徒然ごと 16



最近、TwitterやInstagramに、マンガのCMが入ってくる。いわゆるなろう系とか、転生モノとか、結構、面白くて立ち読みしたりするんだけども、購入まではなかなかしない。

そこで、ふと思ったのが、死んでやり直したいことってないなあということ。
別に人生順風満帆で、一点の悔いなしとか、そんなことあるわけないのだが、今現在の自分にそこまでの否定感がないなとは思う。
改善したいことは山ほどあるし、欲ももちろんあるけど、これはこれ。とでも言ったらいいのだろうか。
自分の家族を持って子供がいてとか、叶姉妹みたいなゴージャス人生とか、全然別のコースというかそんな気がしていて、私は私のコースを行ってるのね。という感じでなんだか納得はしている。

たぶん転生モノが面白いのは、前世の記憶を持っているからなんだ。
ターニングポイントを知っていて、自分の人生をスイッチできること。前世で経験したことを経験値として活かせること。…まあ、常識的に言ってチートですわ。
それでもまた新たな壁にぶつかったりするのだけれども。

自分の人生思い返すと、ターニングポイントっていうのは確かにあるのだけれども、それ以外の選択肢ってその時選べなかったなと思う。それが、ターニングポイントと知っていても、今の選択肢になった気がする。良くも悪くも一本の線で今に繋がっている。
SF的にいうなら、その時選ばなかった選択肢を選んだ隣の次元の自分はいて、でも、経験したことが違うから今の自分とまた違った中身の自分がそこにいるのだ。
うむ、私はそう考えてしまう。今の人生悩み事も尽きないけど、生まれ変われるのなら、また、マルッと違った人生かな、と思っている。

いま、スピリチュアルな話に触れることも多いけれども、実際、そのあたりは結構前から思っていて、同年代はこうなのに…とかいうのを通り過ぎてしまったら、これはこれなんだな、と悟った。
スピで言うところの青写真なのかもしれないが、生まれ持った性質と育った環境からここに辿り着いた。
これはこれ。次の人生の頃には全て忘れているだろうけれども、好きな本をサクッとポチれるようになりたいなぁ


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