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最高だったブラゴーリ裁判の話。

『面白ければそれで良し。』
この世界に入ってまだ5年目だけど日々それを痛感します。

お笑い芸人は変なやつがとびきり多く、捻くれすぎてるやつ、性癖がやばいやつ、思いやりが欠如してるやつ、思想がやばいやつ、仏くらい優しすぎるやつ。シンプルに毎回遅刻するやつ。

枚挙にいとまがありません。基本は一般社会からは突っぱねられます。

しかし問題があっても行き着くゴールに「おもしろ」が存在してるのならばオールオッケー!という多様性をとにかく受け入れる素晴らしい職でもあります。僕も助かってる場面が多いです。


とはいえ。


多様性を重視していても過度なルールやモラルの逸脱は多少の嫌悪感を持たれることもあります。

そんなおもしろかどうかの境界線を行ったり来たりの蛮行の限りを尽くすコンビが2年上の既におっさん先輩芸人「ブラゴーリ」さんです。

クレヨンしんちゃんのみさえの一個下の大ちゃんはとても優しいけれどプライドが高く童貞。僕も童貞なのでわかりますが三十路近い童貞はやはりなのです。
そしてみさえの2個上ひろしの3個下の塚田さんは毎パンツウン筋つきまくり、日々是れゲップ&屁こきの信念を掲げるこどもおじさん。パパということを踏まえると十分です。

その2人が劇場で流石においこれはと反応せざるを得ないルール違反の事実を突き止めた後輩サンタモニカのマイム。彼はそんなブラゴーリさんに鉄槌を下すべく、8月12日に神保町よしもと漫才劇場にて「ブラゴーリ裁判」というライブを主催しました。

これが演者として出てた僕もここ最近のライブで本当に面白かったのでその感想とやっぱり芸人って最高だなってことを記憶があるうちに書き殴りました。

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