2024-5-22 キヌコ、久しぶりに魂持ってかれる。

キヌコは昨日、1冊の本を読み終えました。

そろそろ終わりを迎える蔵書整理の一環で、その名は「蝉しぐれ」。

これはオキヌの父のお気に入りで、勧められるままに読んだオキヌも大変すきになった作品です。

久しぶりに読んだのだけどね…………もうね…………寝ても覚めても「蝉しぐれ」で頭がいっぱいになっちゃってね………………。

ラストが!ラストがほんとにほんとにほんっっとにせつなくて!!!!!

この終わり方、夢に出てくる。

久しぶりとはいえ展開とかクライマックスとかわかって読んでるにもかかわらず、ラストにはほんと魂持ってかれてさー…。

キヌコにはいくつかそういう作品があるのですが、魂持っていかれるとどうにも呆然としてしまってね、使いものにならなくなる。

文四郎さんっっっ…………!!!!!
おふくさんっ…!!!!!!

あぁこれ書いている今もやはり呆然としてしまう…。

著者の藤沢周平氏がご存命だったら!この煮えたぎってる情熱をそのまま書面にして送れたのに!!!!!

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