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SV S11最終503位(R2006) 物理偏重ゴリ押し岩ポンカイリュー対面構築

始めに

皆さんこんにちは。配信者の配信のコメント欄にいたり、たま~に構築記事を書いたりしている村雨ルトラと申します。久しぶりのインフレシーズンだったらしいS11、お疲れ様でした。自分もインフレに乗じてR2000を達成することができ、初めて新ルールシーズンでのまともな結果なので自分としてはかなり嬉しかったです。今回は新ルールということで、ベースとなる構築のない完全自己産構築で挑むことが出来たので、記念に記事を残したいと思います。

構築経緯

まず炎オーガポンや暁ガチグマ、パオウーラといった超火力が蔓延る環境でサイクルするのは自分には無理だと思い、対面構築で挑むことにしました。そうです、また対面です。こいついつも対面使ってんな。まず初手出し要因として頑丈持ちかつスカーフ水流連打も耐えることができる岩オーガポンに注目し使ってみたところ、めちゃめちゃ強かったので、初手岩ポンから構築をスタートさせた。次に岩ポンが荒らした後の火力要因として、マルスケを盾に高火力で殴り続ける鉢巻飛行テラバカイリューを採用。そして特殊の火力枠として眼鏡ハバタクカミも採用。基本的に最小限の交代でこいつらの火力を押し付けようというのがコンセプトです。しかしこの三体だと裏から出てくるウーラがキツく、クッション役も欲しかったので勇敢ボルチェンカイナを採用。この4体を中心に選出し、後述する残り二枠は対策枠のような形となった。

レンタル

基本選出がはっきりしているので使いやすいと思います。
新シーズンマスボ上げなどにご活用ください。
※配信での使用等ご自由にどうぞ、しかしTwitter(X)で一報入れてくれると嬉しいです。
(連絡なしに使っていいけど配信みたいから)

個体紹介

オーガポン@いしずえのめん

特性:がんじょう テラスタイプ:いわ

ツタこんぼう/パワーウィップ/はたきおとす/でんこうせっか

155-189(252+)-105(4)-×-116-162(252)

最強の初手出しポケモン、火力重視で意地っ張り採用。その火力が生きた場面は多かったと思う。草技も人気のウッドホーンではなく火力重視のパワーウィップにした。ウッドホーンなら耐えてドレパンで返せるとでも思っているのか行動保証のない水ウーラがめちゃめちゃ無テラスで突っ張ってくる。初手からパワーウィップでウーラを無償突破してイージーウィンを量産してくれた。はたきを覚えるのがめちゃめちゃ偉く、サーフゴーへの打点になるほか、蜻蛉で頑丈つぶして対処しようとしてくる裏にはたきを入れて弱体化してくれて、そのまま裏を突破したり、試合を組み立てやすくしたりしてくれた。受け系のパーティに対しても、残飯やヘドロをはたいておくとカイリューが受からなくなったりするので非常に強かった。最後の一枠は格闘技が欲しい場面もあるが対面性能を上げる電光石火にした。ステロのない構築なので生きる場面は多い。

カイリュー@こだわりハチマキ

特性:マルチスケイル テラスタイプ:ひこう

げきりん/テラバースト/じしん/しんそく

167(4)-204(252+)-115-×-120-132(252)

最強の火力押し付け枠。ひたすら命中安定非接触飛行テラバをぶん回すモンスター。炎ポンやガチグマにも対面なら勝てるし、ステロ等でマルスケがはがれてもS振りのおかげで上からいろんな奴をぶん殴れるし、600族貫禄か意外と耐える。絶対ステロ撒かれる構築にもバンバン出したし活躍した。こんだけ強いのに型の匿名性が高いヤベー奴で、相手目線りゅうのまいが怖いから先制技で切ってマルスケ剥がし、といった行動もされにくくマルスケ維持してぶん殴れることも多い。他にもアンコ警戒で引いてきたところに飛行テラバドーン!!!も多かった。

ハバタクカミ@こだわりメガネ

特性:こだいかっせい テラスタイプ:フェアリー

ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/サイコショック

131(4)-×-75-187(252)-155-205(252+)

火力押し付け枠その2。流石に特殊打点もないと鉄壁系で詰むので、無難に速くて火力のある最速眼鏡ハバカミを採用したが、ここはもっと練られたポイントだと思う。どうせパオには不意でしばかれるし臆病だと微妙にアマガや炎ポンに火力足りないしで正直控えめで調整考えるべきだとは思う。でも変える勇気も出なかった。カイリューが頑張る試合が圧倒的に多かったので選出率は結構低い(選出率4位)。

