午前二時



どきどき
転がる石、そちらに行っては
危ないよ

落とし穴があるかもしれないから


ぐらぐら
眠気が半分、平均台の上
ほら、踏み外す

どこにいくの?
行ってはいけないところ?

足元にあるのは地獄?、天国?
誰も知らない

きみはむこう見ず
ねえ、そっちに行きたいの?

ねえ、どうしてなの?
ついていく私

私も足元は見ない
置いていかれそうだから


お願い、待ってー
視界が揺れて目が覚めた

まっくら、静寂…
誰もいない。

また目を閉じた。


刺さるほど勢いのいい、投げ銭。 お待ちしております。