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投資通信 ~『朝13分で毎日1万円儲ける株』を読んで~

 
                                                                                                                                               
『13分で毎日1万円を儲ける株』(藤本誠之)を読んで・・


・ニュースの本質をついて半歩先読みトレードを行う。
・基本的にデイトレードでその日にポジションを終える。
・日経新聞で情報を把握して大衆心理の上手く逆をつく
・相場は過去の出来事を繰り返す
【例】2268サーティワン 
毎年株主優待の6月にかけて株価が上昇して6月末になると下落する傾向がある。これは毎年繰り返されており、これを利用する。また猛暑のニュースにも反応することがある。5月ごろに毎日14時の週間天気を確認して猛暑が発表されればポジションを持つ。

テクニカル分析だけではなくて、ファンダメンタル分析も重要としている手法だった。あまり内容的には深くはなかったが、なるほどと思える部分もいくつかあった。

心理テスト↓↓

戦国時代のある戦いで100人を率いる武将がいました。このままでは全滅必至です。
質問1
A案による場合、30人が助かります B案による場合70%の確率で全員が死にます
A、Bどちらを選びますか?
質問2
A案による場合、70人が死にます B案による場合30%の確率で全員が助かります。
人はポジティブな表現を好みそちらを選ぼうとする。また現在を肯定しようとする。

上記の心理テストはプロスペクト理論を説明している。プロスペクト理論とは、行動経済学の基礎になる理論であり、人間は与えられた情報から、期待値(事象が発生する確率)に比例してものごとを判断するのではなく状況や条件によって、その期待値を歪めて判断してしまうというものです。
相場において損切をためらった経験ってありませんか?私は何度もあるような気がします。自分ルールをしっかりと徹底して取り組むことが大切だと改めて感じました。

朝の戦略と夜の振り返り
チェックシートを作り、その日の戦術は正しかったのか、
損失と利益と比べてこれから継続して行える手法かどうか
を検証する必要がある。
 手間のかかる作業だが自分ルールを確立するためにはと
ても大切なことである。この本では実際にチェックシートが
ダウンロードできるようにもなっておりこれを用いて行って
みようとも思った。

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