に比べて足下の技術が高いところに加えて機動力に優れているところ。対クリスティアーノとなった際、フィジカル面に特徴をもつ酒井よりも、敏捷性に優れ、機動力を備えている吉永の方が彼を抑えることを考えるとベターだと感じたため。


②柏のビルドアップ

画像1

 上の図は柏のボール保持時の配置。基本的に左右非対称の配置によるビルドアップ。
 敵の第1プレッシャーラインが1枚のみの時は中盤の三原は最終ラインには下りてこないで中盤でボールを引き出し、前進させている。前進した後は2列目中央に入れるか、大外の瀬川に預けて1対1の状況を創出。
 中央にパスを入れることができた場合は、江坂やクリスティアーノ、ヒシャルジソンなどが細かいパスワークで崩しにかかる。 

 中央が閉じられている場合は、瀬川にボールを繋ぎ、瀬川の1対1、あるいはLSBの古賀がアンダーラップの動きでサポートに入る動きを使うか、という形になる。

 その他の攻撃としては、染谷がオルンガをはじめとする前線の選手に対してロングボールを送り込む。ここで注目したいのが、染谷と最終ラインでペアを組む山下はロングボールを送ることはせず、そもそもビルドアップへの関与も多くない事!推測される理由は足元の技術が水準以下であること。(それも相まって、ロティーナからの信頼を完全に勝ち取るには至らなかったのでは?という推測です。ただ、彼の対人の強さや空中戦の強さは国内屈指で、CBに必要とされる基本スキルの能力はめちゃくちゃ高いです!!)

 なので、大宮としてはプレスをかける際、山下がボールを持たざるを得ない局面にすること、また、ボールを持った山下にプレーの選択肢を与えないことが重要になってきます。下の図をご参照ください!

山下 追い込み

 この図は山下にボールを持たせている状況についての説明です。

 CFのファンマが染谷へのパスコースを消しつつ、山下にプレッシャーをかける。STの奥抜が三原、ヒシャルジソンへのパスコースを消す動き。SHの茨田がヒシャルジソンと高橋へのパスコースを消す動き。ヒシャルジソンがこの位置から自由に動くようであれば茨田がそのままついていく。自ずと山下の選択肢はGKへのバックパスかロングボールを前線に送ることしかなくなる。そこでボールを回収し、シンプルに素早く空いたスペースを突く形で大宮としてはチャンスを作りたい。

 以上が理想の守備の形になる。

 久しぶりに完封してほしいですね!

 攻撃編に関しては、明日にはアップする予定です!

 we are orange! we are omiya!

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Liverpool/大宮アルディージャ/日本代表サッカー分析記事書いてます!戦術勉強中。
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