USEのこと

新しい歌をDVDに忍ばせてあります。
昨日発売した我々初のライブDVDです。
映像チームの皆様にあの日の興奮をまるっと作品にしていただきました。
色々なところでも話したけれど、メンバーは勿論のことわたしが普段見れないスタッフの頑張りも映像に入っていてとてもステキだなと思いました。我々演者だけでは当たり前にステージは成り立たないものだなぁ。といつもありがとうと。ステージに上がっているのは4人だけど本当に倍以上の人がお膳立てしてくれているステージだ。

USEは3月に行われた記録博のエンディングソングとして作りました。

毎年何かやりたいな。と思っていて今回はエンディングソングを。
香代が脱退する事がもう決まっていてその日に言うと決めていた一人でFINLANDSを続けます!という事、それだけではどんなに本人が大丈夫だと言っても頼りないよな。と思って全編自分で作って新しくなってもきっともっと興奮が待っているよ。って気持ちを表したかった。
それを時間が経ち新しくサポートベースを迎え製作しました。

今年はずっと恋愛とかそういうものではなく、対人間。ということを考えていて。
わたしきっと今まで自分が叶えたい事に人を巻き込んでも悪気なんて一つもなくて、誰かの人生の叶えたい事に焦点を当ててなかったんだと思います。
すごく自分勝手で。
まるで隣にいる人も叶えたい事は同じでしょ?って顔して。

でもやっぱり人の気持ちは変わる。
生理現象なんだそれは。
あ、お腹すいたから何か食べたいな。
あ、昨日まで赤が好きだったけど今日は青が素敵に見えるな。

みたいなそんもんで。

そんな時、誰かが新しく持った未来への期待によりお別れする。となったとき私ができるのは敬意を持って別れを告げる事だと思いました。

やっぱりお互い、誰でも未来がお気に入りになるように今を生きて選んでほしい。
選ぶ事ってとても辛いです。本当に辛い。
選ぶ事を拒めば優しい人になれるが、それはずるいし、自分を形成できなくなる。
好きも嫌いも一緒にいるも、手を振るも選ばないとそんなもん有象無象だ。

だからわたしはあなたと、わたしの未来をお気に入りにする為に手を振るし、責任を持って勝算を見つけ出したい。

本質は嘘じゃダメなんだよ。

一緒に見れるものがなくなったとしても、お互い綺麗なものも汚いものも辛いも悲しいも楽しいも別々に眺めていければいいよ。

また会った時にお互い話が尽きないくらいに楽しかったや悲しかったを話せればきっと手を振った事は間違いじゃない。

そう思います。

選ぶことを拒む事は選ばないで生きていきたいなという気持ちです。


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