無題
夜。というか、
安寧はどうして長く続かないんだろう
と思って。
夜じゃなくても、
昼間の時間が止まったような静けさも
好きだ。
自分が流れ出していくような時間
ひとがやってきて
壊れたりもするんだけれども
見えない透明のみずに沈んでいる気がする。
見えないみずに拡散していた自分が
もとに戻る瞬間、音と日常が戻ってくる
無になっている時間もすることはあって
いかん、いかんと元に戻る。
稀薄な、空気のような、水のような、
どこにでもいて、どこにでもいない
やっぱり、人間以外のものになりたそうな私
とりあえず越境しないように
気をつけよう
刺さるほど勢いのいい、投げ銭。 お待ちしております。