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オリーヴァを愛してやまない論者が試合に勝って勝負に負けた話(S6最終レート2006最終248位)

論者のみなさん、おはこんばんにちは。
アクトと申します。
今期も滑り込みでレート2000を達成したので構築を公開する………のですが。

その前に重大な報告が。

僕は、論者を名乗るのをやめようと思います。

え?急にどうしたって?Twitterを見てる方ならお分かりだと思いますが、僕は禁忌に手を出したからです。


レートの荒波に負け続けた末路

今期はすぐに勝てなくなり、5桁に落ちて気持ちもドン底に落ちるのが何度もありました。

考えられる要因としては、

①環境が変わるのが速くなった
②火力重視の環境になり、鉢巻眼鏡の所持率が上がった
③僕のパーティが一致テラス4枚とか言う柔軟性のないパーティだった

と言うところでしょうか。

特に③は顕著で、これフェアリーや草テラスだったら切り返せたなあ………。って場面がものすごく多くて。結果5桁の沼に何度も引き摺り込まれ、5桁特有の事故に会いまくり、順位が上がらない………なんて負のループにハマって、それでもイツメン四体は変えたく無くて、苦肉の策を取らざるを得なかったんですよね。
さて、その苦肉の策とは?

一応証拠画像。最終250位って何気に凄いとは思う。

パーティ紹介

レンタルチーム。右下に変な持ち物がありますねえ。


①やっぱり超火力な僕の相棒オリーヴァ

控えめH252C252D4 草 @こだわり眼鏡
185(252)-×-110-194(252)↑-130(4)-59
リーフストーム マジカルシャイン 大地の力 ハイパーボイス
有利 ディンルー、ウォッシュロトム、ヘイラッシャ、カバルドン、キョジオーン
微有利 ハバタクカミ、テツノツツミ(ブーエナのみ)、スナノケガワ、イルカマン、モロバレル、チオンジェン

やっぱりと言うか、僕のポケモンはこの子が居なければ始まらないですね。テラスは火力超強化の草テラスに持ち物は神器のこだわり眼鏡です。NNはあそあそのオリヴィアから。(後付け)前シーズンと変わらない個体です。
草テラGF眼鏡リーフストームの火力は、マルスケが剥がれていてかつ、飛行テラスを切ったカイリューを受け出し時に吹き飛ばしたほどです。(無振りに56.2%の乱数)
初手に置いて出し勝てるかで勝負が決まる感じでしたね。カイリューだったら負け、ディンルーやヘイラッシャなら勝ちって感じです。今期も何匹のディンルーを倒した事やら。でも今期はアタッカーとしてもだけど、ほぼGF展開用クッションとして使いまくってた方が多かったかなと言う印象。パーティに飛行が居なかったので地震が一貫して大変でしたからねえ。ちなみに相手にイダイナキバがいた試合はほぼ負けでした。(GFが効かない)あとはガブカイリューも鉢巻が多くなって戦いにくくなったのも向かい風ですかねえ。とは言え無理矢理草テラスを切ってコノヨザルやテツノカイナを処理した試合もあり、改めてこいつの火力のヤバさを実感しました。ハバタクカミに対面勝てるのも、やはり追い風。相変わらずリフストの命中には悩まされますが、当たれば強いです。当たれば。

②対カミ性能が増したテツノドクガ

控えめH252C252D4 炎@ブーストエナジー
187(252)-×-80-211(252)↑-131(4)-130
オーバーヒート ヘドロウェーブ エナジーボール サイコキネシス
有利 サーフゴー、ハバタクカミ、アーマーガア、チオンジェン、ニンフィア、ラウドボーン
微有利 テツノドクガ、イーユイ、デカヌチャン、ドヒドイデ、テツノブジン

前に友人からカツアゲした個体です。持ち物は固有アイテムであり、神器と並ぶアイテムのブーストエナジー、テラスは火力強化かつ超弱点を消す炎です。
NNはダン戦のLBXからイフリート。友人に話したらコライドンの方がそれっぽくね?と真っ当なツッコミをされました。炎テラスに変えた理由としては、
①サフゴやカミに遂行する為にオバヒを強化したかった
②ドクガのサイキネが増えており、弱点を突かれないテラスにしたかった
と言う理由があったのですが、これが思いの外使いづらかったです。
例えば、草テラスならツツミやディンルー、イルカマンに切り返せる場面も、炎テラスだと引かなきゃ行けなかったり、ラッシャを潰しに行けなかったり、とにかく小回りが効かない。ただ、上記の利点に助けられた事もそれなりにあり、ブーエナを消費した後でも、炎テラスを切ればオバヒでサフゴやカミをワンパン出来たり、ドクガの対面でも切り返しが効いたりしました。やはりスペックが高いだけの事はありましたね。

