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既存のものから『関連性』と『連続性』あるものへ発展させる力(シナジー効果)

今現在自分の手元にある安定した力とは、一つの目的に向かって直向きに培ってきたものや最初から齎されていた恩恵的なものですよね。

それが順風満帆に進んでいけばいいのですが、途中大きな壁が立ちはだかって、これを回避または攻略するためには、手元のものを発展させなければいけない状況に差し迫ることがあります。

発展させるということは、今までとは違う方向性に向かうことですよね。

壁が大きいほど、“新”と呼ぶほどの既存のものとは全く違ったところへ進出しなければいけなくなるのです。

そんな問題を打破するために活用できる考え方として“シナジー効果”というものがあります。

シナジー効果とは、自分が持っている既存の資源の共通利用による相乗効果のことです。

今までやってきたことと全く違う分野を0から始めることは、今まで培ってきた人脈、技術、ノウハウ、情報、管理も0から始めるということです。

もったいなく感じませんか?

そして、もう一度返り咲くくらいにエネルギーを注ぎ込み成功させる自信はありますか?人はついてきそうですか?

冷静になってもなお、全く新しい道を進みになるのなら、それはそれで正しいことでしょう。

シナジー効果は、1+1=3のような単純総和以上の効果が出ることです。

もともと自分の手元にあるものを再利用するので、自分のイメージの利用、時間コスト・金銭コスト・活力コストの削減、ノウハウ・スキル・管理の転用などがシナジー効果を発揮するのです。

自分の身体からより制御しやすい腕が一本生えてくるのをイメージしてください。

シナジー効果を用いた戦略は、既存のものから関連性と連続性のあるものへと発展させるのです。

ただし、1+1=2未満という相互マイナス効果(アナジー効果)が出る可能性もありますので、新しく踏み出す方向性も吟味すべきでしょう(アナジー効果が出るかどうかは、自分の直感だけでなく、より中道的でマクロの視点を持った人に相談するのがいいかもしれません)

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