【SVS6】ま・ひ・る・み【最終6441位】
最終日頑張る時間もなく記事書くべき順位ではないですが、ふざけたコンセプトの割に意外と実用に耐えうる構築ができました。
せっかくなので初めての構築記事書きます。
構築経緯
S3から使っているスカーフイダイナキバが強い。
何が強いって上からアイヘが強い。パオジアン同様、「安定行動かつ3割の運ゲー押し付け」が強い。
だったらこいつを軸にもっと怯みに特化したパーティ作って怯ませたい!
構築のテーマをこんな雑な経緯で決めた。
次に特殊の高速怯みアタッカーを探した結果、ブーストエナジーを活用できるエアスラテツノドクガを裏エースとして採用した。
そして言わずもがなのパオジアン。この時点では珠とタスキで悩んでいましたが残りのポケモンとの兼ね合いで珠で採用。
この3体がエースとなった。
次に考えたのが麻痺係。
色んなポケモンを考えたが、麻痺をまくだけでなく高速アタッカーの再生もできる点を評価してタスキパーモットを構築のキーマンとすることに決めた。
この4体ではパワー不足を感じ環境トップポケモンが欲しいと考え、カイリューを電磁波エアスラ型(S4最終1位の型)で採用した。
これで選出画面の見栄えはマシになった。
最後に補完枠の考察。
ここまでの5体ではきのこのほうしの一貫がえぐすぎてパーティが壊滅してしまうので6体目は「汎用性を落とさず胞子を対策できるポケモン」を条件とした。
そうした理由でコノヨザルを6体目としたが、型はまひるみパーティのため、当然電気玉なげつける型一択である。異論はない。
コンセプト
怯ませる→麻痺まいて起こす→残り1.5体で怯ませる
※こんなに綺麗に決まることはほぼない
単体解説
テツノドクガ
S:最速イーユイより少し速い(C上げるために余分に振ってる)
耐久:S4最終1位くろこ氏を参照(Bが1だけ高い)
オリジナルの型なので思い入れは一番。
ただ、普通に強いけどエアスラで勝てた試合は全くなかった。
B振りが生きる試合はあったし、構築的にスカーフイーユイを見る機会が多くS振りも必要だったので、この構築なら調整は妥当だと思う。
ただ、火力不足を感じることも多かったので、控えめが強いポケモンだと自分は思う。オバヒも欲しい。
「まひるみパーティなんだから放電使えよ」と言われそうだが、パーティ単位で水ロトムが重いためエナボは必須。
飛行テラスはたまに切る程度だったけど地面をすかせるのは強いと感じた。
ハバタクカミのサイコショックが増えた(増えたよね?)のが逆風ではあった。とは言え耐性が優秀だから使いやすいね。
エース枠のつもりだったけど他ポケモンとの兼ね合いで、キツいポケモンを見るための便利枠として選出することが多くなってしまった。
選出率は3位。
パオジアン
準速A特化
元々毒テラスで運用していた。半減テラスでC特化メガネハバタクカミのムーンフォースを確定耐えが理由
パルデアの破壊王。
ハバタクカミが重かったため毒テラスで運用していたが、水ロトムを異常に投げられるため草テラスに変更。
結局水ロトムに草テラバーストを打てたのは1回だったが、ヘイラッシャ相手に打つ機会もあるし悪くなかった。
草テラスを拠り所に選出できることもあった。
技は、メインの氷柱落とし、水ポケ対策のテラバーストまでは確定。上から高打点で縛る不意打ちもほぼ必須。
最後の技は、相手の交代も見据えた安定択として重宝したカタストロフィが自分の場合は最も使いやすかった。
パオ対面弱いパオなので初手で出す機会は少なめ。
途中からディンルーいるパーティには初手イダイナキバ+パオジアンの選出で対応することが多かった。
だけどうちのチームでは2番手エース。
選出率は2位。
イダイナキバ
準速A特化
S:最速テツノツツミ抜き、準速スカーフロトム抜き
定期的に使っているポケモン。マジで使いやすい。
準速スカーフでちょうどいいSラインなのがたまらん。
初手から出しても、最後のスイープ枠で出しても強い。
今期はタスキが流行している影響で、相手が読み間違えてアドが取れる機会もあり少し追い風だった。
ただこのポケモンを強く使いたいなら、本来は構築に優秀なクッションを入れておくべき。
クッション不足のこの構築だと、こいつでカイリューサーフゴー、ハバタクカミ水ロトムなどの並びを崩すのが大変で苦戦させられた。
でも相変わらずアイヘで数的優位を取る、何なら3割怯みで無償突破する動きが強かった。
いつも運ゲー押し付けてくるパオジアンに運ゲー押し付けられるのたまらん。
タイプ一致技は地震とインファイトを採用。
無振りでも持ち前の耐久で耐えて勝ちを拾うことも多く、インファがある分、ぶちかましがないデメリットは薄いと思って地震採用としているけど正解は分からん。
こいつを強く使うためにパーティ組み始めたのに、まひるみにこだわり過ぎた結果、クッションが足りず思ったほど大活躍はしなかった。
とは言え普通に選出したときの勝率は高く、圧倒的エースだった。
選出率1位。
カイリュー
S:S-1の最速スカーフロトムと同速
調整はS4最終1位くろこ氏を参照
「カイリューがいないと構築として強い気がしない」という理由でむりやりまひるみパに加入。
勝つだけなら普通の型で使った方が絶対勝てる。
この型自体は強いと思うけどこのパーティに必要かと言われると…。
ただヘイラッシャ等の受けポケを完封できるのはこいつだけなので、そういった意味では重宝した。
そもそもこいつを選出する時点で構築的にしんどいケースも多く選出時の勝率は低め。
選出率5位。
コノヨザル
S:準速カイリュー抜き、麻痺最速スカーフドクガと同速
HD:鋼テラス時、臆病カミのシャドボマジフレ93%耐え
HB:A特化パオジアンの悪テラス鉢巻かみくだく確定耐え
※どなたかの調整丸ぱくりですが、参照元忘れました!ごめんなさい!!
