フープスとのはなし

フープスとの話。

出会いなどは覚えていない。
何故か私はフープスのex.ベースモリちゃんの事を知り大ファンになった。
擦り寄った。
仲のいいyEANのアキちゃん(解散、それはまた別で書きたい)が森ちゃんと仲が良かったのでみんなでご飯に行くことになり、益々森ちゃんを愛した。家族みんなで愛した。
塩入家みんなでだ。
実家に帰れば、森ちゃんは最近どうなの?森ちゃんがこの間来てたレザージャケットが格好良かったからお母さんも買ったんだよ。森ちゃんダンスはどう?(森フープス後期)など、地元の友達の弟からも「森さんて人めちゃくちゃ面白いっすね」などと言われるくらいだ。

すっかり森ちゃんを愛でることに夢中になり、フープスを愛していた。
ただはじめて聴いたフープスは森ちゃんのことを考えないくらいにいい歌だった。
好きな歌。と言うのが一番しっくりくるだろう。
衛星という歌をはじめてきいた。
多分いい人であって、心底ずるくないんだろうな、あのメガネの人。と思った。
宮田である。

森ちゃんの周りにいたおかげで周りにいる2名の男とも仲良くなった。
即ち、宮田とスナガ。

スナガは軽く関わっているだけでわかる、情報量の多い闇なので、割愛します。
割り切る愛です。

宮田はとにかくいい奴。
いつだかあまりまだ仲の浅い時に、フジファブリックが好きだ。と言ったら、何故かその場で若者のすべてのサビを歌ってくれた。アカペラで。(なんで)(いまだになんでと思うしありがとね?と思う)

いい奴である。

そしてフープスはベースとドラムがいかれている最高の団体。という認識が世に広まっているが、最近気付いた。
きっといかれているのは、宮田。

あの包容力、考える力、全てを大切にする能力、恥じらわずに笑いに変える機転。
全てにおいて宮田はいかれている。
普通ボーカルは少しだけ花を持たせてもらう。FINLANDSもなんだかんだで、気を遣ってもらってんだろうな。と思うことがあるし、他のバンドを見てもボーカルは少しだけ花を持つ。花の種類はたんぽぽから薔薇まで様々なのだけど。
フープスの場合はベースとドラムが花を撒き散らしている姿を笑顔で後ろから箒とちりとりもって宮田が立っている。
それくらいに二人のキャラ立ちがすごい。
だけどさ、この三人の中で一番イカれているのって宮田だよね?
普通自我の元、少しだけ威張ると思うけど、他者から見たところそれはない。
二人を愛でて面白がっている。
やっぱり、そうだ、いかれているのは宮田。

森ちゃんが辞めるんです。
と聞いた時、何故か悲しみはあまりなく、大丈夫?って気持ちもあまりなかった。

メンバーがいなくなるって寂しいんだよね。
わかる。
大丈夫だと言いながら、今までの全てが変わる怖さもあるし、勿論そこに対して一番気丈でいないといけないという気持ちをフロントマンは持っている。

でも大丈夫だろうなと、無責任ではなく思った。責任と言われたらメンバー一緒に探すとか?メンタルケアとか?やれることはやるくらいの気持ちで大丈夫だろうな、と思えた。

宮田だからな。
いかれている彼の優しい能力でフープスは新しくメンバーを迎えて、今最高潮だと思う。
昔が良かったよ、なんて言われて嬉しいバンドマンはいない。
今が最高だと思っていたい。という個人的な思いを度返ししても今のフープスはとてもいい。
スナガはびくとも変わらない。それもいい。

そして
ここ一年、彼は子供が産まれる時にはお祝いを、少し大きくなってきた時にはオススメの遊び場を教えてくれて、これ便利ですよと月例に合わせた便利グッズを教えてくれる。
パパ友である。

パパ友率いる面白団体と2マンライブをします。
音楽的なことで言えば絶対に楽しい12/10でありますので、下北沢ベースメントバーで会いましょう。




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