テツノカイナ@オボンのみ

特性:クォークチャージ テラスタイプ:水

ドレインパンチ/ワイルドボルト/じしん/ボルトチェンジ

231(12)-211(252+)-159(244)-70-88-54(S個体値13下降補正)

偉すぎポケモン、多分選出率3位。対ウーラ性能が水悪両方高い。持ち物は最初はゴツメで使ってみたがパングロも多いので体力管理のしやすいオボンに変更したらかなり使いやすかった。ウーラには剣舞積まれようが毒テラされようが勝てるし、スケショカイリューやトドロクツキなどとも殴り合って勝ってくれた。当たり前だがDには一切振ってないので特殊方面はぺラい。チョッキ型を使ったことがある人はそのギャップに驚くだろう。一応ブーストツツミ程度なら勝てる。ランド引きに何もできないので冷パンも欲しいが、対ウーラを考えると抜ける技がない。ランドには勇気の釣り出しを要求される。素早さは無振り35族(キョジオーン・ヘイラッシャ)抜かれ調整で、しおづけやあくびを後攻ボルチェンで抜けてカイリューやハバカミを対面させられる。活躍するシーンは多かったのでこの構成・調整に関して後悔はないが、現環境で自らガチグマの下を取りに行ってしまうのは明確に弱いポイント。上からドレパン打てたら勝ってる試合はもちろんある。

ミミッキュ@いのちのたま

特性:ばけのかわ テラスタイプ:ゴースト

シャドークロー/じゃれつく/ウッドハンマー/かげうち

131(4)-142(252)-100-×-125-162(252+)

こいついつもミミッキュ使ってんな。はい、今回もミミッキュです。対面構築にはとりあえず入れとけ感は正直ある。ハバカミとタイプ丸被りだがさすがに役割が違いすぎるので共存可能。今回も襷に頼らない(ステロでつぶされない)行動保証を評価しストッパーとしての採用。というか主にイダイトウ用。ステロのない構築なのもあって、消耗した後に出てくるイダイトウが止まらないので選出率は低いがパーティにいてもらった。ウドハンは中盤に当たった水テラスカーフクイタンを止められなかったから入れたが以降当たらなかった。というか終盤全然イダイトウいなかった。正直もっとこの環境に適した奴はいたと思う。選出率5位。

ドオー@おんみつマント

特性:てんねん テラスタイプ:みず

じしん/どくどく/のろい/じこさいせい

237(252)-95-123(252+)-×-121(4)-40

今回の迷走枠、ほとんど出してない。中盤に当たった毒びし+キョジオーンみたいなのがキツいと感じたので投入した。しかし投入後あまり当たることもなく、キョジオ単体ならカイリューハバカミがゴリ押してくれたので出番もなかった。数えるほどしか出していないが一応出した試合は勝ってはいる。他に入れるポケモンも思いつかないし、毒びしへの選出抑制にはなるかなと思って最後までパーティに入れてはいた。でも毒びし単体ならカイリューがどうとでもするんだよな……。貯水警戒で水ウーラが出てこなくなったら困るなと入れた後思ったがバンバン出されたので問題なかった。

選出

基本選出は初手岩ポン+カイリュー@1
ウーラがいたらカイナ確定でその他物理で止めたい奴がいるときもカイナ
岩ポンカイリューカイナが一番した選出。
特殊打点も欲しいけどカイリューも外せないときはカイリューハバカミ両選出でクッション0のゴリ押しする。
カイリューが流石に無理そうというときなどには初手岩ポン+ハバカミ@1
後はイダイトウ他ミミッキュで止めたいときには@1にミミッキュ、ドオーはよっぽど活躍しそうな時だけ@1で出す。

反省・感想

今回は岩ポンカイリューカイナ、という非常に強い"軸”にたどり着けたことが大きかった。この選出がめちゃめちゃ強くてポケモンたちにキャリーしてもらったような感覚です。しかし軸が強いがゆえに、取り巻きをうまく組めなかったのは大きな反省ポイント。強力な基本選出のある構築記事でも読んで勉強するか……。全体的な運は正直かなり良かったと思います。もちろん運負け怯み負け氷負けはありましたが、それ以上にポケモンたちが頑張ってくれました。岩ポンとか最終日ウィップ外してない気がする、偉すぎ。基本選出がウィップ以外命中安定ばかりだったのは精神衛生上とてもよく、安定感がありました。そこはこの構築の評価ポイントだと思います。

では最後に、ここまで読んでくださった方と、普段Twitter(X)でいいねを送って下さる方々(もめんch凸配信後増えました)に心からの感謝を。


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