補完枠。対キノガッサ用。
ほぼキノガッサ相手にしか選出していなかったが、キノガッサ選出されなかった場合も普通に活躍していたし、こいつをうまく使えればもっと勝てていたかも。
調整に記載の通り、がっつり耐久に振ってなくても初手パオジアンと対面させても大丈夫だしね。(怯みたくないから避けていたけど)
技4つ目は自由枠でしばらくビルドアップで使っていたが、単純にステロに弱すぎる構築のため挑発に変更。
この構築では明らかに挑発の方が強かった。
こいつがフィットしてくれたおかげで、ふざけたコンセプトの割に構築としてまとまってくれたので、ある意味MVP。
選出率は6位。
パーモット
最速AS
高速怯みアタッカーだらけのパーティなので、パーモットの再起の祈り+ほっぺすりすりが最大値取れる構築と思い採用した。
ハバタクカミ相手もとりあえず麻痺入れておけば後ろから処理できるようになったり、ほっすりはまひるみ関係なく便利な技だった。
サーフゴーに交代されてもとりあえずダメージと麻痺入るのはちょっとうれしい気分になれる。
(大体その後ドクガで処理するから大勢に影響はない)
ただ単純に数値が低すぎて扱いが難しく、選出時の勝率は最低。
麻痺+再起にこだわらず、タスキアタッカーとしてうまく使えばもっと勝てた気はする。
選出率は4位。
選出
対戦数足らず選出固まりきっていないけどこんな感じ。
・基本選出
イダイナキバ+パーモット+ドクガorパオジアン
特に重いポケモンがいない場合。だけど大体はこうはならない
・パオジアン+ディンルー
イダイナキバ+パオジアン+@1
パオをイダイナキバで処理→ディンルーをパオで対応が理想の展開
ただ、イダイナキバvsパオジアン対面で引いてくるパオも多少いるのでこの選出が強いのかと言うとちょっと疑問
・水ロトム
パオジアン+テツノドクガ+@1
相手視点水ロトムがぶっ刺さっているので水ロトムに手厚く選出
実際はイダイナキバ、パーモットも多少は仕事できるので言うほど重くない
・イーユイ
初手ドクガorカイリュー+@2
初手にイダイナキバを投げ、タスキと誤認させて交代してもらう、というルートを取った試合もあるけど、さすがに無茶だと思うので、これが無難。
イーユイは普通に重い。
パーモットの単体解説「タスキアタッカーとしてうまく使えばもっと勝てた気はする」の代表例が対イーユイかも。
・受け
パオジアン+カイリュー+@1
カイリューは確定。パオも大体仕事あるのでほぼ確定。
その他
眼鏡イーユイの採用を考えたものの、「クッションなしで使う自信がない」+「ドクガとかぶっている」という理由で見送ったけど、検討すべきだったかも。
他の人が使っていた、ある程度物理耐えるように調整して初手から投げる眼鏡イーユイは、この構築でも強いのではと思った。
あと、こんだけ怯み要員盛り込んだのに、思ったほど怯ませられなかった。
意外とちゃんとしていたけど、意外と面白くはなかった。
真面目に勝ちに行くなら、怯み要員を多く投入するのではなく、怯み要員をサポートできるポケモンを入れるべき。
(※普通のこと言っています)
もう少しだけ真面目な感想。
まひるみ構築としては、麻痺をコノヨザルに一任+ハバタクカミへの引き先を用意、が無難に強いと思う。
コノヨザルはこの環境でも結構やれるっぽい。
でも今回はまひるみに直接関与しないポケモンを採用したくなかったので、このプランはやーめた。
3週間前に「初手テラスタル構築やってみたいよ~」とかいう記事書いたけど、あれは忘れて。
こうしたちょっと変な構築は仕上がっていくたびに変な快感を得られることを、今回の構築で知ってしまった。
今後のポケモンライフが歪んでしまう気がするよー。
ほな、また。
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