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猫を拾った話2

アオ(猫)に情が移ってしまった僕。「猫飼ってもいいよ」と二つ返事の大家。

しかし一人暮らしで猫を飼ったことがない僕は決断できずにいました

令和3年1月中旬

僕の住んでいる地域では成人の日を絡めた連休は雪の予報でした。あの猫は発泡スチロールの中で過ごすのかな野良猫って寿命が短いんだよなぁなんて考えが頭を巡りました

拾う責任。拾わない後悔。捨てた人の罪。猫が受ける罰。それでもまだ人間が好きな猫。大人の猫は誰も拾わない。一人じゃ面倒を見切れない。外で生きるよりはマシ。

・・・いいか、猫可愛いし。

翌日、大家さんに相談。保護する運びになりました。

大家さんは意外なくらい喜んでくれました。以前、アオは隙を見て大家さんの家に入り込んで先住猫に追い出された経緯があるそうで、こんなに人懐っこい猫がなぜ捨てられて一匹で外にいるのかと心を痛めていたようです。

さて、問題は保護(捕獲)ですが、、、。昨日用意したキャリーバックに大人しく入ってくれるかどうかです。

・・・大家さんが普通に抱っこしてキャリーバックにいれました。

抵抗ゼロ。大人しい!キャリーバック慣れしてる?

すんなり自宅へ持ち帰り成功です。キャリーから出してみると、慣れない所に連れてこられてしばらくはソワソワと周りを観察するアオ。暴れたらするようならしばらくはケージの中に保護して様子を見ることも考えなければなりませんが、、、。

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こちらが保護した当日の画像です。

あったかい場所を自分で見つけ、僕の愛用の着る毛布(猫用に用意したわけではない)がお気に召した様子で早速揉みほぐしていました。

何故か持っていた新品の猫用トイレと当面のエサを持ってきてくれた大家さんは「やっぱり飼われてたんだね〜。アオちゃんよかったね〜。」

と喜んでくれました。さて、あとは今日明日の連休に様子を見てケージを含めてその他必要なものを揃えないといけません。問題なく過ごせればいいのですが、、、。

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保護2日目の様子です。アレ?こいつウチに来たの昨日だよね?馴染みすぎじゃない?快適に過ごしてくれるに越したことはないからいいんだけど。

大家さんの家に勝手に入ろうとするくらいだからやっぱり外はイヤだったんですかね?

こうして僕は猫を拾いました。大家さんからの公認をもらい、万全のサポートを受けることができるので一人暮らしの初猫としてはかなりいいスタートだと思います。

しかし猫を拾うことは新たな生活のスタートです。油断はできません。


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