いのち根(=38億年の叡智)に生かされる健幸楽(けんこうがく)のすすめ
病気治しの医学の進化は素晴らしいと思います。
日本人の多くは発熱や下痢や腹痛といった体の異常を感じると、まず健康保険証をもって近くの病院や開業医に出かけますよね。
あなたは、ご自分がそういった症状を感じた時どうされますか?
多くの方は 医師から熱さましや下痢止め、胃薬など貰って、指示されたとおりに飲んだり塗ったりして症状が収まればハッピーエンドにしているんじゃないでしょうか。
医師に症状を見てもらい、その症状を治める薬や手術で症状を消したり抑え込んだりする いわゆる対症療法は、素晴らしく進歩して来たし、それによって短時間で痛みや不快から解放され、仕事に復帰できて助かったというような方も多いことでしょう。
しかしながら、
一方では対症療法で症状はいったん収まったのだけれど、暫くしたら、また再発して前よりひどくなった。それを繰り返しているうちに、薬の量が増え、やがて一時的な鎮静効果すら無くなって医師に匙を投げられたなどという体験も良く聞きます。
例えば、アトピーに対しステロイドホルモンを使ったケースなどで良く聞く話です。
対症療法に対する疑問から始めます。
どうも、対症療法では、症状を軽くしたり一時的に抑えることはできても、根本からの治癒になっていない場合も多いのではないのでしょうか?
医師でもなく生命科学者でもない私が、このテーマを扱うのは傲慢とお叱りを受けるかも知れません。その通りでしょう。
しかし、少なくとも生活習慣病など、患者が自分で作る「内科的な疾患」は、病気を敵とする見方では 根本治療することがむつかしくて当たり前だと思えるのです。
私自身は幼いころから 病気というものに対して現代医学と正反対の観方で対処する健康法で育てられ、その対処法を杖に83年間生きて来て、結果的に 歯医者さんと目医者さんにはお世話になりましたが、他のお医者さんや医療機関にはお世話にならずに今日まで元気にやって来ております。
つまり自分の健幸管理は自己責任で・・・を実践して来て、声と顔はちょっと悪くなり背中も少し丸くなりましたが、今も元気に生きております。
そのような体験と、心身の統合的な健幸創りに関する長年の探究から、
「症状=悩みや苦しみをもたらす悪」・・・ととらえ、それを無くそうとする病気治しの対症療法は、根本のところで誤っている。今はそう確信しております。
ということで、次号から、症状に対する観点がなぜ違っていると思うのか。違った観点から症状をとらえるとき、対処の仕方をどう変えることが望ましいのか?についてご一緒に考えて見たいと思老います。
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