③受けループの破壊担当イダイナキバ


意地っ張りH244A252B12 地 @こだわり鉢巻
221(244)-201(252)↑-153(12)-×-73-107
ぶちかまし インファイト はたき落とす アイススピナー
有利 テツノカイナ、ディンルー、バンギラス、ドドゲザン、パーモット、ハッサム、ラッキー、ハピナス、クレベース
微有利 トドロクツキ、テツノワダチ、ドヒドイデ、マリルリ、ジバコイル、ヘイラッシャ、コノヨザル

なんだかんだで大好きなヤケモン。持ち物は火力超強化のこだわり鉢巻、テラスタルはぶちかましの火力を上げつつ飛行妖弱点を消す地面。NNはダン戦のハカイオーから。見た目全然似てねーだろってツッコミは無しです。前シーズンまで愛用していた妖テラス型をリストラし、攻撃力重視の地面テラスにしたんですが、これがまたピーキーな性能でした。物理受けをクレベやラッシャに頼ってる平凡な受け構築なら地面テラス鉢巻ぶちかましで簡単に崩せたんですけど、対竜性能が低くなって使いにくくなって。鉢巻逆鱗でこだわったガブカイリューに切り替えせなくて辛かったです。またぶちかましでこだわった時のカイリューはしんど過ぎてやばたにえんでした。(語彙力)また、B振りからH振りに変えた為、耐久が少し物足りなく感じる事もしばしば。とは言え、ビルド積んでくるコノヨザルに後出しして、鉢巻ぶちかまし→テラスぶちかましって流れで処理できるのはとても良いと思いました。コイツもヤリーヴァと同じ、使ってて楽しいヤケモンでしたね。

④今期は半分見せポケに片足突っ込んでいたバンギラス

意地っ張りH252A252D4 岩 @命の珠
207(252)-204(252)↑-130-×-121(4)-81

ストーンエッジ 噛み砕く ロックブラスト けたぐり
有利 イーユイ、テツノドクガ、カイリュー、ウルガモス、ヒートロトム、テツノコウベ
微有利 ハバタクカミ、テツノツツミ、ボーマンダ、サザンドラ、ドラパルト

超耐久の論理の過労死枠。オリーヴァと同じく、前期と同一個体です。持ち物は打ち分けの効く命の珠に、テラスは特殊耐久を維持するための岩です。NNは割愛。前シーズンは凄く活躍してたと思うんですが、格闘ポケや格闘技が増えてきた影響か、気付いたら全然選出しなかった印象ですね。カイリューに後出ししたら鉢巻逆鱗で無惨にも破壊されたり、イーユイに後出したら眼鏡フェアリーテラステラバで破壊されたり………。そう、異教徒のスカーフが減り、鉢巻眼鏡が増えてきた影響でヤンギラスを持ってしても耐久が持たない状況に陥っているんだと気付きました。命の珠だから余計に過労死しますしねえ。そう言うわけで今期の彼は選出段階でのイーユイ避け、並びに襷やマルスケ潰しなどと言った裏方気味な役割を担ってもらっていました。まあそうはいっても、活躍した時はしたんですがね。腐っても元一軍ですから。

⑤パオジアンキラー兼威嚇撒き兼抜きエース()になる新過労死枠炎ケンタロス


意地っ張りH244A252B12 岩 @ゴツゴツメット
181(244)-178(252)↑-127(12)-×-90-120
フレアドライブ インファイト ストーンエッジ 草分け
有利 パオジアン、マスカーニャ 、ハッサム、デカヌチャン

