9月のライブ振り返り

M-1でゴタついてひいては2回戦落選と追加合格待ちでソワソワし過ぎて忘れてました。

振り返って反省して次に繋げます。


3日神保町グランプリ


これでいこうと決めたネタのボケのチョイスと僕らの感度が悪く自信ある部分が伝わらずスコーンといってしまい結構やばめな順位でした。反省。
グランプリは仕上げる節目のライブとしてとてもいいライブでお客さんもあったかいので怖いですけど楽しみなんです。
仕上げるといえば噂で聞いたのですがブラゴーリさんがとんでもないうけ方をしたらしいですね。
神保町の最悪ヤンキーブラゴーリさんが仕上げるべき時は意外ととことん仕上げて爆笑掻っ攫った話を聞くとめちゃくちゃ嬉しくなります。
二人ともバカだけど才能が迸ってる瞬間を見れるとライバルなのにたぎるはあのコンビだけ。二人ともLINEの返事死ぬほど遅いのがムカつきますけど。

4日ヤス主催ピュート村田覚醒ライブ


ピュート村田がすさまじかったです。平場では控えめなあいつが何かを変えたくて何かを残したくて天元突破しようと、いや、してる姿に感動と爆笑しました。1年目の頃からずっと一緒だったので。
同時にこいつには俺も負けたくないと”かかる”同期が続出し、この日は村田以外の同期も素晴らしい立ち回りをしてました。
個人的には純白パリジェンヌの弁慶が見つけた刺青彫り師キャラに感動。そのキャラ見つけてからから要所要所でこいつにしか吐けないパンチラインを連発し(刺青の落書きを適当に書いた草間に対して「あのさ君そん時入れたいもの入れてるでしょ?」など)いつも引っ込み思案だけど実は面白い弁慶の良さも存分に出ててエモかったです。
僕は肩に般若の刺青を書いて説明不可能な「しんやラップ」を披露しその後ベジータとルパンのマネして出番が終わりました。どういうことですか?
同期コーナーライブはみんな「いや俺の方が面白えだろ」って思って気張るのでこの独特なピリ付き味わえるのはいいですね。またやりたいです。

18日「有楽町で当然放り込まれた若手まんぷくユナイテッド編」


囲碁将棋さん、うるとらブギーズさん、タモンズさん、コマンダンテさんとのネタとコーナーライブ。普通に終わらないだろうなと思ってたら、本当に普通に終わらなかったです。オフラインてこともあり開始5秒で腹筋しながらモノマネする突如腹筋モノマネ大会が始まり、その後お互いの股間に手突っ込んで相手の毛を抜き本数で競う最悪ブラックジャック、1分間高速大喜利して速く答えられた方が勝ちの高速大喜利(解答の質の是非は問う時もあれば問わない時もあるという判定ガバガバルール)、僕のシモはどっちなのかの史上最低な2択クイズ等。

全部夢かと思いました。

もう手練れの人たちは普通のコーナーじゃ何も感じない体になっていました。上記のコーナーは全てその場で始まった即興のコーナーです。(用意されていた4コーナーのうち1つしかやれなかったし、それが最低な2択クイズに無理やり変わった。)このライブで何を得たかというと何もないかもしれないんですけど、これだけすごい人たちでも滑る時は皆さんすごい滑るし、もちろん僕らも何発も滑りましたが、そんなことでお客さんの見る目も世界も何も変わらないから気にせず生きようという考えがちょっと生まれました。これってお笑いやる上でまぁまぁ必要なメンタルなんですけど、言葉でわかってるようで全然わかっておらず、奇妙なコーナー90分を体感して初めて芽生えた感情でした。芸人ウケなきゃダメなわけじゃないと。そう考えると神保町でやってるコーナーライブ「英雄」はその領域に一番近いことしてます。ブラゴーリさんとネイチャーさんは実は既に先の次元行って担です。この日からお笑いをまた違う角度で楽しめるようになりました。お笑いライブは滑った先すらも愛せる時間があると。感謝です。
後僕のカイリンカイランパンツがこの日初披露できました。みなさん笑ってくれてあの瞬間はなんだか感動さえしました。囲碁将棋の文田さんは「俺あのパンツ買うぜ。」と教えてくれました。

19日 俳優と芸人のコラボライブゲキワラ

前日のあれ経てこのライブだったので頭おかしくなりそうでした。かなりたくさんのお客さんとそして僕らMCのほぼ同期ライブ。みんな俳優さんをちゃんと立たせて平場立ち回るし俳優さんももれなくお笑いの勘が良くて、刺激もらいました。

27日 令和ロマンとのツーマンライブ「ニャンボリ」


1個下の後輩令和ロマンとのツーマンライブ。ツーマンなのにコーナー4つあるストイックライブ。令和ロマンと何かするのは2年前トークライブやったっきりでそれ以来でした。すごい楽しくてでも他のコンビではやれないライブができたと思います。ネタもコーナーも全部盛り上がって楽しかったです。あと令ロは「イイ奴ら」ですね。僕らのネタ作りのためにガチで時間費やしてくれてネタ仕上がって、このライブとM−1であんなにウケたのは間違いなくこの二人のおかげでした。そして面白いネタを作るにあたっての前提の知識と勘の良さってもっと研ぎ澄まさないとここまで勝てないんだなと二人の考え方に触れて痛感もしました。そりゃネタ面白いわと思いました。間違いなくやって良かったです。また機会があったら開催したいですね。ケムリがライブ終了直後「いやぁ楽しかったなぁ〜」とぼんやり黄昏ながら呟いててくるまはもうコーナーの反省会してました。かわE後輩です。

9月はすごい刺激的な月でした。2022年残り3ヶ月どうなるんでしょ?

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