微有利 キノガッサ、ミミッキュ、ドドゲザン、トドロクツキ、セグレイブ、アラブルタケ、カイリュー

上にも書いた通りの過労死枠です。コイツの赤い部分は、倒してきたポケモン達の返り血なのかもしれないってくらいには多くのポケモンを倒してきましたからねえ。(グロい事言うな)持ち物はパオジアンに有効なゴツゴツメット。テラスは、カイリューなどの飛行テラスや、ドクガイーユイ対策の岩にしました。砂があれば特防上昇の恩恵も受けられますからね。NNは語るに及ばずです。基本はパオジアン絶対倒すマンとしての運用ですが、威嚇撒きのクッションや、岩テラスでの切り返し、さらには草分け打ちまくって抜きエース()になる事もありました。
なんとですね、いざとなったらテツノツツミにも勝てちゃうんですよ。ミミや再起パーモットの対策にもなりましたし。終盤のコイツは論理もクソも無い戦いをしてたんじゃ無いかと。オリーヴァとの相性も抜群で引っ張りだこ。何度か抜きましたが、結局物理受けは誰もコイツを越えられなかったですねえ。多分ヒスイポケモンや準伝が来ても余裕で生き残る気がします。

⑥論理の禁忌チョッキサーフゴー


控えめH244C252B12 飛 @突撃チョッキ
193(244)-×-117(12)-203(252)↑-111-104
ゴールドラッシュ シャドーボール 雷 サイコショック
有利 クエスパトラ、テツノブジン、アーマーガア、ドヒドイデ、ニンフィア、キノガッサ

微有利 ヘイラッシャ、キラフロル、テツノツツミ、ハバタクカミ

はい、今回の記事を書くにあたって論理の看板を降ろさざるを得なくなった元凶たるこのチョッキサーフゴーです。敬虔な論者の皆様ならご存知かと思いますが、サーフゴーはチョッキヤケモンの条件を満たしていないんです。そもそも、チョッキヤケモンは
①チョッキで無いと役割を持てない程耐久または耐性が不足している
②持ち物なしで最大火力が39000を超える
③コイツでしか見れない役割対象がいる
この3つを満たしていないと、チョッキヤケモンにはなれないんですよね。(②はかなり曖昧な基準ですが)まあ、サーフゴーは普通にヤケモンだから耐久は若干心許ないけど足りてるし、火力指数は36000ちょいだから持ち物なしじゃ足りないし、別にチョッキを持ったコイツで無いと見れない奴はいません。じゃあなぜ僕はあり得ないと分かって禁忌に触れたのか。サーフがチョッキを持つ利点としては、
①初手のキラフロルに安定させたい
②ツツミカミに後出しできる耐久が欲しい
③ドクガを奇襲したい
④サーフと特殊受けを圧縮したい
と言う諸々の事情がありまして、こうなりました。いや本当に穴が多すぎてこうでもしないと塞げなかったんですね。ついでに言うと前に持っていた達人の帯は相手によっては何も持っていないのと同じになるのでチョッキでもあまり変わらないってのもありました。
で、実際の使用感ですが、割と強い。異教徒のサフゴはチョッキをあまり持たないから耐久が想定されないし、ドクガはテラス切って来ないからサイコショックを刺せるし、オリーヴァとの補完が良い。何より、ツツミカミに受け出せるからプレイングに柔軟性が出来る。無論、コノヨザルを一撃に出来なかったり、ヘイラッシャを一撃に出来なかったりと色々弊害もありましたが、コイツの耐久を考えれば些細な問題でした。終盤は7割ヤリーヴァ+炎ヤンタロス+チョッキサーフゴーと言う選出で戦ってましたね。この三体は相性補完に優れるので上手い事噛み合えば勝てました。

まとめ


「勝てば官軍、負ければ賊軍」の精神でチョッキに手を出した結果、見事にレート2000を達成できました。どんなパーティを使おうと、ポケモンを使おうと、結果を出せるのはすごい事だと思います(自画自賛)。

が、仮にも自分は論理を使って戦っているわけですから、やはりこれは敗北と言わざるを得ないでしょう。これほどまでに「試合に勝って勝負に負ける」を体感する事も人生で初めてな気がします。ちなみにチョッキサーフゴーは2度と使わないので安心してください。多分6月はランクマをガチるより育成厳選に力を入れていると思います。HOME解禁で忙しくなりますしね。あとリアルも。社会に役割を持てるようになって、社会人落第生のゴミから脱却して見せます。それではまた。

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